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'12 ウンブリア州の旅 -29-
2013/09/20
Il viaggio di UMBRIA '12 -29-



2012年ウンブリアの旅話最終回。

前回のお話はこちら

Hotel Il Palazzo ホテル・イル・パラッツォ。
朝8時、出発です。

一方通行の道をぐるっと廻って、

サン・フランチェスコ教会に別れを告げ、

食べれないのに思わずノルチャで買った、
カンナーラ特産の玉ネギにも別れを告げ、
(ホテルのオーナーにプレゼント)


アッシジの町のはずれにある教会へ向かいます。


早起きしてでも訪れたかったSanta maria degli Angeli、
サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会。
世界遺産です。

ファサードを見上げると、天井に金色に輝くマリア像。

奥行きのあるとても大きな教会です。

高い優雅なクーポラは、アッシジの旧市街地からも、
来る途中、眺めることができました。

教会の中、クーポラのちょうど下にある、小さなお堂ポルツィウンコラが祀られています。
フランチェスコが布教の拠点として譲り受けた礼拝堂。
そして、この礼拝堂を守るために、
サンタ・マリア・デリ・アンンジェリ教会が建てられたんだとか。

そして、フランチェスコは、この後ろにあるもう一つの、
トランジト礼拝堂の前で1226年10月3日に亡くなったそうです。

イタリアの中でも最大級の聖堂ながら、
フランチェスコゆかりの教会として、
厳かにここに佇んでいます。
世界遺産、サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会でした。


さぁ、ペルージャに戻り、レンタカーも返して、
ウンブリアにさようなら。

電車でローマへ。


そして、日本へと戻ってきました。



素晴らしいウンブリアの旅。
たっくさんの思い出が出来ました。
たっくさんの感動がありました。
たっくさんの美味しいものに出会いました。
Arrivederci UMBRIA!!!


いよいよ、23日から2013年の旅が始まります。
今年は、マルケ州。
まだまだ日本で知られていない町の魅力、感じてきたいと思います。
帰国後、また、皆様のご来店を心よりお待ちしております!
Ci vediamo a presto!!!

〈 大好きな1枚の写真。編み物をしているおばあちゃん。スポレートにて 〉




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'12 ウンブリア州の旅 -28-
2013/09/19
Il viaggio di UMBRIA '12 -28-



2012年のイタリア研修旅行は9月10日にローマ入りし、
11日から始まったウンブリア州巡り。
11日ペルージャ、12〜13日スポレート、
14日オルヴィエート、15〜16日アッシジと滞在し、
たくさんの町を観てまいりました。

今日は、そのウンブリア最後の日。
アッシジの晩餐です。
前回のお話はこちら

グッビオから戻って、夕方5時。
再び、サン・フランチェスコ聖堂の前に。
芝生の上に、T(聖フランチェスコの十字架の形)と、
PAX(平和という意味)の文字。
そして、丘の上を眺めると、
今朝ウォーキングしたロッカ・マッジョーレの砦が見えます。

そして、
修道院僧の格好をしたパフォーマー。

コインを渡すと、一枚の紙をくれました。「 Per vivere a lungo è necesario vivere adagio 」
“長生きするためには、ゆっくり生きることが必要だ”
聖書の言葉でしょうか?


サッカーをする修道院僧や
お酒を飲む修道院僧の人形たち。


地元のサラミ、チーズ、ワインなどなど売ってる食材屋。ポルケッタ=豚の丸焼き。パニーニにもしてくれます。


そして、8時。コムーネ広場からちょっと階段を登ったところの、
「 Ristorante La Fortezza
   リストランテ・ラ・フォルテッツァ 」へ。


ウンブリアを代表するワイナリー、
ルンガロッティ社のスプマンテで乾杯。


Bruschetta al tartufo nero
黒トリュフのブルスケッタ


たっぷりとトリュフがのっていました。


Salmone affumicato e pesce spada con erbe cipollina e olio extravergine di olive
燻製サーモンとカジキのチャイブとオリーブオイル風味


オリーヴオイル風味にかかわらず、バターが添えられて。
不思議に思いながらも一緒に食べると。。。まろやかな味。


Csarpaccio di cinghiale
いのししのカルパッチョ


もちろん生ではありません。
でも口の中でとろ〜りと、生のような歯ごたえ。


そして、ウンブリア・ロッソ「トラルコ」。
同じくルンガロッティ社の赤ワインを。まるで修道院僧のような顔立ちをした彼がカメリエーレ(給士人)。

ここからは、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、サグランティーノ混乗の、
この赤ワインにぴったりの料理たち。
Pappardelle al ragu d'agnello
パッパルデッレ、仔羊のラグーソース



Stringozzi al tartufo nero umbro
ストリンゴッツィ、ウンブリア産黒トリュフソース


これぞ、ウンブリアの名物パスタ、ストリンゴッツィ(ストランゴッツィ)。
黒トリュフをあわせて、これぞ、ウンブリアの名物料理。


Arista di maiale allo spiedo
豚のアリスタ


アリスタとは、ローズマリーやニンニクをマリネした豚のロースト料理。


Piccione alla Fortezza
フォルテッツァ風鳩


ウンブリア名物、鳩料理。今日も頂きました。
フォルテッツァ風は、白ワイン、アンチョビ、ニンニク、ケイパーのソース。


そして、地元の食後酒とデザートを。

今日は日曜日。聖なる町の夜は早いようです。
10時で、私たちが最後のお客となっていました。


昨日は11時でもまだ子供達が遊び回ってたのに・・・。
静かな広場の中で目立っていました。
(膨らんだお腹が光っていて、お腹を包み込んでいる女性のモニュメントです)

そして、ホテルのフロントも終了。
自分たちで鍵を開けて入ります。


朝、賑やかなおばちゃまの声が響いていた通りも、
今は、神聖なアッシジの町に。

ウンブリアの旅も終わりです。
続く。




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'12 ウンブリア州の旅 -27-
2013/09/18
Il viaggio di UMBRIA '12 -27-



2012年9月‘ウンブリア旅行記’。
グッビオに来ています。
前回のお話はこちら

昼食の後は、町の観光。
リストランテのすぐ近く、Piazza Grande グランデ広場へ。


灰色をした石造りの街並み。細い路地。

グランデ広場にあるPalazzo dei Consoli コンソリ館です。
地元で産出された石材で14世紀に建てられ、
中は、私立博物館になっています。
別名シニョリーナ広場とも呼ばれるこの広場、
ちょうど町の中心で、ここから町を見下ろせるし、
町のどこからでもこのコンソリ館の塔を、
見つけることができんだそう。


次は、町の中で一番標高が高いところにある大聖堂へ。
昔は、Via Ducale ドゥカーレ通りの急な坂道を登って行ったのも、今ではエレベーターで行けるようになっています。

さらに、古い石の塀の間を歩いて。


目の前の建物は、Palazzo Ducale ドゥカーレ宮殿。
その隣に、Duomo 大聖堂があります。

アッシジでは、 「 小鳥に説教するサン・フランチェスコ 」。
ここグッビオでは、「 狼に説教するサン・フランチェスコ 」のフレスコ画。


大聖堂を出ると、雲がどんより?!

急いで、町のはずれにあるロープウェイ乗り場へ。


インジオ山の頂上にある教会に行きます。

2人乗り、恐怖の立ち乗りリフトで7〜8分の我慢。


そこから、ほんの少し山道を歩いて、
Basilica di Sant'Ubaldo サントゥバルド聖堂に。
が、残念ながら写真を撮り損ね、
お見せすることができませんでした。

雨が降りそうなので、急いで下山。
ここは、リフト乗り場の近くの、
Porta Romana ロマーナ門


と、あっという間の1時間半でした。
小さな町ながら、歴史が刻まれた建物があちこちにあって、
とっても楽しめた、素敵な町グッビオでした。



さぁ次は、アッシジに戻って、ウンブリア最後の晩餐です。
お楽しみに〜!




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'12 ウンブリア州の旅 -26-
2013/09/15
Il viaggio di UMBRIA '12 -26-



2012年9月‘ウンブリア旅行記’。
今日はグッビオのご紹介。

前回のお話はこちら

ウンブリア最後の訪問地、Gubbio グッビオへ。

車の少ない日曜日。まだ新しく出来たばかりの道は、
とても気持ちのいいドライブでした。

グッビオはすぐ隣がマルケ州。
ここから、アドリア海のアンコーナやファーノへも続きます。


アッシジから車で1時間。
Monte Ingino インジノ山の麓の傾斜に広がる町、
グッビオに到着です。

町の入り口を入ると、すぐに大きな駐車場。そして、Piazza Quaranta Martiri クアランタ・マルティリ広場。
ここは、1944年のナチスによる報復の犠牲者に捧げられた広場、とガイドブックに紹介されています。

この広場で、日曜日は蚤の市が開かれています。
これも楽しみの一つで、やって来ました。

さて、のんびりと市を楽しんだ後は、
お目当てのリストランテを探しに。
広場から、Via della Repubblica レプッブリカ通りを進みます。

ここから山の傾斜に沿って上り坂。


そして見つけた、
「 Taverna del rupo タヴェルナ・デル・ルーポ 」です。

Tavern タヴェルナは、居酒屋という意味がありますが、れっきとしたリストランテの雰囲気。
マダムもきりっ!とした姿で動き回っています。

ワインは地元の白ワインをと頼み、出てきたのは、(昨日に引き続き)Sportoletti スポルトレッティの
Assisi grechetto アッシジ・グレケット。


美味しそうなパンの豪華な盛合わせ。

始まりは突き出しです。Prosciutto al coltello di Norcia con brsutengo tipico eugubino
グッビオのブルステンゴとノルチャの生ハム


グッビオ風のブルステンゴは、揚げたパンのこと。
香ばしくて生ハムの塩気とあって美味しい!


Delizie tipiche della Taverna
居酒屋風ごちそう


と、ネーミングにしました。
手前は、スクランブルエッグのトリュフ添えです。
いいとろけ具合の卵。美味しい!
そして後ろの、左がキノコのソテー・・・?、右が、・・・?。
なんとした事か、誰も思い出せない料理です。

さて、次は、
Uovo soffice al tartufo
やわらかい卵、トリュフ添え


うわぁ〜、美味しい!!!
スフレのようなふわっふわした生地。
そこにナイフを入れると、中から卵がとろ〜〜〜。
さらに、まわりにトリュフがたっぷりとかけられて。


プリモに。Lasagna croccante del Lupo con porcini e tartufo
ポルチーニ茸とトリュフのオオカミ風かりかりラザーニャ


お店の名前のLupo ルーポは、オオカミの意味。
ポルチーニ茸とパンチェッタを加えたベシャメルと、
パスタ生地と何層にも重ねたオーブン焼き。
上の生地はカリッと、中はしっとり。
これも美味しい〜!


Risotto con porcini di montagna e zafferano
ポルチーニ茸とサフランのリゾット


ここはリストランテ。
でも、洗練された雰囲気の中、気取った料理ではなく、
地元の素材や、地元の料理を、シンプルに味わわせてくれます。
これもその一つ。また食べたい。。。


セコンドから。Funghi porcini alla griglia
ポルチーニ茸のグリル


またもやポルチーニ茸。今度はグリル焼きです。
お肉と一緒にメイン料理としてのってます。
香りも食感もとっても美味しい!
さすが、ウンブリア。ポルチーニ茸の宝庫です。

3年前までは、11月に来ていたイタリア。
ピエモンテへ行けば食べれる!、と期待していた6年前も、
ポルチーニはもう終わってると、意外とフレッシュが食べられなかった私達。
今日は、知らず知らずのうちに、
ポルチーニとトリュフづくしとなりました。


最後に、Costicine d'agnello umbro alla griglia
ウンブリア産骨付き仔羊のグリル


柔らかいお肉、仔羊独特の香り。
Buonissimo!!!


近くにクッコ山も聳え立つ、自然豊かな町、
グッビオならではの料理を堪能することができました!


ここはブオン・リコルド協会の加盟店。
クッチーナと同じ協会の看板と、
タヴェルナ・デル・ルーポの名物料理、
ファラオナ(ホロホロ鶏)が描かれたお皿が飾られています。
実は、クッチーナにもここのお皿が飾られています。
でも、絵は‘うさぎ’がシンボル。名物が変わっていました。



さて次は、グッビオの町、少しだけ紹介します。
お楽しみに〜!




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'12 ウンブリアの旅 : comments (0) : trackback (x)
'12 ウンブリア州の旅 -25-
2013/09/12
Il viaggio di UMBRIA '12 -25-



2012年9月‘ウンブリア旅行記’、
最後の滞在地アッシジの2日目です。
青空が広がってとっても清々しい午前7時です。
朝の静けさの中、前のお家から家族の笑い声が聞こえてきました。


ホテルの前は、サン・フランチェスコ通り。
今日は、日曜日。
そして、ミサに出かける人が、この道の先にある、
サン・フランチェスコ教会に向かって歩いていきます。

前回のお話はこちら


さて、私たちは朝食の前にウォーキングがてら、
このアッシジの高台にある、ロッカ・マッジョーレまで行くことに。


まだ通ったことのない道を探しながら進みます。


去年も来ました、サンタ・キアラ教会です。


そこから、細い路地を歩くと、
ロッカ・マッジョーレへの案内看板を見つけ、


民家の中に続く階段を上ります。


13世紀に建てられた、
ロマネスク様式のサン・ルフィーノ大聖堂。


少しずつ少しずつ、


上り坂を進んでいます。


ホテルを出てから30分。意外と早く着きました。


Rocca Maggiore マッジョーレ要塞。


13世紀に建てられた城砦で、


当時、ここから町を監視していたとか。


時間が早いので、城塞中は見学できません。
そして、奥に進むと、


そこからサン・フランチェスコ教会を
見下ろすことができます。
そして、その奥には、
この後に行くグッビオの町が見えてきそうなくらい、
素晴らしい景色が広がっていました!

感動と同時に、Ma,con una fame!
ウォーキングでお腹も空いてきました。
のんびりとまた違う道を探して、ホテルに戻ります。


帰り道、よく喋るおばちゃまたちに会いました。
フランスから来たとか、サン・フランチェスコ教会に来たとか、
たっくさん話をしながら、
あまりの急な坂に、手を貸して一緒に下りたんです。

その坂を下り終わりそうになった時なんですが、、、。
一緒にいたグループの一人が、先陣グループの中の一人に、
わぁ〜って、駆け寄って抱きついたんです。
そしたら、そしたら、
坂の上で二人共々、すってんころりんと、倒れまして。
わぁ!!!! 大変!!!! 
て、びっくりした私たちなんですが、そんな心配をよそに、
当の本人を含め、みんな輪をかけて大笑い大笑い。

アッシジで楽しいハプニングを頂きました。

その後、ホテルに戻ってしばらくたってから、
彼女たちの笑い声が再び、ホテルの前を通りぬけていきました。



午前10時。教会の前は人でいっぱい。


今から、グッビオへ向かいます。
美味しいもの頂きに!

次回もお楽しみに〜!




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'12 ウンブリアの旅 : comments (0) : trackback (x)
'12 ウンブリア州の旅 -24-
2013/09/07
Il viaggio di UMBRIA '12 -24-



2012年9月‘ウンブリア旅行記’、
アッシジの夜です。

前回のお話はこちら

町の中心に向かっていきます。
なかなかの上りの傾斜で、ゆっくりと歩いて。

今日の店は、
コムーネ広場にあるミネルヴァ神殿の真ん前、
Volta pinta ヴォルタ・ピンタ門をくぐったところ。

「 Trattoria Pallotta トラットリア・パッロッタ 」

お店は満席。
9時ならと入れてもらった予約ですが、
ウェイティングドリンクを貰って15分待ち。
週末もあって、活気溢れる店内です。



スプマンテで乾杯のあとは、
Assisi rosso アッシジ・ロッソです。
サンジョヴェーゼとメルロー、カベルネ・ゾーヴィニョンの、
とっても飲み心地の柔らかい赤ワインです。

そして、お料理。
秋のおすすめから3品。
Strudel di anatra e fichi
鴨とイチジクのストゥルーデル


パイの包み焼きです。
さくっとパイの食感に香ばしさを感じたあと、
柔らかくてジューシーな鴨肉の風味、
そして、イチジクの香りと甘みが口に広がり、
ホっとする美味しさです。


Tagliatelle con funghi porcini
ポルチーニ茸のタリアテッレ


秋の旬の味覚、ポルチーニはメニューに見つけたら、
やっぱり食べたい一品。
ポルチーニの香りにソースの味がいい感じで美味しい!


Cappellacci al pecorino di fossa e miele di acacia
ペコリーノ・フォッサとアカシア蜂蜜風味のカッペッラッチ


エミリア・ロマーニャの名物パスタで知られているカッペッラッチは、
帽子のような形をした詰め物パスタ。
おすすめメニューからソースに惹かれて。
ペコリーノ・フォッサ。
Fossa フォッサとは、‘穴’という意味があって、
やや熟成されたペコリーノ(羊のチーズ)を、
地下に掘った穴に3ヶ月、寝かせて造られるチーズです。
昔、敵の侵入からチーズを守ろうと、
地下に隠したのが始まりだとか。

そのチーズの香りに凝縮された旨味がなんとも美味しく、
更にアカシアの蜂蜜の甘みが、パスタと絡まって、
(なんのお肉が詰められてたか忘れたけど・・・)
食べ応えある1皿です。


メインは、ウンブリア名物料理を。Piccione alla ghiotta con crostone
鳩のギオッタ風、クロストーネ添え


ウンブリアにきたら、絶対食べたかった料理。
ギオッタは、内臓と生ハム、赤白ワインやヴィネガー、
香草で煮詰められた甘酸っぱい、この地方の伝統的なソース。
それを、鳩のローストに絡めていただきます。
そして、クロストーネはパンのこと。
鳩の下に肉汁の浸み込んだパンが隠れています。


Coniglio alla cacciatora con torta al testo
うさぎの猟師風、トルタ・アル・テスト添え


うさぎもよく食べられる食材です。
鶏肉のように淡白だけど、
鶏肉とはまた違う肉の美味しさがあります。
猟師風は、ローズマリー、サージなどの香草を利かせた、
オリーヴオイルと白ワインで煮込んだソース。
もう一つ、トルタ・アル・テスト。
ウンブリアに伝わるパンの1種です。
Torta トルタというと、普通甘いケーキの意味ですが、
ウンブリアでは、パンの代わりになるものを呼ぶようです。
Testo テストという浅鍋を使って、昔は窯で焼き上げていた、ふかふかのフォカッチャのようなもの。La torta del turista こんな風にお土産用に売られていました。

ここでは、お肉のソースにつけて食べましたが、
野菜やハムなどを挟めて食べるのも美味しいそうです。


ミスティカンツァ=野草のサラダを注文したのに、
普通のサラダがきました。
でも、このニンジンのスライスがたっくさんのったサラダ、
大好きなんですよね。
これに、オリーヴオイルとバルサミコをかけて。



さて、どれもこれも量が多くて、
かなり、私たちのお腹ははち切れそうになりました。
が、一応覗いたドルチェメニューの中に、名物のお菓子を発見!
無理してでも食べたい!と、言ったのは・・・。
Rocciata di Assisi
アッシジ風ロッチャータ


薄く延ばした粉生地に、
たっぷりのドライフルーツやナッツ、リンゴを包み込んで、
焼き上げたアッシジのお菓子、ロッチャータ。


帰り道、パスティチェーラ(お菓子屋)のショーウィンドーでは、
こんな感じで並べられていました。
「 買ってかえろうかな〜! 」と言うのは、もちろん・・・。
でも、いつ食べるの? となると、
明日はグッビオで美味しいもん食べないといけないし、
食べる余裕のお腹はない。
と諦めたマダムです。

アッシジ1日目の大満足の食事でした。
もう一度、鳩のギオッタ風、食べに行きたいです。


次は、グッビオという町をご紹介します!
お楽しみに〜!




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'12 ウンブリアの旅 : comments (39) : trackback (x)
'12 ウンブリア州の旅 -23-
2013/09/05
Il viaggio di UMBRIA '12 -23-



2012年9月‘ウンブリアの旅行記’、あと少し続きます。
ウンブリアもあと2日間。
トラジメノ湖からペルージャを越えて、アッシジへ移動です。

前回のお話はこちら

去年に引き続き、また今年もやって来ました!
聖フランチェスコの生誕地として、
たくさんの巡礼者が訪れる、美しい町アッシジです。

小さな町アッシジも一方通行の道だらけ。
しかし、オルヴィエートのように複雑ではないので、
観光客をうまく避けさえすれば、レンタカーでも苦労はありません。


左側のサン・フランチェスコ教会から町の中心に続く、
サン・フランチェスコ通りにあるホテルに、
チェックインしたあと、すぐに観光を。肌寒くなってきた午後6時半過ぎです。
リストランテを探しながら、町の中央の広場に向かいます。


古代ローマ時代の遺跡、
Tempio di Minerva ミネルヴァ神殿です。
神殿の中にある、今は改修された教会が残されていて、
今年は見ることができました。

教会を出ると、さっきまで明るかった空が、
急に薄暗くなってきています。
今日のうちに一目、サン・フランチェスコ教会を見たい、と、
急いで向かうことにしました。
すると、教会の前に、
結婚式が行われたウェディング姿の花嫁たちの姿が。
そして、周りには、おしゃれをした親族やお友達が、
今からリストランテに向かおうとする姿も。
今日は土曜日。
私たちにとっては、観光目的の教会ですが、
地元の人にとっては、人生の儀式が行われる神聖な教会です。
イタリアらしい素敵な光景を見ることができました。


そして、日が沈もうとしています。
とてもロマンチックで美しいアッシジの夕暮れです。

今日の晩餐は9時から。
1時間の間、冷えた体を部屋で温めて、
私たちもお洒落をしてリストランテに向かおうと思います。

続く。




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'12 ウンブリア州の旅 -22-
2013/08/24
Il viaggio di UMBRIA '12 -22-



2012年9月‘ウンブリアの旅行記’。
トラジメーノ湖ほとりの町、カスティリオーネ・デル・ラーゴ。「 Ristorante L'aquario リストランテ・ラクアリオ 」
で昼食です。

前回のお話はこちら


お店の名前、水族館とか水瓶座の意がある、
aquario アクアリオの店内は、黄色が主の明るくて温かい雰囲気です。

トラジメノ湖辺りは、オリーヴオイルの産地として知られています。
そして、この湖やウンブリアを走る川では、淡水魚が獲れることも有名です。
海に面していないウンブリア州で、
今までとは違う名物を探しにやってきました。



"Caviale" del trasimeno con pane tostato e crema dei colli
トラジメノ湖のキャビア、焼いたパンと丘のクリーム


湖のキャビアとは、、、
Carpa カルパ=鯉、の卵です。
ペーストになってて、焼いたパンにのせていただきます。
アクアリオでは、丘のクリームと書かれた、
マスカルポーネチーズを主にしたクリームが添えられていました。
初めての鯉の卵は、独特の鯉の臭みもなく、美味しかった!

鯉といえば、香草を詰めたポルケッタ=丸焼き、
も、この辺りの名物料理です。


Cipollata umbra
ウンブリア風玉ネギのスープ


チポッラータというと、玉ネギのスープなんですが、
ここでは、玉ネギのソテーのように出てきました。
Piccante! 辛い! のがウンブリア風でしょうか?!


メインのお魚料理から2品、まずは、
Filetti di luccio con patate,cipolla e mirto
カワカマスのフィレ、ジャガイモと玉ネギ、ミルト添え


ルーチョ、和名カワカマス、英名パイク。
最初、マスの仲間かと思ってしまいました…。
なかなかグロテスクな顔立ちで、
海の魚カマスに似ていることから、
ついた名前のカワカマスです。
北米やヨーロッパに住む魚で、日本では珍しい魚。

こちら、かなりの大きさの身。
厚さも食べ応えありの魚です。
味は淡白。で、川魚独特の臭みがなく、
美味しく焼き上げられていました。


そして、Spiedino di Anguilla e gamberi alla griglia
うなぎの串刺しとエビのグリル


アングイッラ、うなぎです。
サルデーニャで食べ損ね、
マダムと私にとっては初イタリアうなぎです。



日本と違って、さばかずにぶつ切りでの調理がイタリア式。
トマトで煮込む料理も名物の一つです。

日本の蒲焼とは違って、
グリル焼きは、独特の臭みをちょっと感じますが、
太い骨のまわりに、身がしっかり。
うなぎ本来の味を味わえました。

そして、ガンベリ、簡単にいうとエビです。
手が長くてスカンピのようですが、ザリガニです。
固い固い殻を割って、取れたのはほんの小さな身。
こちらも、イタリアで初めての食材でした。



山の幸が豊富なウンブリア州で、
もう一つの顔を楽しむことができた、トラジメノ湖でした。

本当は今一つ苦手な鯉なのですが、
旅を振り返っていると、
'鯉のポルケッタ'を、そして'うなぎのトマト煮込み'を食べに、
トラジメノ湖にまた行きたいなと、
思っている今日この頃です。

では、次はアッシジへ向かいます。
ウンブリアもあと2日間。
ぜひ、見てください!!!




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'12 ウンブリア州の旅 -21-
2013/08/19
Il viaggio di UMBRIA '12 -21-



2012年9月、ウンブリアの旅、続きます。5日目、オルヴィエートから北に移動です。
トラジメノ湖を目指します。

前回のお話はこちら

ラツィオ州チヴィタ・ディ・バニョレッジォを11時出発。


再び、オルヴィエートを横切り、


ひたすら北へ走る国道71号線は、
小さな山々に続く道。


山に上るとそこには小さな町があって、
町を過ぎるとまた山を下りる。
下りたと思ったら、また次の山。

運転を担当したオーナーのメモには、
「 飽きた…。」という感想が残っていたほど、
本当に山を上っては下りてはの繰り返しの道でした。


Allora! さて、
1時、Lago di Trasimeno トラジメノ湖に着きました。


イタリアで4番目に大きい湖。(といっても琵琶湖の5分の1の大きさです)
すぐとなり、北西はトスカーナ州。

私たちは、西側の岬のようになっている町、
Castiglione del Lago
カスティリオーネ・デル・ラーゴを訪れました。


城壁に囲まれた高台にある旧市街地。


トラジメノ湖ほとりで、
最も美しい町と言われています。


中世の雰囲気を味わいながら、
階段を上がって門を入ると、


城壁の中は、以外に現代風。


湖をパノラマで楽しめる絶景ポイントにきました。


真ん中に見えるは島です。トラジメノ湖には、3つの島があるんです。


そして見えてきた、湖のほとりに突き出すようにある城の砦。


そこへは、地下に続く回廊を通って向かいます。


城跡の中。


そしてここが、城壁から湖をパノラマで見下ろせる絶景の場所。


海とは違う水のきらめき。


パラグライダー。


そして、反対側には、町の広がり。


このトラジメノ湖、実はとっても歴史的深い場所です。
それは、ローマとカルタゴが戦った第2次ポエニ戦争の舞台の一つとなったところ。
湖北のトゥオーロという町で、
執政官ガイウス・フラミニウス率いるローマ軍と、
カルタゴのハンニバル将軍との戦いが行われたとして、
知られているトラジメノ湖です。
紀元前217年の話です。




次は、湖ならではの、郷土料理をご紹介します。
ぜひ、見てください!!!




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'12 ウンブリア州の旅 -番外編02-
2013/08/11
Il viaggio di UMBRIA '12 -extra02-





Civita di Bagnoregio
チヴィタ・ディ・バニョレッジォ


2500年以上前、エトルリア人によって造られた町。
地震や長年の風化で地面が侵食され、多くの建物が崩壊し、
今では、まるで「 陸の孤島 」のように、
谷間に巨大な岩がぽつりと残されたように聳え立つ廃村。

別名「 Il paese che muore 死に行く町 」




今日は、2012年9月ウンブリアの旅、番外編−2−を
お送りいたします。
前回のお話はこちら



今日9月15日、ウンブリアの旅5日目は、
オルヴィエートから北東のアッシジに移動。その前に、ラツィオ州に寄ります。
チヴィタ・ディ・バニョレッジォに行く為に。



オルヴィエートを離れ、遠くから再び眺める、
オルヴィエートの丘は快晴の空に包まれていました。


午前9時。今日は本当に久しぶりの青空で、
標高400m〜600mの山の中はブドウ畑が広がり、
途中、Lago di Bolsena ボルセーナ湖、をちらっと見ることもでき、
ドライブ日和でした。


そして、オルヴィエートから車で40分。
チヴィタ・ディ・バニョレッジォの入り口に到着しました。


最初の写真、実は前日、オルヴィエート入りする前に、
一度立ち寄った時に撮影したもの。
雨と風の中、高台から撮ったものなので、
薄暗い雰囲気が冒頭のコメントにぴったりの1枚となりましたが、
青空の中だと、こちら、
まるで‘天空の城’のように見えてくる、
幻想的な雰囲気に包まれる町となります。


橋を渡りきると、唯一、残っている門が出迎えてくれます。


Piazza duomo vecchio ドゥオーモ・ヴェッキオ広場。


噂どおり、たくさんの猫がいました。


今日は土曜日。
町の中はとても静かです。


冒頭で廃村と書きましたが、
20人くらい? ここで暮らす人たちがいます。
家々には、花が咲き、中世の雰囲気が残ってて、
とても綺麗です。


食事ができる店や、お土産屋さんもあります。


チヴィタ・ディ・ヴァニョレッジォ
ローマからでも1時間ちょっとで来れるみたいです。
オルヴィエートから近く、バスも出ているので、
ぜひ、訪れてみてください。

あっという間に廻れてしまうくらい小さな町ですが、
ほんのひと時、イタリアを飛び越えて、
空の中の中世のお城にタイムスリップしたかのような、
気分になれる場所です。


昔は、陸続きだっただろう隣の町が遠くに。


そして、1965年に立て替えられた橋。
逆から見ると、とても長く感じます。
現実に戻らされる。。。


現在は、車やバイクが通れますが、


昔は、ロバや馬が使われていたんですね。


白黒のポストカードは、
もう一つの、別名「 滅び行く町 」そのもの。
歴史を垣間見せてくれます。


「 ホタルノヒカリ 」でロケ地にもなりました。クッチーナのトイレでは、ロケ地待ちしております。

次回もお楽しみに!!!




クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!
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