Sicilia-est -06-
2017/08/03
‐リパリ島 その2‐。
『 旧市街地 』

旧市街地、リパリ地区。
前回は、こちら

ホテルは、街の中心、
ヴィットリオ・エマヌエーレ通り。
ルンガ港とコルタ港のちょうど中間。

この辺りには、
お土産屋、食材屋、バールなどが、
軒を連ねています。

ここは、小さな八百屋さん。
まさにシチリアはフルーツ王国。
ペスカ(モモ)にペスケ・ノーチ(ネクタリン)、
レモンに、オレンジ。
そして、キーウィ、メロン、バナナまで。
ちょうど旬のベリー系もこんなに。

イタリア人も大好きなスイカです。

可愛いトラックの野菜販売も
ありました。

ここの軒先では、
島名物のケッパーや、
セミドライトマト、
オレガノなどの乾燥ハーブがいろいろと、
売られています。

こちらは、小さな魚屋さん。

プレーゴ!プレーゴ!と、
自慢の魚を写真に撮ってくれと
言わんばかりに、店の中へ。

魚の車販売もありました。
ここで捌いてもくれるようです。
福井でも、昔は魚売りの車が
よく走ってました。
それにしても、身がぷっくりとした、
美味しそうなイカでした。
リゾート地のメイン通りと言っても、
住人が普通にお買い物する場所であり、
リゾート化しすぎず、生活感が溢れています。
私達のホテル同様、
キッチン付きホテルがたくさんあるので、
レストランに行くもよし、
現地の旬の食材で料理するもよし。
ヴァカンスに来るなら、
同じ海の町でも、
リパリみたいな落ち着いた島がおすすめです。
さて、朝食前の静かな時間に散歩を。
一本、裏の道に入って、のどかな住宅街の中へ。
そこで、見かけたことのない、
紫色の背の高い花の木を
見つけました。

シチリアのこの時期(5月〜6月)に咲く花だそうで、
そういえば?!
2年前のパレルモでも見かけてました。、バスの中だったので、
ちょうど花目線。
日本では紫雲木と呼ばれる、
“ジャラカンダ”という花が、
綺麗に咲いていました。

シチリアといえば、
これからよく見かけるのが、
ブーゲンビリアです。風の神`アイオロス’が描かれた、
壁画と共に。
アイオロスの他にも、
たくさんのギリシャ神話の神々が
いますが、テラコッタとなって、
売られているのもシチリアの風物。

イタリア語で、アイオロスは`エオロ’。
彫りのいい“エオロ”のテラコッタが、
ありました。
これはいいと、
店主さんに尋ねましたが、非売品。
この後も、こんなエオロを見つけることは、
できませんでした。残念。

街の散策、まだまだ続きます。
お楽しみに!


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