2012/08/12
Il viaggio di Sardegna ’11 -36-

2011年サルデーニャ州の旅話、6日目の9月8日、
アルブスでナイフ博物館を見学した後、Barumini バルミニへ向かいます。
世界遺産、ヌラーゲを尋ねに。
前回のお話は、こちら
アルブスを出てから40分。バルミニに近づくにつれ、風景が変わってきます。
 
小さな村を抜け、
向こうに玄武岩 (火山岩の一種) の卓上地、
Giara di Gesturi ジャラ・ディ・ジェストゥリ、が見えてくれば、
たぶんすぐそこ。
これか? と思ってたら、
やっと、Barumini バルミニの町に入りました。
到着です。
チケットを買ったら、ちょうど2時のスタート。
伊語か英語のガイドつきで1時間の見学です。
この道の先が、
1997年、世界遺産に認定された、
ヌラーゲの集落、“ Su Nuraxi ス・ヌラージ ”です。
小さく見えますけど、近づくとかなりのスケールを感じます。
一つ一つの大きい岩が積み上げられています。
紀元前13世紀から15世紀にかけて造られたこのヌラーゲは、
中でも最も古い遺跡で、保存状態がいいそうです。

ヌラーゲとは、大きな石を円錐台の塔に積み上げ造られた、
サルデーニャに見られる、先史時代の建造物のことです。
現在も島の中で、大小合わせて、7000は残っているので、
車中から、野ざらしでポツンと建ってる、
小さなヌラーゲをいくつか見かけました。

中央の塔の跡は、かなりその当時を偲ばせる程度に残っていて、
なんとなくしか解からないイタリア語でも、
なんとなく感じることができました。
感じのいいガイドさんでゆっくり喋ってくれていました。
上から見下ろすと、さっき、説明してくれた、
その回りの集落の跡地が綺麗に見れて面白かったです。
想像のつかない時代に、計算された住居。
神秘的でした。
一人、10ユーロ。
なにもないこの平原に、ポツンと建っているス。ヌラージ。
遺跡好きな方、必見です!
ぜひ、次もお楽しみに!

クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!

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