2014/07/16
Il viaggio di MARCHE ’13 -20-

2013年のマルケの旅話、
ウルビーノ2日目。
前回の話はこちらへ。
午前中は、前回ご紹介した、
ドゥカーレ宮殿とドゥオーモを見学。
そして、お昼ご飯。
煉瓦作りの家が立ち並ぶ、
細い路地を入ったところ。
『 Ristorante Vecchia Urbino
リストランテ・ヴェッキア・ウルビーノ 』

です。
このリストランテ、素材ごとに分かれて書かれた、
メニューとなってます。
‛Verdure 野菜’のメニューから、
Insalata di Finocchio e pomodorini
フィノッキオとトマトのサラダ

と、
Carpaccio di zicchine
ズッキーニのカルパッチョ
を。
いつも、ワトムさんから、
「 うちのズッキーニは、
  路地物と違って、
  生食も美味しいよ!」
と勧められますが、
イタリアで初めて頂きます。
粗塩に、松の実、クルトンがのって、
オリーヴオイルとバルサミコ風味にて。
フィノッキオ(フェンネル)とトマトのサラダにしても、
本当にシンプルな料理です。
‛Porcini ポルチーニ’のメニューから。
Risotto di funghi porcini
ポルチーニ茸のリゾット

イタリアで数多くポルチーニのリゾットを
食べていますが、
ニンジン(他の食材)が入ってるのを、
初めて見ました。
野菜が豊富なマルケならでは?!
‛Carne お肉’のメニューから。Vincisgrassi
ヴィンチスグラッシ

マルケの名物パスタです。
ソースにお肉が使われています。
お店によって、
お肉の種類も、層の数も様々。
(マチェラータでは4〜50層でした)
それでも、繊細な生地にはかわりません。
上品で優しいお味です。

ラザーニャの原型ともいわれる
ヴィンチスグラッシ
もともとは18世紀に、貴族料理として、マチェラータ出身シェフ‘アントニオ・ネッビア’によって生まれた、ベシャメルソースを使ったプリンチスグラスがルーツと云われます。
または、1799年ナポレオン戦争の時、アンコーナに駐屯していたオーストリア軍のヴィンディッシュ・グレーツ将校が、この料理を大変気に入り毎日のように食べていたところから、彼の名前が訛って付いたとも云われます。
いつしか、その美味しさは農民にへと伝わり、気軽なトマトソースが使われるようになったんだとか。

1985年創業のヴェッキア・ウルビーノ。
‛古いウルビーノの家’を
意味しているかのように、
煉瓦作りの古いお家。
この日は、
奥の席は閉められ、
とても静かなお昼でしたが、
ライトが灯されると、
それは素敵なお部屋になるようです。
さて、ぶらっとメイン通りを。マルケ産のチーズにサラミ、
生ハム、トリュフ、など、
市場が開かれていた、
サン・フランチェスコ広場。
広場から目の前のデグスタチオーネも出来る
(いろんなワインをグラスで楽しみながら、軽く食べる)
小さな食材屋さんを巡り、

紫がラクリマ、
青がモレッタ、
赤がヴィショラ、
黄がヴェルディッキオと、
マルケの名物ワインの葡萄を使った、
チョコレートを発見!
こんな出会いもありながらの、
温かい地元の人たちと
交流できた楽しい時間でした。
次回もぜひ、お楽しみください!!!
クッチーナのH.Pはこちらへどうぞ!

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