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'13 マルケ州の旅 -26-
2014/09/21

Il viaggio di MARCHE '13 -26-

2013年9月29日、マルケ州ペーザロ、
旅の最終回。
‘最後の晩餐’です。

前回の話はこちらへ。


この日は日曜日で、リストランテは休みが多い中、『 La Canonica ラ・カノニカ 』さんへ。


駅から、タクシーで川を渡って、
山の方へ。


お店は、
海沿いに北西に広がる、
Parco naturale del monte San Bartolo
サン・バルトロ山州立公園内。
山といっても200m級の低い山、
そのCasteldimezzo カステルディメッツォまで。

これが、不安のタクシーの旅でした。
若いタクシー運転手は、
仲間に電話して場所を聞きながら出発。
走り出した彼に、
「 大丈夫? ワカッタ? 」
「 どれくらいかかるの? 」
とか、いろいろ話しかけても、
無視されまして。
マダムと・・・、無言の会話をしながら、
さらに、暗い暗い山道が続き、
一抹の、内心かなりの、
不安を感じながら。
という旅だったのです。


結局、20分くらいのところと聞いてた通り、
体感よりは、短い時間で到着できました。
さっきまでの、
暗くて細い、戻れなさそうな未知の道とは
打って変って、素敵なエントランス。


シーズンも終わって、9月最終日曜日。
とても静かで、落ち着いた雰囲気です。

この店は、スローフードにかなりのこだわりがあるらしく、
前日、ご一緒した智子さんから
(友達から聞いたと、)勧められたお店。
それが、地元の食材にこだわるだけでなく、
メニューの最後に、
パスタ・パン・デザートは手作り、
魚は、どこどこの、
お肉とサラミは、どこどこの、
果物と野菜は、どこどこの、
乾麺は、どこどこの、
チーズ、豆、粉、ジャム、蜂蜜、
もちろん、オリーブオイルまでも、
明確に記載されていました。


Allora,
前菜に、
Buttito di manzo (Romagnola) a coltello
leggera salsa all'aglio e acciuga, chips e tartufo nero
ロマーニャ地方産牛肉の包丁でたたいたミンチ
軽いニンニクとアンチョビのソース、ポットチップと黒トリュフ


今や、日本で食べらない牛の生肉です。
ペーザロからすぐ近い、
北側のエミリア・ロマーニャ州産です。
お肉の新鮮さはもちろん。
とても甘くて美味しい!!!
そして、黒トリュフは、
「 Si,Si,サン・バルトロ産ですよ。
  この辺りで取れるんですよ。」


Ravioli di mozzarella marchigiana
sugo di canocchie, scorfano e pomodoro spremuto
マルケ産モッツァレッラのラヴィオリ
シャコとカサゴとトマトのソース


温かいパスタの上に、生のエビ。
イタリアでは珍しい演出。
福井の甘エビのように、甘くて美味しい。
その前に、パスタも美味しい。


Linguine cacio, pepe e tartufo nero del San.Bartolo
リングイネ、チーズと胡椒、そしてサン・バルトロ産黒トリュフ


小さな山でも取れる黒トリュフ。
地元育ちのオーナーは、
自ら採取してくるとのこと。
さすが。。。


Calamari al forno con tartino di paganelli e melanzane
イカのオーブン焼き、黒ハゼと茄子のパン粉焼き


緑のソースが海の中の海藻をイメージ。

そして、料理にぴったりの白ワイン。「 Pianeta Bianco 」
ビアンコ・コッリ・ペサレージ。

ここカノニカの町の南、
Fiorenzuola di focara
フィオレンツオーラ・ディ・フォカラ、
で作られてる、
とっても美味しい地元ワインです。


最後に、Brodetto
ブロデット


マルケで何回か食べてきたブロデットとは、
また違い、
魚の出汁がよく出ていて、
かなり濃厚なお味です。

リストランテといえど、ボリュームがあって、
(3人分に合わせて出してくださったので)
本当にお腹が一杯になりました!


あぁ〜、美味しかった!
と、
マルケを振り返り、楽しかったことを
思い出しながら、
最後にエスプレッソを注文したら、

「 おれの自慢の(と言ったか言わぬか)、
  カンティーナ、地下のワイン貯蔵庫を
  案内するよ!」と、

穏やかで優しい雰囲気のオーナー。小さいながらも、
長い時間をかけて収集し、
大事に保存されたワインを見せてくれたり、
ここは、元々、教会だったところを
増設してリストランテを作ったんだ。
とか、
いろんな話を聞かせてくださいました。

今日は、静かな夜で、
お陰で、
こんなおもてなしをいただきました。
Grazie mille!!!

本当に最後の晩餐にふさわしい、
リストランテでした。


次の日、薄暗い朝にホテルを出て、
7時過ぎの電車でローマへ。
なんと最後に驚いたのは、
ホテルから駅へと向かうタクシー運転手が、
前日の無言の男の子。
「 あっ、昨日、夜送ってもらったね!」
と声をかけると、はにかんでいました。
Grazie ragazzo!!!


さて、2013年9月23日〜10月1日の
マルケ州の旅日記も
これで、(やっと?!)終わりとなりました。
お付き合いありがとうございました。

まだまだ、書きたいことが
たっくさんありますが。
それくらい、素敵な町ばかり!

それに、まだ行けてない町、
食べてないもの、
たっくさんありますが。
それくらい、魅力的な町ばかり!

いつか、また旅出来たら。。。
そう思って、
Arrivederci MARCHE!!!


ウルビーノの急な坂道、家の前でお喋りしているおばあちゃま


次からは2014年の旅をご紹介させていただきます。
ぜひ、見てください!




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'13 マルケ州の旅 -25-
2014/09/17

Il viaggio di MARCHE '13 -25-

2013年9月29日、マルケの旅、最終日。
海の町、ペーザロに来ています。
前回の話はこちらへ。

小さな旧市街地。


中心に、Piazza del Popolo ポポロ広場。
左が、15〜16世紀に建てられた、
Palazzo Ducale 公爵の館。
今はペーザロ・ウルビーノ県庁舎に。

中央に、町のシンボル、
17世紀に造られた、
「 タツノオトシゴとギリシャ神話のトリトン神像 」
の噴水があります。
ギリシャ神話に登場するトリトン、上半身が人間で下半身が魚という半漁人。海の王ポセイドンの子で、ホラ貝を吹いて波を沈める海神だそう。この噴水では、タツノオトシゴの上に乗り、手に持ったホラ貝から水が噴き出ていました。



同じ広場にある、元教会だった郵便局。

その建物の端に、ペルティカリさんの像と、
(ペーザロで文筆活動を行ってた人だそうです)

ロッシーニ像。

オペラ『 セビリアの理髪師 』や、
『 泥棒かささぎ 』などを作った
偉大な作曲家であり、
美食家として知られている、
ロッシーニさん。
ここペーザロの出身として有名です。


ロッシーニの生家もあります。

Casa Rossini カーザ・ロッシーニ。

時間の関係で見学はできませんでした。
Gioaccino rossini
ジョアッキーノ・ロッシーニ
(1792〜1868)。
ボローニャの音楽学校で学び、18歳でオペラの作曲家としてデビュー。21歳で、「 タンクレディ 」や「 アルジェのイタリア女 」を書き、大成功。30歳、ナポリ時代の代表作は「 オテロ 」。その後、イタリアの活動を終え、32歳でパリに渡り、フランスのオペラを制作。そして、37歳で引退。美食家のロッシーニは、料理人として第二の人生を歩み、フランスはパリ近郊パシイで生涯を終えた。ということです。

Teatro Rossini ロッシーニ劇場です。

毎年8月に、ここペーザロで、
『 ロッシーニ・オペラ・フェスティバル 』
が開かれます。
“マルケ州三大オペラ”の一つで、
マチェラータ・オペラ・フェスティバル 』
アンコーナ・オペラ・シーズン 』
の中で、人気のあるフェスティバルだそうです。


ロッシーニの生家で、
せめてものお買い物を。
私は、ポストカードとロッシーちゃん消しゴム。
マダムは、エプロンとバッグを。


実は、ポポロ広場でジェラート祭りをしてたんです。
チケットを買って、
いろんなお店のジェラートを食べ歩き。

そこで、突然の大雨。本当にしばらくすごい雨で、
みんながポルティコの下で立ち往生。
それで、時間がずれて、
観光もあまり出来なかったんですが、
マルケでの雨、最後の日でよかった!
ずっと、天気に恵まれた、
本当に素晴らしい旅でした!

次は、
芸術的イベントに合わせて、
ぜひ、もう一度、訪れたいです。

この後、ちょっと遠出して、
最後の晩餐に参ります。

次回も見てくださいね!!!




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'13 マルケ州の旅 -24-
2014/09/11

Il viaggio di MARCHE '13 -24-

2013年の、マルケ州の旅、
海の町、ペーザロに来ています。
前回の話はこちらへ。

1時半。海を見た後、すぐ近くにあるリストランテへ。


Ristorante COMMODORO
リストランテ コンモドーロ



表全面ガラス張りのお店で、
曇りの日でも、店内は明るい雰囲気。


白ワインはやっぱり、、
Bianchello del Metauro
ビアンケッロ・デル・メタウロ。
ペーザロの南東、ファーノの町を流れる、
メタウロ川沿いの丘陵地帯で造られる、
ビアンケッロ種のワインです。

さて、
コンモドーロのメニューは、
ペッシェ(魚)とカルネ(肉)に分かれています。
選ぶのは、魚メニューだけ。

Insalata di mare
海のサラダ


イカとエビとジャガイモ入り。
イカばっかりのサラダでした。


Paganelli con carciofi
カルチョフィ入り、パガネッリのパン粉焼き


Ghiozzi paganelli ギオッツィ・パガネッリ。
黒いハゼのことです。
とても、淡白な白身の魚です。


Maniche scampi e pendolini
マニケ、スカンピとトマトのソース


マルケ州の乾燥パスタで知られる、
マニケ=袖という名前のパスタです。
袖と言っても、メッツェ=半分、
半そでのようなショートタイプ。
久しぶりに歯応えのあるパスタでした。


スペチャリタメニュ(スペシャルメニュー)から。Zuppa di pesce
ズッパ・ディ・ペッシェ


ペーザロで、最後のブロデットを食べたい!
と、楽しみにしてきました。
カメリエーレは、
「 SI,SI. これがブロデットさ。」

アサリやタコに、
ここでも、ヒメジなどの小魚がまるごと。
出汁がよく出たスープでした。



マルケといえばアドリア海。
前半、海岸線を走った後、
しばらく、内陸地を回っていたので、
久しぶりの海となりました。
晴天だったら、それは嬉しいけど、
こんなどんより空のペーザロも旅の一つ。
雨だけ降らないといいなぁ〜、
と思いつつ…。


ペーザロも残り少ない時間。
後は、町の観光と、
夜は、素敵なリストランテへ。
後少し、お付き合いください!!!




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'13 マルケ州の旅 -23-
2014/09/08

Il viaggio di MARCHE '13 -23-

2013年の、楽しかったマルケ州の旅、アンコーナからスタートし、
アスコリ・ピチェーノ〜マチェラータ〜ウルビーノと回って、
そして、
いよいよ最後の町、
Pesalo ペーザロ
のご紹介です。

ペーザロ・エ(&)・ウルビーノ県の、
もう一つの県都です。
ウルビーノは人に溢れていたので、
大きな町のイメージですが人口1万6千人。
ペーザロは、人口9万4千人の、
マルケ州で州都アンコーナに次いで、
大きな町となります。

前回の話はこちらへ。



ウルビーノからは、レンタカーの故障で、
『 ルパン三世の映画 カリオストロの城 』で
知られる「 サン・レオ 」の町と、
その近く、「 サン・マリノ共和国 」に、
行く予定を断念してバスでペーザロへ。


ドゥカーレ宮殿裏手下、城壁の外にある、
Piazza Mercatale メルカターレ広場で、
智子さんと別れを告げ、バスに。

午前10時、振り向くと、高台にウルビーノの町。
そして、進む先は、
今にも降り出しそうな黒い空。。。



さて、地図下、ウルビーノから1時間。
ペーザロの町に入りました。
駅が終点地。そこから、
タクシーでホテルへ。


滞在日数、1日。観光時間は、半日。
早速、昼食もかね、散歩に。ホテルから、海はすぐそこ。
町の中心に繋がる、
Viale della Repubblica
レプブリカ通りを海に向かうと、


真っ先に目に入ったのが、Piazzale della Liberta
リベルタ広場の、

不思議なブロンズの球体。
球体と黒い空が水に反射し、
独特の雰囲気を醸し出しています。
ペーザロ近郊の町出身の、彫刻家アルナルド・ポモドーロさんの作品。実は、旅の最後に訪れたバチカン博物館の庭でも同じような球体を見つけました。「 球体を持った球体 」。そして、ニューヨークの国連本部。さらには、箱根、彫刻の森美術館でも見ることができるそうです。ここ、ペーザロの作品は、少し違ったデザインです。

思いもよらず、
世界で有名なアートを、
楽しむことができた、
ペーザロのスタートです。


広場から北へ。
9月の下旬、シーズンも終わり、
天気も悪く、静かな日曜日です。


砂浜が続くアドリア海。
海沿いに進めば、リミニ、ヴェネツィア、
そして、トリエステにと続きます。
天気が良ければ、
北東にクロアチアが見えることでしょう。

ペーザロは、
起伏する丘と海に面し、
温暖な気候で、素晴らしい場所。
陸と海の両方が楽しめるリゾート地として、
人気があるようです。


では、次は、海沿いのリストランテで。
ぜひ見てください!!!




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'13 マルケ州の旅 -22-
2014/09/04

Il viaggio di MARCHE '13 -22-

2013年の、楽しかったマルケ州の旅話、
まだ続いてます…。
前回の話はこちらへ。

今日は、
ウルビーノ2日目の夜、
なんと、福井県三国町出身ボローニャ近郊在住、
“フェニーチェ291(フクイ)"のプロデューサー、
智子さんが訪ねてきてくれた話です。

といっても、智子さんの町からペーザロまで、
電車で約1時間30分、
そこから、ウルビーノまでバスで約1時間。
それも、ペーザロでは、バス待ちを合わせると、
そうそう簡単に来れる場所ではないところまで…。


さて、
智子さんと言えば、春頃、福井新聞でも紹介され、
最初は、私達がおすすめしていたのも、
今では、必要ないくらい…。
291ワインが広がっているのを、
実感する夏でした。


話を戻して、
今日の食事会は、LA TRATTORIA DEL LEONE
ラ・トラットリア・デル・レオーネ(ライオン)

町のど真ん中、半地下のようなお店。


昔から知り合いのように、
気兼ねがないので、
会った瞬間から喋りっぱなし・・・。
やっとのことで乾杯です。

「 このマルケの、
 パッセリーナってブドウ品種のスプマンテ、
 本当に美味しい!」
と、留まるところを知らない
智子さんの話を聞きながら、
マダムと2人、メニューを決めます。
お店自慢の地元の郷土料理を頂きます。


写真なしの前菜はエビ料理。
続いて、プリモ。
Spezzato di grano duro BIO con merluzzo
オーガニック硬質小麦のスペッツァート、
メルルッツォのソース


見た目、リゾットのようですが、
スペッツァート=細かくした、パスタです。
コクのある、野菜と白身の魚のソース。


Passatelli vegetariani
野菜のパッサテッリ


パッサテッリといえば、
エミリア・ロマーニャ州のパスタとして、
今まで、ご紹介してきましたが、
(詳しくはこちらへ。)
ロマーニャ地方の海岸線に沿って、
隣接するここマルケの名物でもあります。

レオーネでは、イン・ブロード(コンソメスープ)
または、
ヴェジタリアーニ‘菜食主義者’のソースで。

野菜は、サイコロ状の
ニンジン・セロリ・ズッキーニ・トマト。
パッサテッリ・イン・ブロードとは違って、
パスタ独特の歯応えを楽しめる美味しさです。


メインから。Frittata con zucca gialla, funghi porcini, e pecorino di fossa DOP al forno
黄色カボチャ、ポルチーニ茸、ペコリーノチーズのオムレツ


日本の出汁巻き卵のような?!
さすがメイン料理の一つ、
食べ応えありました。


Baccala in umido con pomodoro e olive
バッカラのトマト、オリーヴの煮込み


一緒に玉ねぎがたっぷり煮込まれて。
身がホクホク美味しいバッカラですが、
やはり、日本人には、ちと塩気が強いんです。
塩漬けにした干し鱈を戻した料理ですからね。
が、そこが智子さんセレクト。
マルケのペコリーノワインが、
いい具合に箸(フォーク)を進ませてくれました。


そして、赤ワイン、ロッソ・コーネロで、
お肉料理を。Cingiale stufato
イノシシの煮込み


イノシシ肉に負けないくらい、
大きなニンジンとセロリが。
今まで食べた煮込み料理では珍しい、
野菜の存在感です。


さて、お喋りも過熱し、お酒も入り、
オーナーの希望でお肉料理を2品追加。
Pailliard di vitellone Marche al balsamico
マルケ産仔牛のソテー、バルサミコ風味

と、
Coniglio in porchetta con olive
うさぎのオリーヴ入りポルケッタ

を。


今日は、週末の土曜日。
店の賑わいに感化され、
楽しい智子さんとの時間に、
ついついお肉ばかり食べすぎてしまいました…。


そのお店の賑わいというのが、このグループ、男7人衆。
なんでも、一人の結婚祝いで、
最後の悪あがきをしに、
わざわざミラノから結集したのだとか。

日本ではよく見る光景ですが、
イタリアでは珍しい…。
本当にベロベロで、お皿はがちゃがちゃ、
グラスは割るわ、絡んでくるわ…。
面白い夜でした。


その後に寄ったバールのお兄さん。


そして、そして、
イタリア各地から集まった、
(真ん中の女の子はサルデーニャから)
ウルビーノ大の学生さん。
この子たちも楽しく飲んでて、
写真を撮り合いながら、
一杯、話して盛り上がりました。

智子さんでも、
「 初めてみたかも。こんな賑やかな若い子たち。」

丘の上の中世の雰囲気漂う町はいくつもあるけど、
こんなに元気でパワフルな町は、
初めてです。

そして、イタリアで、
2時まで遊んだのも初めてです…。

Grazie mille!!!
Tomokoさぁん!!!

智子さん、次は今年の旅話で、
また登場してもらいますから。
宜しくお願いしまぁ〜す。



次は、マルケの旅話、
最後の町へと参ります。
ぜひ見てください!!!




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'13 マルケ州の旅 -21-
2014/07/25

Il viaggio di MARCHE '13 -21-

2013年のマルケの旅話。
前回の話はこちらへ。

ラファエロの生まれた街、ウルビーノ。
今日は、
そのラファエロの生家をご紹介します。矢印のVia Raffaello ラファエロ通り、
矢印から始まる坂道を上ってすぐ左。


見るからに急な坂道の途中に、
小さな入口。


そして、CASA NATALE DI RAFFAELLO
カーザ・ナターレ・ディ・ラファエロ、
と小さな表札。


ラファエッロの自画像入り
チケットを受け取り、


2階へ。


ラファエロの父、ジョヴァンニの銅像。
と、
ここからが紹介したいのに、
撮影禁止の為、写真はここまでです。


ここは、15世紀の館。
ラファエロの祖父が父を連れ、
一家でウルビーノに移住した1460年代に、
この家を買って、住みだしたそうです。

父のジョヴァンニは、詩人であって、
ウルビーノ公、
フェデリーコ・ディ・モンテフェルトロの
お抱え画家でもありました。
隣に住んでいた母マージャと恋に落ち結婚、
そして、ラファエロが誕生しました。

ラファエロがこの家で過ごしたのは、
14歳までで、
彼の作品はごくわずかですが、
当時の台所や、父の仕事場、
井戸のある中庭に、
両家の間を繋がる2階の通路など、
その当時を垣間見ることができます。

そして、唯一の本物の作品、
ラファエロが生まれたとされる部屋の壁に、
少年のころ描かれたといわれる、フレスコ画「 聖母子像 」。
この部屋だけ、
違う空気が流れているような、
一瞬、そんな雰囲気にとらわれます。

ここから、
あれだけスケールの大きな作品が
生み出されたとは、、、。



(自画像)
Raffaello Santi
ラファエロ・サンティ。
1483年生まれ。

父ジョヴァンニが50歳の時に、
生まれた一人息子。
裕福な家庭の中、
両親の愛を受けながらも、
1491年、ラファエロ8歳で、
母マージアが、
その後、再婚した父も、
ラファエロ11歳の時、亡くなり、
孤児となってしまいます。


父から受け継いだ芸術の血、
そして、母親への愛が、
素晴らしい作品を生み出した、
といわれます。

そんな彼の作品で、
フィレンツェのピッティ美術館に
飾られている、
小椅子の聖母
‘聖母の画家’として、
聖母マリアと幼子イエスを描いた
作品は数多く、有名です。

ヴァチカン宮殿の、
「 ラファエロの間 」の内の、
「 署名の間 」と呼ばれる部屋のフレスコ画、
聖体の論議に、


アテネの学堂
などなど、
ヴァチカン宮殿に行けば、
それは総代な作品に出会えます。


1520年37歳の若さで亡くなった、
『 ルネッサンスの天才画家 』
ラファエロ・サンティ

彼の遺言で、ローマのパンテオンに、
今も眠っています。



さて、このラファエロ通り、
本当に急な坂道でした。


振り返ると、
街の中心へと吸い込まれそうなくらい。


そして、この坂を上り切ったところの、
Piazzale Roma ローマ公園に、

ラファエロの像が建っています。


こうして、
ラファエロの生まれた街を訪れて、
ウルビーノからトスカーナ、
そして、ローマと暮らした、
彼のそれぞれの時代を反映した絵が、
以前より身近に感じれるようになりました。
また一つ、思い出の旅になりました。



さて、次回は、
ここウルビーノで、
福井のあの人と再開です。
お楽しみに!!!




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'13 マルケ州の旅 -20-
2014/07/16

Il viaggio di MARCHE '13 -20-

2013年のマルケの旅話、
ウルビーノ2日目。
前回の話はこちらへ。

午前中は、前回ご紹介した、
ドゥカーレ宮殿とドゥオーモを見学。
そして、お昼ご飯。
煉瓦作りの家が立ち並ぶ、
細い路地を入ったところ。

『 Ristorante Vecchia Urbino
リストランテ・ヴェッキア・ウルビーノ 』

です。


このリストランテ、素材ごとに分かれて書かれた、
メニューとなってます。


‛Verdure 野菜’のメニューから、
Insalata di Finocchio e pomodorini
フィノッキオとトマトのサラダ

と、
Carpaccio di zicchine
ズッキーニのカルパッチョ
を。

いつも、ワトムさんから、
「 うちのズッキーニは、
  路地物と違って、
  生食も美味しいよ!」
と勧められますが、
イタリアで初めて頂きます。

粗塩に、松の実、クルトンがのって、
オリーヴオイルとバルサミコ風味にて。

フィノッキオ(フェンネル)とトマトのサラダにしても、
本当にシンプルな料理です。


‛Porcini ポルチーニ’のメニューから。
Risotto di funghi porcini
ポルチーニ茸のリゾット


イタリアで数多くポルチーニのリゾットを
食べていますが、
ニンジン(他の食材)が入ってるのを、
初めて見ました。
野菜が豊富なマルケならでは?!


‛Carne お肉’のメニューから。Vincisgrassi
ヴィンチスグラッシ


マルケの名物パスタです。
ソースにお肉が使われています。

お店によって、
お肉の種類も、層の数も様々。
(マチェラータでは4〜50層でした)
それでも、繊細な生地にはかわりません。
上品で優しいお味です。
ラザーニャの原型ともいわれる
ヴィンチスグラッシ
もともとは18世紀に、貴族料理として、マチェラータ出身シェフ‘アントニオ・ネッビア’によって生まれた、ベシャメルソースを使ったプリンチスグラスがルーツと云われます。
または、1799年ナポレオン戦争の時、アンコーナに駐屯していたオーストリア軍のヴィンディッシュ・グレーツ将校が、この料理を大変気に入り毎日のように食べていたところから、彼の名前が訛って付いたとも云われます。
いつしか、その美味しさは農民にへと伝わり、気軽なトマトソースが使われるようになったんだとか。



1985年創業のヴェッキア・ウルビーノ。
‛古いウルビーノの家’を
意味しているかのように、
煉瓦作りの古いお家。
この日は、
奥の席は閉められ、
とても静かなお昼でしたが、
ライトが灯されると、
それは素敵なお部屋になるようです。



さて、ぶらっとメイン通りを。マルケ産のチーズにサラミ、
生ハム、トリュフ、など、
市場が開かれていた、
サン・フランチェスコ広場。


広場から目の前のデグスタチオーネも出来る
(いろんなワインをグラスで楽しみながら、軽く食べる)
小さな食材屋さんを巡り、



紫がラクリマ、
青がモレッタ、
赤がヴィショラ、
黄がヴェルディッキオと、
マルケの名物ワインの葡萄を使った、
チョコレートを発見!

こんな出会いもありながらの、
温かい地元の人たちと
交流できた楽しい時間でした。

次回もぜひ、お楽しみください!!!




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'13 マルケ州の旅 -19-
2014/07/10

Il viaggio di MARCHE '13 -19-

2013年のマルケの旅話、
今日は、夕食の話を。
前回の話はこちらへ。


1日目の夜は、
『 Antica Osteria“da la Stella”
  アンティカ・オステリア
   “ダ・ラ・ステッラ” 』



ホテルで紹介された、
‛ラファエッロの家’に近い、
2階のお店です。


落ち着いた雰囲気で、
ウルビーノにぴったりの
素敵なリストランテです。


まずは、突き出しでスープ。
赤キャベツとジャガイモのスープ。
とっても優しい味ながら、
存在感あり。
心休まるほんわかの温かさ。


前菜から、Cascitta d’Urbino DOP gratinata
con tartufo nero
ウルビーノ産‘カショッタ’の
グラタン、黒トリュフ添え

ウルビーノ特産“カショッタ”とはイタリア中部の方言でチーズのこと。マルケ名物、牛乳混入の羊のチーズで、あのミケランジェロもこのチーズの愛好家だったという。でも、ここはウルビーノ。パッケージは、ミケランジェロではなく、この街出身のラファエッロがモチーフに。柔らかい食感で、塩味も軽い、優しい乳の味わい。ここウルビーノでは、食後に、ロンツィーノ・ディ・フィーキ(イチジクのサラミ)を重ね、蜂蜜をかける食べ方もおすすめ。

マルケ特産のチーズに黒トリュフ。
素材をそのまま楽しめる一皿。


パスタは、Cannoli di grano saraceno ripieni di erbe di campo gratinati al formaggio di fossa DOP,su vellutata di zafferano
野草を詰めたそば粉のカンノーリ、羊のチーズのオーブン焼き、サフランのソース


パスタの味も野菜の風味も活かされた、
あっさりとしたサフランのバターソース。
実に美味しい。


Strozzapreti ducati con fagioli,porcini,pancetta croccante e peperoncino
ストロッツァプレティ、赤インゲン豆・ポルチーニ・かりかりパンチェッタと赤唐辛子のソース

エミリア・ロマーニャ州でも、海沿いのロマーニャ地方の名物パスタとあって、お隣のペーザロ・エ・ウルビーノ県にも、伝わるストロッツァプレティです。

トマトソースに辛みがつくのは、
マルケ地方ならでは。
とってもよくあってます。


今日のワインは白。マチェラータに近いマテリカ産の
白ワイン、‛カンブルジャーノ’。
マルケが誇るヴェルディッキオ種100%の
リゼルヴァで、少し樽香を持つ、
ボディのある味わい。


そして、メインを。Costolette di agnello al sesamo
ごま風味の仔羊のカツレツ


仔羊の香りに、
ごまをまぶせたサクッと甘い衣。
皆一斉に美味しい!と、
感激した一皿。

Filetto di manzo alla griglia con tartufo nero
牛フィレのグリル、黒トリュフ添え

マルケ州全域でおよそ16種類のトリュフが収穫できるそうです。高価な食材の一つですが、気軽に楽しめるのがマルケの特徴。
アスコリ・ピチェーノ県、マチェラータ県、そして、ペーザロ・ウルビーノ県ではアクワラーニャ産が有名。



そして、食後酒に、
ヴェルディッキオのパッシートと、
右のヴィショラート、
Visciolato ヴィショラート、またはVino di visciola ヴィーノ・ディ・ヴィショラ。ここペーザロ・エ・ウルビーノ県特産の伝統的なリキュール。野生のサクランボに地元の赤ワインを合わせ、発酵して作られる甘口のサクランボ(ヴィショラ)のワイン(ヴィーノ)なのです。

をデザートと共に。


それにしても、
このお店のオーナーの笑顔は、
素晴らしかった!
ゆったりとした話し方は、
古都の町、ウルビーノを象徴してるよう。


反面、こんな小さな町にある
ウルビーノ大学に通う学生たちで、金曜の夜は、とても賑やかでした。
バールで、お酒を飲みながら、
Chiacchiera お喋りお喋り!
パワー溢れる町と化しておりました。


次回もぜひ、お楽しみに!!!




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‛13 マルケ州の旅 -18-
2014/07/04

Il viaggio di MARCHE '13 -18-

2013年のマルケの旅話を
お届けしております。

今日は小都市ウルビーノのご紹介。
前回のフラサッシ鍾乳洞から、
北へ70キロ。

マルケの最北部の山間部、
ペーザロ・エ(&)・ウルビーノ県という、
2つの県都を有するうちの一つ、
ウルビーノ県です。


(横向きの地図になりますが)1998年に、
「 歴史地区ウルビーノ 」として、
町全体が世界遺産にも登録された、
丘の上に建つ小さな街。
ルネッサンス時代、多くの学者や
芸術家が集い、ヨーロッパで最も
洗練された文化都市と称されたそうです。

なんといっても、
ルネッサンスの代表的建築家‘ブラマンテ’、
レオナルド・ダ・ヴィンチ作『 最後の晩餐 』で知られるミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会や、ヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の当初の設計者

ルネッサンスの3大画家の一人
‘ラファエッロ’、
が生まれた街として有名です。


さて、町の見どころをご紹介。
私達のホテルは、町のど真ん中。
重要な建物がすぐ目の前の
「 アルベルゴ・サン・ドメニコ 」。

すぐ横に、
サン・ドメニコ教会が隣接してます。

そして、リナッシメント広場、
ルネッサンスと名のつく広場で、ローマのミネルバ広場の
オベリスクと対になるという、
紀元前580年のエジプトのオベリスクが、
何気に建っています。

それよりも、目につくのが、
奥の建物。Duomo 大聖堂です。
1789年、巨大地震を受け、
19世紀初頭にネオクラシック様式(新古典様式)で、
再建されました。


白い大理石のファサードの上では、
聖人たちの彫刻が
町を見守っています。

クーポラの中も白が基調の
シンプルでとても美しい空間です。


さて、次は、大聖堂の左側、
ドゥーカ・フェデリコ広場を挟んで、Palazzo Ducale ドゥカーレ宮殿です。
ウルビーノと言えば、フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ公。(ピエロ・デッラ・フランチェスカ作
“フェデリーコの肖像”)

1400年半ば、小さな街を繁栄に導き、ウルビーノの絶頂期を築いた彼のお城です。

改装中で残念ですが、
中は、マルケ国立美術館となっていて、
ルネッサンス期のイタリアを代表する
名画に、フレスコ画、
そして、『 studio 書斎 』と呼ばれる、
部屋一面が寄せ木細工で出来た
何とも素晴らしいだまし絵の小部屋など、
見事な作品を楽しむことができます。


その中の作品の一つ、
ピエロ・デッラ・フランチェスコの
『 理想都市 』が、入場券の裏に描かれています。
そして、私達の3枚分で、
一つの絵と完成するという。

さて、
ドゥカーレ宮殿を後にし、
リストランテも探しながら街を散策。ウルビーノも傾斜のきつい坂道ばかりです。


この道を降りたところに、ラヴァジーネ門。
1444年、ウルビーノ公となったフェデリーコが、
この城門をくぐって入場したんだとか。


そして、
街の外れ、砦跡の丘、
アルボルノツ要塞へ向かいます。

要塞の一部が残っている公園では、子供たちがスポーツをしていたり、親子でくつろいでいたり。

そして、ここからの眺めが素晴らしい。さっき訪れた、
ドゥオーモのクーポラに鐘楼。
その右がドゥカーレ宮殿。
丘にそって建てられた姿は、
まさに‘ルネッサンス建築の傑作’。



丘の向こうに広がるパノラマ。


同じ色で染められた街並み。
ウルビーノ独特の雰囲気を
感じることができました。


次回は美味しい料理に名所、
まだまだお届けいたします。
ぜひ、お楽しみくださいね!!!




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'13 マルケ州の旅 -17-
2014/05/26

Il viaggio di MARCHE '13 -17-

2013年マルケ旅話の続き、
今日はマルケ名物の話。
前回までのお話はこちらへ。

フラサッシ鍾乳洞を見た後、
チケット売り場のある広場で食事。

ここで、ある名物が食べれるはず!

そこには、イタリアで初めて見たような、
こんな出店があるんです。いくつものお店が横に並んで、
飲み物はもちろん、
パニーノや、サンドイッチなどが
売っているんです。

その中に、マルケ、特にウルビーノ
(次に訪れる街)の名物、
‘Crescia クレーシャ’があるんです。

クレーシャとは、イーストを使わずに、
窯で焼きあげた薄焼きパンのこと。
ラードを入れると聞きますが、
地方によって、お店によって、
レシピは様々なようです。
クレーシャは貧しい農民生まれのパン。昔は、農家の人が、テラコッタ(素焼きの焼き物)に薄く伸ばした生地を載せ、窯の中で焼いていたんだとか。
余談ですが、サルデーニャでもパーネ・カラザウという、羊飼いが生みだした保存の効くパリパリなパンがありましたが、昔の人の知恵が生み出した名物があちこちで残っているんですね。



さて、そのパンを使って、
モッツァレッラチーズにトマト、
レタスを挟めたもの。


もう一つは、
香草などを詰めた子豚の丸焼き、
‘ポルケッタ’を挟めたもの。
と楽しみました。

マルケ料理のリストで、
これは絶対に食べたかったもの。

ここで食べたクレーシャは、
フォカッチャのように、少し厚めでした。
イースト入りなのかな?

焼きたてではないけど、
お店のおばさんがパンを温めてくれるので、
オリーブオイルをかけて、
チーズとも相性よし!
柔らかいポルケッタとも、相性よし!
と、とても美味しかったです。

山の中のそよ風を受けて、
日本ではなかなかできない、
のんびり気分を味わえました!!!


このクレーシャ、マルケの北の州、
エミリア・ロマーニャの名物パン、
‘ピアディーナ’にも似ています。
ウルビーノの食品屋さんで見つけた、薄めのクレーシャ。
手作りで焼かれていて、
焦げ感が美味しそう。

まず、‘ウルビーノのクレーシャ’。
そして、
‘食品添加物なし’
‘新鮮な卵を使ったイーストなしの、
 手で伸ばした、職人のピアディーナ’
と書かれています。


ローマや他の街で、
ピアディーナほど、見つけないかな?
もし、CRESCIAという文字を見たら、
ぜひ、食べてみてくださいね!



ジェンガの町、そして、フラサッシ。
どこも、イタリアの魅力、
満載です!!!

続きもぜひ、見てくださいね!!!




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