Dec/2019 Back <<< >>> Next
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
● ‘18 カラブリア州の旅 −27−
Calabria -27-
2019/10/09
【 アルブレーシュ編 No.2 】

『 ルングロ 』
‐料理教室(3)…貴族の末裔、唄うアンナ先生‐
コセンツァ県ルングロ。

✙アルブレーシュについてはこちらへ。

*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら


フィウメフレッド・ブルーツィオから、
ルングロまで、約1時間40分。


E45号線を北上。
雄大なポッリーノの山々が
見ながらのドライブ。
そして、ルングロに向かって、
西に道を曲がると、
小高い丘がうねうね。
ここらあたりは、
牧草が刈られた後の風景が続き、
秋を感じます。

ルングロは、
標高は600mの、
人口2500人の
小さな小さな村。




村に入ったら、
教会の前の駐車場に車を停めて、
目的地へ。

どこもかしこも上り坂。
くねくねと入り組んでいる、
迷路のような道が続き、
一度では、歩いて来た道を
覚えれないくらい。




ここが、料理教室のお家。
1515年築の由緒あるお宅。
この方が、
17代当主のアンナさん。
アルブレーシュの郷土料理を
教えてくれる先生です。


まずは、家の中を廻り、
この地に根付いた、
アルブレーシュの文化を
聞かせていただきました。

部屋の中はさながら博物館。
アルブレーシュの貴族に伝わる、
凄〜いコレクションの数々が
所狭しと置かれ、
代々続く伝統の品々が並びます。
客間も、
アンティークな家具ばかり。
古い楽器でアルブレーシュ民謡も
聞かせてくれました。



さて、本題の料理教室。
その前に、
トマトと卵と玉ねぎ、
パン、リコッタチーズのスープを
いただいて。
まるで、シチリアのクックルクーのよう。
だけど、
一味違うアルブレーシュ風味に感動。



この日、習ったのは、
パスタ2品。
これらが、変わっていて面白い。
まずは、“Striglia シュトリリャ”。

輪にした生地を(左上)、
少しずつ伸ばしながら細くし(左中)、
これ以上に大きな長い輪に(左下)。
そして、
手のひらを使って、
何重もの輪に重ね(右上)、
さらに回しながら伸ばし(右中)、
打ち粉をしては台に叩きつけては(右下)、
さらに回しながら伸ばし、
最後に、
引きちぎりながらカットし、
出来上がり。


次は、“Dromusa ドロムサ”。

材料は、
水を張った皿と乾燥オレガノ(左上)、
そして、小麦粉(右上)。
オレガノを水に浸し、
オレガノに付いた水滴を、
粉の上に振り落とす(左下)。
水のかかった小麦粉を、
両手ですり合わせるように混ぜたら、
また、水を付けたオレガノを
振りかざす。そして、すり合わせる。
これを何回も繰り返し、
粉が粒状になってきたら、
ざるでふるいにかける(右下)。
余分な粉を落として出来上がり。
ざるに残ったのが“ドロムサ”。
オレガノの束で水をかける風景は、
まるでキリスト教の洗礼や祝福を
与える時のよう。
厳粛な気持ちでパスタを作る
アルブレーシュが多いそうです。

シュトリリャには、
白いんげん豆のソース。
オリーヴオイルにニンニクと
ペペローニ・クルスキ(乾燥パプリカ)(上)。
火をかけ、香りが出たら、
柔らかく茹でておいた
白いんげん豆を加える(中)。
しばらく煮込んだら出来上がり(下)。
ドロムサには、
トマトソース。
ニンニクで香りを出した
オリーヴオイルに(左上)、
トマトソースを入れ(右上)、
バジルや、
ペペローニ・クルスキ(乾燥パプリカ)も
入れ(左下)、
煮込んで出来上がり。

そして、食卓へ。
左上がドロムサ。
茹でたパスタを
トマトソースの中に入れたら、
かき混ぜず蓋をして仕上げる。
パスタを捏ねる時間さえなく、
少量の小麦粉しか使えなかった、
貧しい労働者が生んだパスタとも
言われていそうです。


左下がシュトリリャ。
茹でたパスタに
パプリカパウダーをかけ、
白いんげん豆のソースを混ぜ、
仕上げています。
これは、バルカン半島起源のレシピ。
500年前にカラブリアに移住してきた、
アルバニア人のレシピが、
今も大切に伝承されているという、
希少なパスタです。

他にも、ジャガイモとペペローニ(パプリカ)の
辛い炒め物や、
ナスのトマト煮、
デザートにリンゴのトルタを。

デザートと共に、
カラブリアのアマーロで乾杯し、
陽気なアンナさんのエピソードで、
大爆笑ありーの、
歌手でもあるアンナさんの
歌声がさく裂。
しまいには、
「 オーソーレミーオ 」を
私たちに日本語に訳させ、
アンナさんが日本語で唄うという、
楽しい楽しい時間でした。


最後の最後まで、
見送り続けてくれた
アンナさん。
本当に素敵な方でした。



こんなイタリアもあります。
たくさんの人に体験して欲しい
エリさんのプログラム。
ぜひ、カラブリアに旅して欲しいです!
♪わたし〜の太陽よ!♪
♬わたし〜の太陽よ〜♪


『 ルングロ 』の街でした。



では、次回も
ぜひ、見てください‼‼‼




も宜しく。

クッチーナのアラカルトメニューはこちらへどうぞ!
'18 カラブリア州の旅 : comments (x) : trackback (x)
Febbraio 2月の定休日
__________ _______ ________>11/22
● ワトム農園“カラフルトマト“入荷!
Virdaokatora>11/14
● おすすめメニュー - シチリア州東部料理 -
Dollieroaft>11/07
SharonBoypE>11/07
Videosroaft>11/07

横 220 pixel 縦 220 pixelです。(ブログの初期設定で設定してください)
横 462 pixelを超えると、表示がくずれる場合があります。