Abruzzo & molise -32-
2017/05/14
‐ラクイラ その8‐。
『 スピエディーノ 』
前回はこちら
ラクイラに来たなら、
食べたかったのが、
スピエディーニ=串焼き料理。
それは、ここでは、
‘アッロスティチーニ’と呼ばれる、
“羊肉の炭焼き”料理なのです。
その専門店、アッロスティチーニ「ディヴィニ」。

スペイン城塞前から、
カステッロ門に向かった、
カステッロ通り。
料理教室に行く時に、
偶然見つけたお店でした。

串は、1本につきいくら。
こんな可愛い壺に
入ってやってきます。
私達が注文したのは、
4種類を5本ずつ。
それぞれ、紙の袋に分かれています。

そして、ヴェジタリアーノ。
モッツァレッラ、トマト、ズッキーニの串焼きも。

羊は、フィレ肉にレバー、辛みのついたレバー。
白いのは鶏肉。
小さなテーブルには、他にも、サフラン風味の
ズッキーニのトリフォラートや、

パルミジャーノがかかったサラダ、
そして、
地元産ペコリーノとテレッビアーノの
白ワイン、1㍑のカラフェものり、
一杯一杯。
最後の夜も重なり、
テンションも一杯一杯。

更に追加。
もう肉がジューシーで、
炭の香りいっぱい。
焼き鳥なれしてる日本人には、
また違う楽しさがありました。
そんな盛り上がりの中、
ふと気がつけば、店内は満席で、
友達同士、カップル、
団体の家族で、一杯一杯。
さすが、日曜の夜。
そして、何回も壺が運ばれていき、
どのテーブルも大盛り上がりなのでした。
このアッロスティチーニは、
屋台でも売ってたり、
7月にはお祭りもあるほど、
町の名物なんです。
ディヴィニさんのメッセージには、アブルッツォの誇りである、
この伝統料理アッロスティチーニを
広めたいと書かれているようです。
(ディヴィニさんのFBもどうぞ。)
時は10時。
日曜の10時です。
福井なら静かです。
なのに、ここでは、
まだまだ眠りを知らない町の人々が、
楽しんでいます。
次回は、‛いよいよ’最終回。
ぜひ、見てください!



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