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'12 ウンブリア州の旅 -20-
2013/07/31
Il viaggio di UMBRIA '12 -20-



「 2012年9月10日〜18日のウンブリアの旅 」。
4日目の9月14日、オルヴィエートの夕食です。

前回のお話はこちら


ホテルから程近いトラットリアへ。


「 Trattoria tipica La Palomba 」
トラットリア・ラ・パロンバ。
オルヴィエート在住だった日本人の方が大絶賛していたお店。
この日も一杯でした。さすが、地元でも愛されているトラットリアです。


Bruschetta con tartufo
トリュフのカナッペ


まずは、オリーヴオイルがたっぷりかかった、
こんがり焼かれたパンが、運ばれてきます。


そして目の前で、トリュフをスライサーで、
シャシャシャシャシャシャシャシャ〜と、
た〜っぷりかけてくれました。


Umbrichelli al tartufo
ウンブリケッリ、トリュフソース


お昼に引き続き、オルヴィエートの名物パスタをもう一度。
ここの名物、トリュフのソースで。
もちろん、目の前でシャシャシャシャ〜。


Tagliatelle al funghi porcini
タリアテッレ、ポルチーニ茸のソース


ウンブリアで初ポルチーニ。秋の味覚です。


Frittata al tartufo
黒トリュフのオムレツ


今日は、トリュフ三昧!
3回目の目の前の、名物‘トリュフかけ’です。


Bocconcini di cinghiale alla palomba
パロンバ風いのししのボッコンチーニ


一口大の大きさに切られたいのししの煮込み料理です。
これも、パロンバさんのおすすめメニューです。
かなりしっかりした味つけでした。



以上、
オルヴィエート在住だった方の大絶賛のお店でした。
この方のHPでは、パロンバが1番で、
(お昼に食べた店)ペルゴラが2番、とまで、
書かれていました。
それに、パロンバさんのメニューには、
日本語メニューのページもあって、
この方のコメントが添えられているくらい…。

かなりの日本びいきのお店だと思います。
でも、この日も、日本人の方が私たち以外にもいらっしゃいましたが、
他の店に比べると、そんなに愛想よくはみえなかったなぁ…。

そして、私たちがびっくりしたのが、
冷凍の黒トリュフをそのまま削ってたことです。
そういえば、シャッ、シャッ、シャッも硬そうな音?! でした。
たっくさん削りかけてくれて、喜んで運んだ口の中では、
トリュフが冷たいまま、というか、
シャリシャリの食感だったんです。。。


地元の郷土料理と、ジビエ料理を得意とする、
パロンバ=山鳩という名のトラットリアでした。


あ・し・たは、やっと快晴の日。
オルヴィエートから不思議なところへ行ってきまぁす!

お楽しみに!!!




クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!
'12 ウンブリアの旅 : comments (3) : trackback (x)
'12 ウンブリア州の旅 -19-
2013/07/27
Il viaggio di UMBRIA '12 -19-



2ヶ月ぶりの旅話、
「 2012年9月10日〜18日のウンブリアの旅 」再開します。
懲りずにどうぞ、見てくださいね。


旅は、4日目の9月14日。
オルヴィエートにきています。

前回のお話はこちら


昼食の後、街の観光を。
地図では、ちょうど真ん中の南側。
Piazza Duomo ドゥオモ広場に向かいます。


ここVia maitani マイターニ通りから、
見え始めた大聖堂の真正面です。
曇り空でも、ファサードが金色に光って見えて、
期待感が高まる瞬間でした。



イタリアを代表するゴシック建築、
オルヴィエートのDuomo 大聖堂です。
オルヴィエートに来たら、真っ先に見たかった大聖堂です。

豪華なファサードです。
一番上の「 マリアの戴冠 」をはじめ、
中央の「 マリアの被昇天 」、ほか、
モザイク画はかなりの迫力を感じます。

美しいバラ窓に、大理石の彫刻の数々。
マイターニという建築家によって、
浮き彫りに施された柱。
さっきの通りの名前は、この方だったんですね。


もともと教会が建っていたここに、
『ボルセーナの奇跡』を記念するために、
建設が始められたという1290年。
1263年頃の話、ボルセーナというオルヴィエートの近くの町で、ある教会のミサの最中に、パンからキリストの血が滴りはじめ、聖餐布を血に染め始めたという・・・。
この奇跡を聞いた、当時オルヴィエートに滞在していた教皇ウルバヌス4世の命で、この聖なる麻布はオルヴィエートに移され、この遺品を収めるべく大聖堂の建設が着手された。というのが『 ボルセーナの奇跡 』です。

ロマネスク様式で始まった建築は、
のちにゴシック様式と変わり、
300年もの月日がかかったそうです。

これだけでも、かなりの威厳を感じるファサードですが、
晴天の中だったら、、、モザイク画の金箔は、
どんなに光り輝いていることでしょう・・・。


さて、このドゥオーモ、2年前から拝観料が有料になったということで、
入り口で、7ユーロのチケットを買いました。


それは、18番のドゥオーモに、
20番の Museo dell'Opera del Duomo ドゥオーモ付属博物館と、
21番の Palazzo dei Papi パピィの館(?!)、込みの3ヶ所。
なんですが、
ドゥオーモから出た後は、雨がひどく、
他の建物の写真がなに一つ撮ってなくて、残念でした…。
更に、時間がもうなくなって、他の見どころを見逃してしまい、
オルヴィエートはここだけの観光になってしまいました。

でも、
夜の厳かな雰囲気も味わえたので、
十分です!

次は、オルヴィエート、夕食のお話を。
お楽しみに!!!




クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!
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'12 ウンブリア州の旅 -18-
2013/05/28
Il viaggio di UMBRIA '12 -18-



2012年9月10日〜18日のイタリアの旅。
11日ペルージャ、
12〜13日スポレート、ノルチャ地方を旅し、
そして4日目の今日14日、オルヴィエートにやってきました。

前回のお話はこちら

オルヴィエートは1日だけの滞在。
ホテルに着いたら、即行、昼食を取りに。


ホテル(上の矢印)のあるポポロ広場通りから、
ドゥオーモ(赤色)の近くのVia dei Magoni マゴニ通りへ。

車でホテルを探してる時に、感じてはいたけど、
本当に小さな道があちこちと入り組んでいます。

オルヴィエートも石畳の続く街並。
街中は、今もなお、中世の面影を残していて、
外から見える丘の風景と合わせて、
スポレートとはまた違う…、モンテファルコとはまた違う、
雰囲気を醸し出しています。



マゴニ通りを見つけました。


赤いテントが目印の
「 Trattoria La Pergola トラットリア・ラ・ペルゴラ 」です。


時間は1時。店内はいっぱいで、
私たちの席は奥の庭です。


さて、本日のメニューは。
Antipasto misto con affetati locali
e bruschette
地元産サラミとブルスケッタ入りの前菜盛り合わせ


パンツァネッラ(パンのサラダ)が少しとモッツァレッラチーズに、
5〜6種類のサラミたち。
そして、たっぷりのトマトのせと、
オリーブオイル風味のブルスケッタ。

昨日は、ノルチャでサラミの試食三昧、
今日は、地元のワインと共に。
幸せです。


Verdure alla griglia melanzane peperoni e zucchine
野菜のグリル、茄子、色ピーマンとスッキーニ


コントルノ(付け合せメニュー)から必ず注文する野菜料理、
いつもは生サラダでも、昨日に引き続き、温野菜。
それにしても、イタリアで食べる野菜は味が濃い。


Minestrone di verdure e farro
野菜とスペルト小麦のスープ


朝から雨の今日。外での食事は寒い寒い。
そんな体を温めてくれる熱々のスープです。
具沢山の野菜にウンブリア特産スペルト小麦。
Buonissimo (ブオニッシモ)です。


Ombrichelli alla'amatriciana
オンブリケッリ、アマトリーチェ風


ウンブリア州名物パスタ、ウンブリケッリ、
ウンブリチェッリとも申します。
卵の入っていない生地を手で一本一本伸ばしていくパスタで、
オルヴィエートのあるテルニ県の郷土料理です。

ペルージャで食べたのとは全く違って、
自家製だから、ウンブリケッリの特徴でもある、
麺がでこぼこで、もちもちしたうどんのような食感が。
辛味の強いアマトリーチェ風のソースが絡んで、
ブオニッシモ! 美味しい!

クッチーナの自家製パスタでもご紹介してますが、
このでこぼこの形状は、名前の由来になっている、
Lombrico ロンブリコ、なんと‘ミミズ’からきているとのこと。

次回は思い出しながら、作ろうと思います。
ペルゴラを思い出しながら。。。


そして、もう一品のパスタ。Tagliatelle al ragu di cinghiale
タリアテッレ、イノシシのラグーソース


何かに書いてあった通り、
‘伝統料理ながら、繊細な味付け’で、私たちにピッタリ。
ん〜、これも美味しかったです!


Baccarà in padella con pomodoro e rosmarino
バッカラのトマトとローズマリーの煮込み


海のないウンブリアには、
保存のきくバッカラ=鱈をたっぷりの塩で漬け込んだ干物、
の伝統料理があります。

日本でも棒だらなどで馴染みのある食感ですが、
トマトで煮込んだ風味がとても新鮮でした。
ちょっと、残念なのは、バッカラの塩気がきつかったこと。

でも、そんなことは気にならないくらいに、
ペルゴラはとっても素敵で美味しいお店でした。


最後に、ドルチェ。Pannacotta di frutti di bosco
森の果実のパンナコッタ



寒い体が温まったお昼でした。


次回もぜひ、見てくださいね!!!




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'12 ウンブリア州の旅 -17-
2013/05/18
Il viaggio di UMBRIA '12 -17-



2012年9月14日、ウンブリア州の旅も4日目。
今日はスポレートからオルヴィエートへ移動します。


前回のお話はこちら


朝食で新鮮なフルーツを楽しめた、「 Hotel dei Duchi ホテル・デイ・ドゥッキ 」。
9時前の出発です。

国道で、森の中のスポレートから、


Terni テルニに向かって南下。
そして、Todi トーディへとまた北へ。


9時40分。トーディの町を遠く眺めながら、
この分岐点を南西へと向かいます。


オルヴィエートへと続くこの国道は、
ずっ〜と川沿いを走る道でした。
その川は、ローマまで続いているテヴェレ川。


途中、Lago di Corbara コルバラという細長い湖が広がります。
その湖畔には、ブドウの木。
この辺り、「 オルヴィエート・クラッシコ 」の生産地として、
湖に面する丘にも、ずっ〜とブドウ畑が広がっていました。


そして、湖を通りすぎたところが、
ローマ行きとオルヴィエート行きの分かれ道。
ここからは、後少し。
なんですが、ちょっと、寄り道をした私たちは、
12時ごろ、オルヴィエート近くにやって来ました。

と、誰だったか、「 わぁ〜! あれ見て!」と。
小高い山を下りているころです。
向こうに、見たことのある景色が現れてきました。
Orvieto オルヴィエートです。
本当に、断崖の丘の上に立っている町でした。
ネットでいくらでも見てきましたが、
目の前にすると、やっぱり迫力がありました。

増してや、今日は生憎の雨。
暗い雲に覆われたこの光景は、更に迫力を感じさせてくれます。

さぁ、
もう着いた!、も同然だと思いました。
ウンブリアの中でも特に、
一方通行で大変と言われるオルヴィエートですが、
ところどころ(だけど)、一方通行の印が記されてた、
グーグルマップを印刷して持ってきたし、丘に上がってきてすぐに、
今夜泊まるホテルの看板を見つけたし。

しかし、‘大変’という言葉を肝に銘じて、
ナビと運転に集中。にもかかわらず、
矢印のところから丘を上り、
ローマ門をくぐって丸印のホテルまで、
5分もかからなさそうなところが・・・。

大きなベンツで、一方通行の標識に従い、細い路地の角を、
あっちに曲がり、こっちに曲がり。
うまく近づいてると思ってたのに、
気がついたら、一緒なところを3度目の迂回。。。
やはり、百聞は一験にしかず。のようです。

それでも、そんな正確ではない別の印刷してきた地図と、
通り名を重ね合わせ、どうにか脱出。
30分はかかったホテル探しでした。。。


百聞は一見にしかず。
旅してるからこそ分かることだと、
旅できることに感謝したくなる一瞬です。

ゆるりと進んでいる旅話でしが、
ぜひ、イタリアを少しでも感じていただければと思います!

次回も見てくださいね!!!




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'12 ウンブリアの旅 : comments (0) : trackback (x)
'12 ウンブリア州の旅 -16-
2013/05/07
Il viaggio di UMBRIA '12 -16-



2012年ウンブリア州の旅の続き、スポレート2日目の夜。

前回のお話はこちら


私たちが泊まっていたホテルは、スポレートの東側。
そこから、すぐのリベルタ広場から、
細い路地を少し下りたところにある、
「 Ristorante Apollinare リストランテ・アポリナーレ 」
で、食事をしました。
トラットリアしかなかったスポレートに、
最初にできたリストランテだということです。


それも、‘伝統料理を斬新に見せる。当時では画期的。’と、
古い雑誌に書いてありました。
楽しみです。



stuzzuchino 付き出しです。
ピエモンテの‘トーマ’チーズが出てきました。
トリュフォナータ=トリュフのソースと一緒に。
寒かった1日、温かい一口目はほっとしました。


前菜に、
『 Patata croccante farcita di scamorza affumicata e tartufo 』
 燻製スカモルツァチーズを詰めた、
     パリパリのジャガイモ、トリュフ添え


ジャガイモ自体を工夫してパリパリなのかと思ったら、
そのまま丸1個のジャガイモの周りが、
パイ生地で包まれていて、パリパリ食感でした。

そこにチーズを詰めただけの、
とてもシンプルな料理なのに、とても美味しかったです。


『 Insalata misticanza alla Federico
   con frutta fresca e secca all'aceto di mele
e balsamico caramellato 』

フェデリコ2世風野草サラダ、
    フレッシュと乾燥のフルーツに、リンゴ酢とバルサミコ風味


なぜ、‘フェデリコ2世’風なのかわかりませんが、、、
しっかりとした野菜の味にフルーツの香り、甘み。
そして、オリーヴオイルにバルサミコ風味。
美味しかったです。


プリモから、『 Crema di fave secche con trancio di
trota salmonata e spinaci croccante 』

乾燥そら豆のクリームスープ、
     養殖マスとカリカリほうれん草添え


海のないここウンブリアですが、
トラジメーノ湖があり、川が流れ、
淡水魚は名物の一つ。
そして、そら豆も特産の一つです。
そら豆の風味に、マスの優しい味。
とても美味しく頂きました。


セコンドでは、『 Tagliate di tonno in crosta di pane alle erbe
con insalata di finocchi,pesche e basilico 』

マグロの香草パン粉焼き、
       フィノッキオ、桃とバジルのサラダ添え


海のないウンブリアで、マグロ料理です。
新鮮なマグロは、軽く火を通して中はレア状態。
まわりはパン粉の香ばしさが。
そして、薄くスライスされたフレッシュなフェンネルと、
あのネクタリンみたいな桃の美味しいサラダ。


『 Tagliata di manzo con verdure di stagione 』
牛肉のソテー、季節の野菜添え


お肉料理は、牛・鶏・豚・羊・鴨の5種類。
今、振り返って、アポリナーレのメニューを見てると、
まず、どこどこのとか、産地が書かれていない。
それに、
牛のタリアータ(切ること)、何々の野菜と。
鶏のメダリオーニ(丸めて薄切り)、何々の野菜と。
鴨の胸肉、何々風味。
と、いたってシンプルな書き方。
リストランテでは珍しいです。


そして、『 Dialogo di verdure (assortimento di verdure) 』
野菜の対話(野菜の品揃え)


直訳すると変なメニューですが、
パン粉焼きのズッキーニや茄子、トマトに、
ホウレン草、チコリ、ジャガイモ、フェンネルなどのソテー。
さすが、メイン料理のメニューだけあって、
具沢山の一皿でした。


最後に、『 Mousse al mascarpone con cuore liquido
al cioccolato e crumble al caffè 』

マスカルポーネのムースとコーヒ風味のクランブル、
                  チョコレートのソース


と、食後酒を頂きました。


町の灯りに、ちょっと不思議な青いネオンですが、
店内はとっても落ち着いた雰囲気。
貫禄のあるお店に見えたけど、
‘1991年創業’とHPに書いてありました。
クッチーナとおんなじです。。。

どんな斬新な一皿と思ってきましたが、
料理の見た目もシンプルなアポリナーレ。
でも、
味は全然、単純じゃなく(当たり前だけど)、
一口一口、じっくり味いながら、
ほっこりとできたお店でした。


右には、壁一面に大きな鏡。
夜とは違って、お昼はこんな明るい感じかな。
石造りの建物ってやっぱり素敵です。



とっても、いい思い出ができたスポレートの町でした。
明日から、オルヴィエートです。
また、たくさんのエピソードをお伝えします。
ぜひ、お楽しみに!!!




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'12 ウンブリア州の旅 -15-
2013/04/25
Il viaggio di UMBRIA '12 -15-



2012年ウンブリア州の旅、まだ3日目のお話。
この日も一日、カステッルッチョ、ノルチャ、カッシャと
いい町巡りができ、大満足でスポレートに戻ってきました。
前回のお話はこちら



スポレートは人口4万人の小さな町。といえども、
ノルチャ地方の帰りだと、都会に感じる。。。


この後は、地図なしで町ブラ。





そして見つけた、年期ある八百屋さん。
小さいながらも、生活必需品があって、
手前のショーケースでは、お惣菜や肉製品など、
地元のものが売られている、
福井も少なくなってしまった八百屋さん。
イタリアにも古〜いこんな店、まだあるんです。
それにしても、このお店は、ぎっしり商品が置いてありました。

と、ここで、マダムがお菓子を発見!
「 これ、Panpepato パンペパート?」と、
さすが、ドルチェ好きなマダム、
早速、店番のおじいちゃんに聞いていました。

さて、このパンペパート、どんなお菓子かお伝えする写真を撮ってない。。。
説明すると、
いろんな種類のナッツ、レーズン、砂糖漬けフルーツに、
小麦粉、チョコレート、コーヒー、リキュール、
そして、胡椒、ナツメグ、シナモンなどと、
たっくさんの材料を合わせ、焼き上げ、
最後にチョコレートでコーティングされた、

Pane パーネ‘パン’、Pepato ペパート‘胡椒のきいた’、
胡椒風味のパンと名のついた、ナルニ地方のクリスマス菓子、です。

同じパンと付いてても、パネットーネやパンドーロではなく、
トスカーナのパンフォルテに近い感じ。

時間があったら、ウンブリアの南にあるナルニで、
パンペパートを探しに行きたい、なんて言ってたものの、
結局、時間の関係で寄らず。。。残念でした!


さて、今日は、ここまで。
次は、スポレート料理です。ぜひ、お楽しみに!!!




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'12 ウンブリア州の旅 -14-
2013/04/12
Il viaggio di UMBRIA '12 -14-



2012年ウンブリア州の旅-14-。
前回のお話はこちら
ノルチャでお昼を取った後、スポレートに戻ります。

その前に、折角、ここまで来たからにはと、ノルチャ地方でもう一つの興味ある場所(青)に。


標高653mの丘陵地にある、
聖女リータが眠る町、Cascia カッシャです。
人口3000人ちょっとのカッシャ、
遠くから見ると、小さくまとまった可愛いい町です。

ウンブリアにいる4人の聖人。
‘アッシジの聖フランチェスコ、聖キアラ、
 さっき訪れたノルチャの聖ベネデット’
そして、ここ、カッシャの、
『 万能の聖女 』と呼ばれる、Santa Rita 聖リータ。

丘の高台にはリータさんのミーラが葬られている聖堂と、
40年間、過ごしていたという修道院があり、
年中、たくさんの巡礼者が訪れてくるそうです。


Allora,
私たちが興味あるのは、これ、カッシャのZafferano サフラン。
サフランといえば、サルーデニャが知られていますが、
今は、このカッシャも名産地として、復活しているんです。

昔、1300〜1650年ごろまでは、
この地域、サフラン作りをしていたのだそう。
それが、なぜか途絶えてしまっていたのを、
ある女性が、その史実を知り、今から10年くらい前に、
復活させたというのです。


1gのサフランのために、300個の雌しべ!?
それも、一つ一つ手で雌しべを取り出すという細かい作業。


袋の表紙に表示されている、
zafferano prissimo dell'umbriaのprissimo、プリッシモ。
クロッカスの花の雌しべから、花柱を覗き、
花頭の赤いところだけを残すサフランのことで、
特に高価なのだそう。
 

この辺りは、1980年に地震に合い、
大変だったとも聞きました。
復活した町には、決してビルは建っていません。
そして、決してITではなく、自然の中で、
昔の人が生きる術に培ってきたものが、
復活されています。


10月末に、サフラン祭りが行われるそうです。
5月22日、聖リータの命日(1457年没)もお祭り。
彼女のシンボルであるバラが配られるとか。


ちょうど、訪れた次の日からもお祭りがあるようでした。


昔あった、地域の夏祭り、今でもやってるのかと、
ふと懐かしくなりました。
ちょっと訪れただけのカッシャを振り返るだけで、
たくさんのことを知りました。感じました。
イタリアって面白いです。

また、次回も見てくださいね!!!




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'12 ウンブリア州の旅 -13-
2013/04/04
Il viaggio di UMBRIA '12 -13-



2012年ウンブリア州の旅の続き。
3日目の9月13日木曜日。
ノルチャに来ています。
天気は、雨、気温10℃の寒いお昼時です。
前回のお話はこちらへ。

サン・ベネデット広場から続くこの通り、
ノルチェリア(サラミ類のお店)で買い物のあと、
左の通りにあるリストランテへ。

グロッタ・アズーラ‘青い洞窟’という名のホテル内の、
「 Ristorante Granaro del monte 」
リストランテ・グラナロ・デル・モンテ。

とっても大きなリストランテ。
団体も入っていて、かなり賑やか。
それでも、
地元の食材を使ったこの地方の伝統料理を、
シンプルに味わえ、どれも美味しいものばかりでした。


『 Velluttata di lenticchie di Castelluccio 』
カステッルッチョのレンズ豆のヴェッルタータ


Vellutata ヴェッルタータ、ビロード状の、
ように、滑らかなスープのこと。
ただの豆のスープのようですが、
小粒なカステッルッチョのレンズ豆はやっぱり違う。
口の中に濃厚な風味が広がっていきます。
それと同時に、ついさっき見てきたカステッルッチョの光景が、
目の前にも広がってくるようです。

天気のよい花が咲き乱れるカステッルッチョも魅力だけど、
今日の寒さが、シビリーニ山脈の厳しい自然を、
体で少し感じれたようで、なおスープの温かさが沁みました。。。


次は、『 Insalata di farro del Parco,olive,
scaglie di pecorino di norcia,tonno e rucola 』

スペルト小麦、オリーヴ、ノルチャの羊のチーズ、
    ツナとルーコラのサラダ


ツナを覗いて、すべて地方特産の食材が詰まったサラダ。
高原で作られるスペルト小麦も無農薬。
プリプリの食感に、風味あるオリーヴオイル、
そして、羊の塩気と、ウンブリアを丸ごと楽しめるサラダです。


『 Tagliatelle fatte in casa al tartufo nero di norcia 』
自家製タリアテッレ、ノルチャ産黒トリュフ風味


黒トリュフといっても、時期的には夏か秋トリュフで、
茶色がかった色をしています。
さすが、ノルチャ名物、
香りがしっかり漂って、美味しかった!

ウンブリアは年中、トリュフが採れ、いろんな種類があります。
ここのトリュフを使ったメニューには、
Melanosporum vittadinis (冬トリュフ)
Aedtivum e Uncinatum (夏トリュフ と 秋トリュフ)
と、2つ書かれ、値段も違っていました。
もちろん冬トリュフは高く、
旬で楽しめるのは12月〜2月。
だからこの時期に、黒トリュフとあるのは、
9月から11月の間は、秋トリュフという種類になるそうです。




さて、最後に『 Agnello delle montagne nursine alla griglia 』
ノルチャ産仔羊のグリル


ここのおすすめは、この地元の仔羊。
ほんと、柔らかで、旨味が十分。
炭火で焼かれた仔羊の香りは、
更に美味しゅうございました。


ここのグリル料理は、この暖炉で焼かれています。
創業以来、燃え続けているそうです。
150年以上ってことです。すごい。

そう、このリストランテは、1850年の創業で、
(ホテル自体は1800年に始まったとか)
こちらが、4代目オーナーの方。
昔、六本木(だったかな?)で、仕事をしたことあるんだ、と、
ロビーのところで、話かけてこられたので、写真を一枚。
それから、ご自身が創ったという、裏にあるホテルを、
見て来い!と、案内してくれました。
(案内は、女性従業員に任せて・・・)
こうやって、日本人贔屓な彼は、日本人観光客に、
声をかけてるみたいです。

じゃあ、次に来るときは、このホテルに泊まって、
冬トリュフを楽しもう!
ということは、1月か2月でないと・・・。
かなり、雪の深い、寒い時ってことですね。。。
それもいいけど、、、
やっぱり、春から夏にかけて、花の咲くノルチャを、
まず、先に見てからにしたいってことで、
いつか計画できますように!


また、次回もお楽しみに!!!




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'12 ウンブリア州の旅 -12-
2013/03/28
Il viaggio di UMBRIA '12 -12-



2012年9月、ウンブリア州の旅話3日目。

前回、ご紹介した感動のカステッルッチョ(赤)から、
次は、美味しいもので有名なノルチャ(緑)に
やってきました。


ノルチャの町も、モンテファルコのように、小さな町。
そして、町は城壁の中。
車を停めて、一番近い門をくぐると、
その城壁の下からお店が並んでいて、
ここを訪れる人が多いことを
感じます。

紀元14世紀に築かれた町。
もともと古代ローマ以前には、
集落ができていたという。
ここもかなり長い歴史を持っています。
雨模様のぐずついた天気が、
その古さを更に感じさせてくれました。


一歩、中に入ると、
お土産やさんがずらっっと。


この道を先に進んでいくと、
Piazza S.Benedetto サン・ベネデット広場に出ます。


Castellina カステッリーナと呼ばれる城塞です。
この下には、古い神殿の遺跡があるそうです。


そして、S.Benedetto サン・ベネデット教会。
天気がいいと、この素晴らしいゴシック様式の建物が、
きっと壮大に見えることでしょう。


同じ広場の一角にあった小さな八百屋さん。


覗いて見ると、ありました。ウンブリア州のカンナーラという町の特産、玉葱(特に赤玉葱)と、


左から3番目の、赤い皮をしたじゃがいも。
これは、アッシジ近くのコルフェリーノという町の特産品。
とっても甘くて、水分が少ないので火を通すとふっくらとするそうです。


次に赤いのは、Pesche noci ネクタリンみたいな桃。
ペルージャのナナで、食べたあのフルーツ。
食感があって、桃の味。すごく美味しいんです。
他にも、いろいろありました。


さて、ノルチャの名物、
いのししの顔。
Salumeria サラミ屋さんの前には、こんないのししの剥製や、
サラミなどがずらーっと飾ってあります。


私たちの入ったお店は、その中でも、表がシンンプルなお店。
ショーケースも綺麗に並べられており、
真面目そうなお兄さんが丁寧に接客してくれました。


いろいろ試食させてもらって、お買い物。
その間に、地元の人だと思います。
棚にあるパンを選び、切り立てのサラミを挟んで、
パニーノを作ってもらっていました。
美味しいそう〜。


ノルチャ地方は、サルーミ類の生産が盛んで、
豚肉加工職人の街として、とても有名です。
そんな職人のことを、Norcino ノルチーノと呼びます。

昔、今みたいに道がない時代、山と川に囲まれて、
陸の弧島状態が長く続いていたそうです。
厳しい自然と限られた土地で生計を立てる手段として、
豚を飼育して加工するという技術が発達し、
豚の屠殺から解体、加工まで行う職人が育てられたのです。
そして、その多くの職人がローマに出稼ぎに出るように。
それが、今では、豚肉職人のことを、
ノルチーノと呼ばれるようになったそうです。

もちろん、お店には、豚だけじゃなく、猪や鹿や、
いろんなお肉の加工品が作られています。
そんなサラミなどを売ってるお店の看板は、
ここでは、Norcieria ノルチェリアと書かれていました。



サン・ベネデット広場から、Porta Romana ローマ門に続く、
このメイン通り(右の通り)には、ノルチェリア以外に、
忘れていけない、ノルチャのもう一つの特産、
“トリュフ” のお店も並んでいます。

9月ごろから黒トリュフ、それまでは夏トリュフと、
ちょうど微妙な時期の旅の私たち、
更に、写真がないのでお伝えできませんが、
お店の中には、鍵のかかったショケースが。
その中に、んん十万とするトリュフが置かれていました。
これだけは、買って帰りたくても、無理!
ここで、堪能して帰りたいと思います。


もう一つ、モンテファルコと違うのは、
標高604mのノルチャも盆地なので、坂道がなかったこと。
地元の人がお買い物に出ています。


次は、この街で頂いた、美味しい食事のお話を。
なかなかの更新状態ですが、、、
気長に見てくださいね!!!




クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!
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'12 ウンブリア州の旅 -11-
2013/03/07
Il viaggio di UMBRIA '12 -11-



2012年9月、ウンブリア州の旅話3日目。
今日の目的地は、ノルチャ地方。
まずは、マルケ州との県境に位置する、
レンズ豆で有名な、山の上の村カステッルッチォ(赤)へ。
そして、その後、サラミと黒トリュフで有名なノルチャ(緑)の町を、
訪れる予定です。


前回のお話はこちら



ウンブリア州は、70%が丘陵地帯、残りが山岳地帯、
というだけあって、ペルージャから続く国道3号線も、
このあたりは左も右も1000m級の山ばかり。


そして、そんな山の間を東に進みます。
朝ほど強くはないけど、今日は、一日中雨。。。


ノルチャの町への標識。


そして、そのノルチャの町を通り越し、
カステッルッチョへの標識が出てきました。


ホテルを出発して1時間で、
2000m級の山々が連なる、
Monti Sibillini シビッリーニ山脈の一角にいます。


カステッルッチョの村は、標高1452mのところ。
急な坂の細くてうねうねしている1本道もあと少し。
雨降りのこの日は、行く先も下界も全く見えず、
なかなかの恐怖でした。


そんな霧の中、羊飼いの姿がありました。


全く、今どこらへんなのかも分からず、
「 いつ頂上に着くの〜? 」なんて言ってたその時です!



突然、現れたカルデラ大地!
と思うほど、一瞬にして、目の前に広がったのは、
山の上に窪んだ平野でした。

パノラマでないと伝わらない大迫力の平野。
かつては噴火でできた湖だった、
Piano grande ピアノ・グランデ、とよばれる大平原です。

この光景を目にしたときの驚きは、どう伝わるのか?!
初めてみる光景でした。

今まで見てきた、感動の場所、
カプリの青の洞窟、アッシジのサン・フランチェスコ教会、
ドロミテのカロッツァ湖、バジリカータのマテッラ、
ヴェネツィアのサン・マルコ広場、はたまた、
リグーリアのポルトヴェネレでもないんです。
全く違う驚きの光景でした。


さておき、
羊の群れにちょっと一息。
興奮が落ち着いたところで、


その先、進むと、
‘シビッリーニ高原へようこそ’と書かれ、

放牧された馬たちが草を食べていました。


そして、
松の木を植えて作られたイタリアの地図。
テレビ番組でこれを知ったマダムが、朝から連呼していた、
「 松でできたイタリア地図 」。
こんな風だったんですね。
百聞は一見にしかず。



さぁ、いよいよCastelluccio カステッルッチョの村が、
丘の上に見えて来ました。

120〜30人しかいない人口も、
雪に閉ざされる冬の間は3〜4件しか残らない、
という小さな村ですが、
自然豊かなシビッリーニ国立公園に訪れる、観光客やライダーで、
春から夏にかけては、とても賑わうみたいです。

私達は村に入り、中心にある広めの駐車場に車を停め、散策に。
と言いたいところですが、外はなんと8℃の世界でした。
昨日は晴れて暑かったウンブリアは26℃。
ましてや、30℃はある福井から来た私達は、ほぼ夏の格好。
浅はかでした。。。



しかし、ここの目的は、レンズ豆を探すこと!
気持ちを切り替えて、
すぐ近くのお店に入り(1軒しか空いていなかった)、食材探し。


小さいお店の中には、いろんな種類のサラミ類やチーズがたっくさん。
そして、豆類。


そう、これが、カステッルッチョ特産の、
Lenticchie レンティッキエエ、レンズ豆です。


高原で作られるここのレンズ豆は、無農薬。
自然環境に恵まれ、鉄分やミネラルを豊富に含んだ、
品質のよいレンズ豆が育ちます。
そして、小粒な実で、皮は薄く、淡い緑色や朱色、肌色など、
普通のレンズ豆とは違って、カラフルな色が特徴的。

皮が薄いので、水で戻さず、そのまま調理できるんです。
すぐに柔らかくなり、とっても美味しい豆が出来上がります。


そして、これは、Rosse ピンク色をした、レンズ豆。
よく見ると、半円盤型です。


一緒に買ってきたriso nero 黒米。
ここで作られているものは、全部、有機栽培。
素晴らしい環境ですね。


地元の人も買い物に来ていて、
忙しいそうなお店でした。



最後に、丘の上から、大平原を見渡しました。
天気がよければ、左に2500mの山が聳え立って見えるはず。


もう少し、早い時期に来れば、一面の花畑が見えるはず。
こんな風にです。



次は、ノルチャの町に寄ります。
次回もお楽しみに!!!


イタリアを旅しましょう〜。




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