Abruzzo & molise -04-
2016/10/03
‐モリーゼ州カンポバッソ 街歩き、そのニ‐。
前回に引き続き、旧市街地観光、
今度は、チッタ・ヴェッキア、
丘の斜面に広がる歴史的地区を
ご案内します。

旧市街地を高さごとに色で区分けされ、
観光地や、飲食店が紹介されている、
町の看板です。

歴史的地域に一歩入ると、
もうそこは上り坂。
オレンジ色にさしかかったところに、
静かに佇む小さな教会がありました。14世紀の扉口を構えた、
ロマネスク様式のファサード。
起源は13世紀とされる、
サン・レオナルド教会です。
この先を進むと、昔ながらの家が立ち並び、
階段状の路地や道が
無秩序にあちこちと続く、
迷路のような空間。

少しずつ、高台に。教会のような一軒のお家。
ここ、階段に挟まれるように建っているんです。
ここだけ時が止まっているような、
とても素敵な雰囲気がありました。

綺麗な建物もありました。、ムゼオ・サンニティコ博物館。
18世紀の建物で、
古くは、“Palazzo Mazzarotta”だったところ。
ふだんは、地元の遺跡からの出土品などが、
展示されているようです。
ぶらぶら歩いてると、頂上に近づいてきました。ふと振り返ると、
さっきより空が近くに。
テルツァノ塔が見えてきました。
そして、サン・バルトロメオ教会。
14世紀のロマネスコ様式で、
リュネット(ドアの上の半円)に
浮き彫りが施されているのが特徴みたいです。

道なりに坂を進めば、サン・バルトロメオ教会の鐘楼。
ここまで来たら、
景色もまた一段と眺めよく、
ケ・ベッラ・パノラマ!、です。

次は、町で最古だという12世紀建造の
サン・ジョルジョ・マルティーレ教会が
ありました。
そして、頂上です。
大きな広場を挟んで、1277年に創建された、
マドンナ(サンタ・マリア)・デル・モンテ聖堂。

正面のフレスコ画に、
大きなプレゼピオが飾られた、
とても素敵な教会でした。

そして、聖堂の前にある、モンフォルテ城です。
起源はラルゴバルド時代とされていますが、
1450〜60に再建されているようです。
入口を入ると、中庭になっていて、
建物の一部には、
戦没者記念堂となっています。

屋上にも上がれます。

町を360℃見渡せる、
絶景の場所でした。

モンフォルテ城からはもう一つの道、
並木道を歩いてサン・ジョルジョ教会の前に、
戻ってきました。
帰り道、博物館から、
アコーディオンの音が。地元の人達と一緒に、
しばし聞きいっておりました。
アコーディオンの生音は、
初めての体験です。
カンポバッソ生まれ、28歳の
レオナルド・プレツィオーゾさんの、
素敵な演奏会でした。
Era molto bravo!
次回は、
カンポバッソの美味しいお店をご紹介します!
お楽しみに〜!!!


クッチーナのH.Pはこちらへどうぞ!!

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