2014/04/16
La cucina Veneta

ヴェネト州の郷土料理から、
今日はプリモのご紹介。
何と言っても、ヴェネトはお米料理の多いところ。
それは、
イタリア最大のポー川が流れている、
ヴェネトの南地方に、
平野が広がる稲作地帯だから。
それと、
昔、ヴェネツィア共和国として、
勢力が大きかった時代、
そのポー川の流れる、
イタリア最大の米作地帯ピエモンテまでを、
支配していた名残りとも言われています。
リゾット春の名物、3種類。
なんといっても、
ヴェネツィア名物、
イカスミのリゾット。
なんといっても、
ヴェネトの特産野菜、
ラディッキオ・ロッソ(赤チコリ)のリゾット。
ワトム農園産は(残念ながら)終わったので、
ヴェネト産をお楽しみいただいてます。
タルディーヴォ(右)、プレコーチェ(手前)
カステルフランコ(左)
これが、また、火を通すと、
野菜の苦みが増し、
さらに赤ワイン風味なので、
まさに大人の味。
そして、やっぱり、ホワイトアスパラ!
前回、ご紹介した通り、
アスパラ独特の香り、歯応え、
甘さと苦みを楽しめます。
クリーム仕立てで、まさに春の味。
逆に、
名物パスタの種類は少ないけれど、ここ(ヴェネト)でしか味わえないものばかり。
見た目、
まるで讃岐うどんのような、
ティラーケ
卵白入りの真っ白なパスタに、
真っ白なアスパラガスを。
それは、玉ねぎの甘みが加わり、
アスパラからとったブイヨンも加わった、
クリームソースにて。
そして、ビゴリです。
今回は全粒粉入りの生地。
まずは、イン・サルサ。
パドヴァ生まれと伝わるこのソースは、
玉ねぎの甘みとアンチョビの塩味が
きいたオイルの風味で。
シンプルながらも、ガツンとくる一皿です。
そして、やっぱり鴨でしょう!
全粒粉入りの茶色いパスタに、
茶色のソースで、
色合いは地味ながらも、力強い一皿です。
そして、カッソピーパ=魚介のソース。
と3種類をご用意しております。
貧しい人たちの家庭の料理と、
貴族の洗練された料理が、
共に伝わる、ヴェネトの料理です。
どうぞ、お楽しみください!!!


クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!

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