2014/02/15
Il viaggio di MARCHE ’13 -9-

2013年のマルケの旅の続きです。
前回までのお話はこちらへ。
Loreto ロレートの後は、
Civitanova marche
チヴィタノーヴァ・マルケへ。
小さな町なので地図もなく、
目指すリストランテは‘海沿い’と、
‘チヴィタノーヴァ駅から1キロ’の情報だけ。
世界中で優秀なビーチリゾートに贈られる、
「ブルーフラッグ」に認定されている、
チヴィタノーヴァの美しい海岸線は、
8キロにも及ぶんだそう。その中でも、ホテルやリストランテ、
別荘などが立ち並ぶ、マッテオッティ通りや、
その先のノヴェンブレ通りは、
歩行者・自転車用の道もある一方通行で、
かなり長く続きます。
店に到着です!
しかし、ここまでが長かった。
国道からチェントロに入るのに、
通り過ぎUターンしたり、
路上の駐車スペースがいっぱいで、
この長い海岸線の終わりから、
また国道に出てぐるぅ〜と、
なんやかんやと2度も旋回したり。
ロレートに急に立ち寄った以上に、
遅いお昼になってしまいました。
「 Ristolante Gabbiano
  リストランテ・ガッビアーノ 」
ホテルも経営しているので、
お客さんはいっぱいです。
もちろん、地元の人も。
テラスでいただきました。
突き出しにイワシのバルサミコかけ
ボイルされたイワシはふっくらして、
優しい味加減。
そして、バルサミコの甘みが絶妙に合います。
Molluschi gratinati
貝のパン粉焼き

Cozze ムール貝、Cannelli マテ貝、
Capesante ホタテ貝に、
2枚貝のFasolari まつやまわすれ貝。
まつやまわすれ貝、初めて聞きました。
パセリたっぷりのパン粉、
香ばしくて美味しかったです。
Tagliorini alla marinara
自家製タリオリーニ、マリナーラ風

この店の看板メニューと紹介されていた、
アサリやイカ、魚などのラグーソース。
魚介の出汁がよぉく出ていて、
これも美味しい!
Brodetto con polenta
ブロデット、ポレンタ添え

マルケ名物中の名物、ブロデットです。
漁師料理で、トマト風味の魚介のスープ。
ムール貝、アサリ、スカンピ、
シャコエビ、小蟹、イカ、
魚がアンコーナの市場で見たような、
メルルーサやヒラメ系から、
ヒメジなどの小魚系で、
4〜5種類はあったでしょう。

180キロに及びマルケの海岸線。町ごとに特徴があると言われますが、ここマチェラータ県のチヴィタノーヴァは、ここから近いアンコーナのブロデット(13種類の魚が入る)に似ているのかも。

前日に食べた魚介料理は、胃を壊したほど、
どれも塩気が強いものばかりでした。
が、ここはちょうどいい塩梅で、
魚の骨にも負けず、綺麗に頂きました。
そして、トウモロコシ生産の多いここでは、ブロデットと共に味わうポレンタです。
美味しい料理の後は、
ドルチェも欲しくなる。
チョコレート、メレンゲ、カスタード、
そしてフルーツ。
イタリアらしいデザートです。
ロレートで美しい教会を見た後、
美味しいものを頂けた、チヴィタノーヴァ。シーズンもオフになり、静かな海岸。
私たちには、ちょうどいい気持ちよさです。
大満足で、次の町アスコリ・ピチェーノへ
Andiamo!!!
暗くなる前に着かないと!
きっと、また一方通行の町に
悩まされるでしょうから?!
クッチーナのH.Pはこちらへどうぞ!

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