Calabria -13-
2019/04/19
『 シッラ 番外編 』
-シッラの手前、バニャーラ・カラブラの巻-

レッジョ・カラブリア県の
古い漁師町‘シッラ’。

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カラブリア2日目、
カッリポを訪れた後に、
州を南下し訪れるシッラ。

前回はこちら

その前に、ちょっと寄り道。
それは、国道18号線を走る最中に通る、
バニャーラ・カラブラという、
小さな海の町。
ここでは車を降りていませんが、
お届けしたい風景がたくさん
あったので、ご紹介します。
まずは、エリさんおすすめの場所から、
バニャーラ・カラブラを見下ろして。
「 コスタ・ヴィオラ 」=スミレ色の海岸、
と呼ばれる美し〜い自慢の海に面した、
小さな漁村。
その先に目を向ければ、
カラブリア州が続き、
その奥に(薄く見える陸)、
シチリアのペローロ岬までが
見えてくる。
・・・絶景です。
そして、街を囲むように広がる緑。
上段の方の列に並んでいるところが、
ここ特産の‘ズィビッボ’と呼ばれる
甘口デザートワインになるブドウの畑。
そして、下の方へ行くと、
レモンなどが作られているという。
昔は、リンゴの産地としても、
有名だったんだとか。
リンゴといえば、北地方のイメージが
強いけれども、
カラブリアは南でも、
山があり、雪も降る。
美味しいリンゴに出会えるようです。
ここは、「 クンダリ 」という、
パスティッチェリア。
残念ながらこの日は休みでしたが。
バニャーラは、
トッローネでも有名らしく、
ここクンダリのオーナーは、
トッローネ協会の会長でもあり、
ここのトッローネ、
いつか食べてみたい。

お次は、篭を持ち歩くおじいちゃん。
中に入っているのは“ポルチーニ茸”。
すぐ裏には、アスプロモンテという
山が聳えていますから、
ポルチーニも当たり前なのです。
(カラブリア産のポルチーニ、
 私たちも毎年ご紹介している
 食材です。詳しくはこちら。)

水道橋だった、カラヴィッラ橋。

1908年の地震を
生き延びたという、
カルミネ信心会教会。

アラゴン時代の塔や、
ノルマン時代の遺跡など、
南イタリアの歴史が垣間見れる、
見どころ満載のバニャーラ・カラブラです。

そして、シッラに向かう国道と沿うように、
列車が海岸線を走る。

それから、ちょっと嬉しかったのが、
カジキ漁の船
見れたこと。

次回こそ、
可愛い村‘シッラ’です。
ぜひ、お楽しみに〜‼‼‼

も宜しく。
クッチーナのアラカルトメニューはこちらへどうぞ!

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