Friuli=Venezia-Giulia -04-
2015/04/01
イタリアの旅話の続きは、
フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の
ウーディネから。
前回はこちら
州都トリエステの次に大きな都市。
「 ウディネーゼ 」、
サッカークラブもあるところ。
駅から近いホテルは、
ぐるりと道に囲まれた旧市街地の中。
小さな街ながら、
歴史がしっかり刻まれた、美しい街。
サン・フランチェスコ教会。
13世紀に建てられたもの。
今は美術館として、
展覧会があるときだけ開くそう。
夕暮れが似合う教会です。
こちらも13世紀に建てられた、
ロマネスク・ゴシック様式の
サンタ・マリア・マッジョーレ。
大聖堂。
そして、旧市街地の中心にあるリベルタ広場。ここは、ヴェネツィアの影響を色濃く残す空間。
ルネッサンス風のサン・ジョヴァンニの柱廊。
2人のムーア人の像が時を告げる時計塔。
手前の柱の上の翼を持ったライオン像。
まさしく、
ヴェネツィアのサン・マルコ広場のよう。
そこかしこに、ヴェネツィアを感じさせる、
フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州。
このウーディネも、
15世紀からヴェネツィア共和国に支配され、
長い歴史を刻んできたから。
その反対側には、もう一つ、
パラッツォ・デル・コムーネ、
ここも15世紀に建てれた、市庁舎。
外観が無いので残念ですが、
綺麗な色の大理石が敷き詰められ、
優雅な雰囲気を持っています
2枚の絵画も飾られて。
さて、ザン・ジョヴァンニ柱廊に戻って、左側へ。
アンドレア・パッラーディオが設計した、
ボッラーニ・アーチをくぐり、
坂道を上ります。
そこは丘の上。ヴェネツィアの支配者たちが、
使っていたお城があります。
1511年に地震に合い、
16世紀半ばに建てなおされたもの。
今は古典美術館となっており、
カラヴァッジョやカルパッチオ、
ヴェネツィア生まれのティエポロなどの、
素晴らしい作品が数多くあります。
外観からは想像できない、
美しさでした。
「 ウーディネは観光客の群がる場所ではないが、
  活動的な文化の香り豊かな町だ。
  ちゃんとした博物館や美術館、
  写真写りのよいルネッサンス様式の建築物があり、
  誰でも1日や2日は楽しめる。」
そんな風に表現してあったあるガイドブック。
まさにその言葉通りの印象を受けました。

番外編。丘の上の城の前の広場。ここから街を見渡し、写真を撮っていると、あれっ? 隣に、オーナーと全く同じ帽子を被ったイタリア人が…。?!。ここへ来る直前に、ウピム(イタリアのあちこちにある小さなデパート)で、買ったばかりの帽子。。。いくらなんでもこんな所で一緒になるなんて。彼らは気がつくはずもなく、私達でかなりウケていたエピソードです。そしてタンポポ。この綿毛、まるで雪のように、街中に降りまくっていたんです。本当に。これが鼻からも目からも入って、くしゃみが止まらない…。こんなポスターも見つけちゃいました。


恒例の食前酒‘プロセッコ’は、
マッテオッティ広場にて。
次は、名物料理をご紹介します。
どうぞ、次回もお楽しみに!!!
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