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チネマ・ディ・バルバラ 
2011/10/13
Il Cinema di Barbara


バルバラのチネマ、2回目のイタリア映画のご紹介です!
今回は、最近見た、
『 若者のすべて 』です。
1960年作のイタリアとフランスの合作映画で、
主役はアラン・ドロン。
モノクロの、168分の大作です。

最初は単調な始まりなものの、
途中、驚きのシーンがあったりして、
中々、迫力ある映画でした。


原題は、『 Rocco e i suoi fratelli ロッコ・エ・イ・スオイ・フラテッリ 』。
ロッコとその兄弟。

その名の通り、アラン・ドロン演じる主人公ロッコと、
兄弟、それ以上に、家族にまつわるお話。


父親が亡くなって、母親と子供4人が、
ミラノに住む長男を頼って、南イタリアから移住。
成功を夢見るも、仕事もなく、貧しい生活。
そこへ、プロボクサーと言う仕事に就いた二男。
そのうち、女に溺れ、まともに働かなくなる。
その二男の代わりに、ボクサーとなり、成功する三男ロッコ。
その稼いだお金は大事な家族の収入源。
いつしか、女と別れた二男は酒に溺れ、
ロッコのお金をせびる生活。
なのに、ロッコは、自分を犠牲にして、
兄弟の為、母の為と、
嫌いなボクシングを続け、賞金を稼ぐ。

南イタリアの人たちは、と書いてある解説を見ましたけど、
昔は、家族の絆が強かったんですね。
この映画の中のお母さんは、
確かに、南イタリアのお母ちゃんって、感じでした。
泣いても笑っても、叫んでるだけ〜。


そして、それからの展開がすごい。
二男と別れたその女は、偶然にロッコに会い、
お互いに愛しあう仲に。
それを知った二男は、怒り、
ロッコの前で、その女を犯してしまう。(え〜! 考えられない!)

それから、月日が流れ、それぞれに別の人生を。
ロッコは、家族の為、プロボクサーとしてお金を稼ぎ続け、
二男は、相変わらず、仕事もせず、
女は元の仕事、娼婦に戻る。

それが、また、
女を忘れられない二男は、愛するゆえ?!。。。
(ぜひ、映画見てみてください。)

都会でなじめない貧しい田舎者の、悲しい現実物語でしょうか。


最後の場面で、末っ子の男の子の後姿が映りながら、
こんな歌が。
「 私を生み、育ててくれた
  美しいふるさとよ
  私の心は永遠に
  ふるさとと共にある 」


監督はルキノ・ヴィスコンティ。
音楽は、ニーノ・ロータ。

アラン・ドロンといえば、フランス生まれの二枚目俳優。
フランス映画、イタリア映画、アメリカ映画と、
たくさんの映画に出演されてますが、
私は、「 太陽がいっぱい 」や「 危険がいっぱい 」など、
1960年代の作品しか見たことがありません。
けど、このモノクロの「 若者のすべて 」は、
また違ったアラン・ドロンを見ることができました。

次のバルバラのチネマでは、
イタリアで買ってきたDVDをご紹介します!





詳しくは、クッチーナのアラカルトメニューをどうぞ!
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