2013/08/11
Il viaggio di UMBRIA ’12 -extra02-



Civita di Bagnoregio
チヴィタ・ディ・バニョレッジォ
2500年以上前、エトルリア人によって造られた町。
地震や長年の風化で地面が侵食され、多くの建物が崩壊し、
今では、まるで「 陸の孤島 」のように、
谷間に巨大な岩がぽつりと残されたように聳え立つ廃村。
別名「 Il paese che muore 死に行く町 」

今日は、2012年9月ウンブリアの旅、番外編−2−を
お送りいたします。
前回のお話はこちら
今日9月15日、ウンブリアの旅5日目は、
オルヴィエートから北東のアッシジに移動。その前に、ラツィオ州に寄ります。
チヴィタ・ディ・バニョレッジォに行く為に。
オルヴィエートを離れ、遠くから再び眺める、
オルヴィエートの丘は快晴の空に包まれていました。
午前9時。今日は本当に久しぶりの青空で、
標高400m〜600mの山の中はブドウ畑が広がり、
途中、Lago di Bolsena ボルセーナ湖、をちらっと見ることもでき、
ドライブ日和でした。
そして、オルヴィエートから車で40分。
チヴィタ・ディ・バニョレッジォの入り口に到着しました。
最初の写真、実は前日、オルヴィエート入りする前に、
一度立ち寄った時に撮影したもの。
雨と風の中、高台から撮ったものなので、
薄暗い雰囲気が冒頭のコメントにぴったりの1枚となりましたが、
青空の中だと、こちら、
まるで‘天空の城’のように見えてくる、
幻想的な雰囲気に包まれる町となります。
橋を渡りきると、唯一、残っている門が出迎えてくれます。
Piazza duomo vecchio ドゥオーモ・ヴェッキオ広場。
噂どおり、たくさんの猫がいました。
今日は土曜日。
町の中はとても静かです。
冒頭で廃村と書きましたが、
20人くらい? ここで暮らす人たちがいます。
家々には、花が咲き、中世の雰囲気が残ってて、
とても綺麗です。
食事ができる店や、お土産屋さんもあります。
チヴィタ・ディ・ヴァニョレッジォ
ローマからでも1時間ちょっとで来れるみたいです。
オルヴィエートから近く、バスも出ているので、
ぜひ、訪れてみてください。
あっという間に廻れてしまうくらい小さな町ですが、
ほんのひと時、イタリアを飛び越えて、
空の中の中世のお城にタイムスリップしたかのような、
気分になれる場所です。
昔は、陸続きだっただろう隣の町が遠くに。
そして、1965年に立て替えられた橋。
逆から見ると、とても長く感じます。
現実に戻らされる。。。
現在は、車やバイクが通れますが、
昔は、ロバや馬が使われていたんですね。
白黒のポストカードは、
もう一つの、別名「 滅び行く町 」そのもの。
歴史を垣間見せてくれます。
「 ホタルノヒカリ 」でロケ地にもなりました。クッチーナのトイレでは、ロケ地待ちしております。
次回もお楽しみに!!!

クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!

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