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● ‘17 シチリア東部の旅 −45−
Sicilia-est -45-
2018/08/16
‐東シチリア周遊 21‐
『 タオルミーナ  』

タオルミーナの観光案内第二弾。
前回はこちら
一つ目は、古代劇場。

サンタ・カテリーナ教会前、
ヴァットリア・エマヌエーレ広場から、
テアトロ・グレコ通りを東に、
真っ直ぐ進めば、
突き当たり。左側に、
“ギリシャ劇場”の入口があります。

ここから少しずつ上り坂。
さらに階段を上り、
ふと振り返ると、
向こうにエトナ山が見え、
町の中心より、
高台に来ていることが
わかります。


階段を上りきると、
そこから見下ろすように、
見えるのが、ギリシャ劇場です。

ここは、もとは、
紀元前3世紀に建てられたものでした。
その後、ローマ時代2世紀に、
円形闘技場として改築されたそうです。
そして、
今でも演奏会や演劇などの催しもので、
現役で使われているという、
素晴らしい歴史ある建物です。


今まで見てきた、
ローマのコロッセオや、
ヴェローナのアレーナ、
そして、
スポレートの劇場にしろ、
全て地上に建つ劇場でしたが、
タオルミーナの劇場は、
丘の自然のくぼみを削り出して、
造られているという。
階段状に観客席が作られ、
正面の舞台には、円柱がそびえ、
その間からは、
エトナ山とタオルミーナの湾を
望めるように設計されている、
シチリア第2の大きさを誇る、
古代劇場です。

劇場の周りを散策すれば、
こんな大パノラマに出会えます。


町中のリゾート気分とは違って、
歴史と自然の大きさを
感じることができる、
感動の場所でした。




二つ目は、海岸線へ。

メッシーナ門を出て、
フニヴィア=ロープウェイ乗り場へ。

もちろん、
歩いて降りることもできるし、
バスで向かうこともできますが、
15分ごとに運航している、
ロープウェイに乗れば、
高台からパノラマを見ながら、
海岸まで楽しめるあっという間の
5分間の旅。

ロープウェイを降りると、
見えてくる、
マッツァーロと呼ばれる浜辺。
今は8時半。
お昼にもなれば、
たくさんの海水浴客で
賑わっているはず。

そこから、
海岸沿いを南下し、
「 ISOLA BELLA 」への
入口へ。


イゾラ・ベッラは、
入り江に浮かぶ、
小さな島。
映画“グラン・ブルー”の
ロケ地として知られる、
観光スポットの一つです。

イゾラ・ベッラ=美しい島。

この辺りは、小石の浜辺。
陸続きで、島へ渡れます。


この日のこの時間は、
海水に浸っていて、
裸足で渡りました。

朝から陽射しが降り注ぐ、
5月の終わりに、
ひんやりと心地よい海の散策。


この島は、
小舟で周遊することもできます。
カプリだけじゃなくて、
ここにもグロッタ・アズーロ(青い洞窟)が、
あるので、機会があったら、
ぜひ、体験してみてください。



帰り道、ロープウェイ乗り場から、
タオルミーナのお城も、
垣間見ることができました。


タオルミーナは、海だけでなく、
山側にもたくさんの観光スポットが
あります。、
どうしてもツアーの旅では、
あっという間の滞在になりがちですが、
ぜひメイン通りだけでなく、
いろんなところを、
のんびりと時間をかけて、
巡って欲しいと思います。


紀元前5世紀にシラクーサとの戦いで、
生き残った人々が、
安全な山の中に町を築いたのが、
タオルミーナの始まりだとか。

リゾート地として知られる様になったのは、
19世紀の半ば以降。
上流階級の人達が、
冬を過ごす保養地とし、
その後、夏のリゾート地となり、
世界中からたくさんの観光客が
訪れるようになりました。






次回は、楽しい市場巡りと、
料理教室。
ぜひ見てください!



も宜しく!

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● ‘17 シチリア東部の旅 −44−
Sicilia-est -44-
2018/08/11
‐東シチリア周遊 20‐
『 タオルミーナ  』

シチリア東部の旅の最後の訪問地は、
『 タオルミーナ 』。
私達が訪れたのは、
2017年のG7が行われた2日後の、
5月29〜30日のお話です。
前回はこちら

タオルミーナは、
西にエトナ山を望み、
イオニオ海の美しい景観を持つ、
‘シチリア一華麗’と評される
リゾート地。

町は海に沿って高台に建っています。
それは、マウロと呼ばれる400m近い
山の中腹にはりついたように。
ちなみに、G7の開催中は、
この町自体が封鎖されていたそうです。
どこからも入れない、
厳重体制がひかれていました。




さて、観光客で賑わうのは、
小さな旧市街地。
目抜き通りのコルソ・ウンベルトを中心に、
あちこちの路地裏を歩けば、
素敵なショップがたくさん並び、
わくわく楽しい旅になるでしょう。

私達が着いたのは5時。
まだまだ明るい夕食までの
短い時間に町ブラをしてきました。




ここ旧市街には、
中世の時代に建てられた
2つの門が残ります。

まずは、
1つ目の東に位置する、
ポルタ・メッシーナ、‘メッシーナ門’。

古代に作られた城壁の一部を
見ることができるこの門は、
19世紀に修復され、
1808年に、
海沿いの道が開通したのを記念して
作られました。



ここから、、
ウンベルト祇つ未蠅始まります。
門の中に入れば、
人がいっぱい。少し歩くと、
右の広場に、
サンタ・カテリーナ教会。
ここは、前4〜3世紀の起源をもつ、
神殿の跡地に建てられた、
17世紀の教会。

写真にはありませんが、
この隣に、観光案内所がある
コルヴァヤ館があるので、
時間がある場合は、
ぜひ寄ってみてください。



結構、人だかりの道を歩いて、
こんな階段を上れば、
私達が滞在してた、ピッコロ・ジャルディーノ・ホテル、
があります。
かなりいい場所で、綺麗な、
おすすめのホテルです。



それはさておき、
ウンベルト通りに戻り、
真っすぐ進めば、左手に、‘ピアッツァ・宗Ε▲廛蝓璽譟任
見えてきます。
ここは、見どころ満載。
まずは、広場の左側に、15世紀のゴシック様式の
サンタゴスティーノ教会が建ち、


反対のタウロ山を背にした
こちら側には、17世紀のシチリア・バロック様式の
サン・ジュゼッペ教会があります。
実は、2000年にも
訪れたことがあるタオルミーナ。
記憶ある町の風景の中で、
ここで行われていた結婚式が、
深く印象に残っています。
新郎新婦の姿は写っておりませんが…。。。



さてさて、
昔、ガリバルディが上陸するという、
誤った情報がもたらされた日を
記念して作られた‘4月9日広場’。
この広場の最大の見どころが、
南西のはるかに見える、
エトナ山です。
ここは、海と山を一望できる、
大人気のスポット。
人に邪魔されず、
写真を撮るのに大忙しに
なるでしょう。



そして、もう一つの見どころが、
17世紀に造られた時計塔です。

再建される前は、
メッゾ門と呼ばれていました。
この向こうにある、
ボルゴ地区の入口だったとされています。


時計塔をくぐって、
まだまだ先へ進みましょう。、
その、
ボルゴ・メディエヴァーレ(中世の村の意)へ
入れば、左手に、
この町のカテドラーレがお目見えします。

15世紀にルネッサンスの影響を受けずに、
13世紀の面影をそのまま残しているという、
タオルミーナの大聖堂です。


太陽が落ち始めた夕暮れ時。
教会の中では、
地元の人が厳かに、
お祈りをしている時間でした。



そして、この通りの最後に。

町のもう一つの門、ポルタ・カターニア、
‘カターニア門’です。


町の下を通る、
海岸道路が建設されるまでは、
メッシーナからカターニアを旅する人たちは、
この町を通過していました。
その名残りが、
この門の名前の由来になっている、
という歴史話です。





次回も素敵な観光名所を
お届けします。
ぜひ見てください!



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● ‘17 シチリア東部の旅 −43−
Sicilia-est -43-
2018/07/28
‐東シチリア周遊 19‐
『 タオルミーナ  』

2017年の旅日記、
最後の訪問地『 タオルミーナ 』へ。
前回はこちら


ブロンテから、
エトナ山の北へ東へと移動。

思い起こせば、
ミラッツォからカターニアへ移動の際に、
エトナの東側を眺め、
シラクーサからブロンテに入る時に、
エトナの南から西へと走りました。

ということで、
活火山3350mのエトナ山
1周の旅、完了となりました。



ブロンテを出てから、
眺めるエトナ山の西の顔。

北西には、
ネブロディ国立公園の山々。


この辺りは、
エニシダが生い茂る地域。
黄色い可愛い花が咲き乱れる
初夏の5月末でした。


ちなみに、
エトナの周りには線路が走っています。

ローカル電車で、
“エトナ山周遊の旅”っていうことも、
楽しめますので、
せひご参考に。


途中、小さな村の細い道を
通りながら、

海岸沿いに。

Taormina
に向かって、A15号線を走れば、

向こうに見えてくるのが
タオルミーナ。
誰もが憧れる
イタリアでも屈指の
高級リゾート地のご案内です!




まだまだお伝えしたい話が満載。
ぜひ見てください!



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● ‘17 シチリア東部の旅 −42−
Sicilia-est -42-
2018/07/16
‐ピスタッキオ・クレーマ・リクオローザ‐
『 ピスタチオのリキュール 』



シチリア東部旅日記では、
前回まで、ブロンテの町を
紹介してきました。

これは、そのブロンテで、
ピスタチオ専門店グラッシアさんで見つけた、
ピスタチオのリキュールです。
ピスタチオをペーストにした、
そのままの色。

クリーム風味で、
口にまったりと流れ、
ピスタチオの香りと共に、
そう高くないアルコール感を
楽しめます。

ありそうでなかなか見かけることのない、
ピスタチオのリキュール。


私達の旅では、
訪れる町に特産のリキュールがあったら、
必ず、ゲットするのが恒例ですが、
その中でも、大好評で、
あっという間に空になったくらい。
もっともっとたくさんの方に、
ご紹介したかった
美味しいリキュールでした。


さて、次回からは、
旅の最後の地、
“タオルミーナ”をご案内します。
ぜひ見てください!



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● ‘17 シチリア東部の旅 −41−
Sicilia-est -41-
2018/07/14
‐東シチリア周遊 18‐
『 ブロンテ  』


食材巡りをした後は、
Corso Umbria、コルソ・ウンベルトへ。
前回はこちら

町の中心の通りの、
ウンベルト通り。

北に向かって道なりに進むと、
右側に、ブドウの房を持ったおじさん。

そして、もう少し歩くと、
教会が見えてきます。
パッロッキア・マリア・サンティッシマ・
デル・ロザリオ教会。
かつてアラブ人に統治されていたブロンテ。
小さな町ながら教会が多いそうです。

その教会前のロザリオ広場に建つ建物に
惹かれました。
まずは、3階に、『 ネブロディ国立公園 』と
書かれ、
ブロンテの町の北西にある
メブロディ山が近いことを感じます。
次、2階には。ピスタチオと、
アラブ人ではないかと思うような人が描かれ、
ブロンテにとって、
ピスタチオは歴史深い特産だと実感します。



さて、通りを一通り歩いたら、
お腹が空いたころ。
ウンベルト通りから東へ進めば、
それはエトナに向かって、登る坂道。
Trattoria Conti という看板を見つけたら、
ここを曲がって向かいましょう。
万が一、違う通りを入ると、
ブロンテの町は、一歩裏を歩けば、
まるで迷路のような道となり、
迷うこと間違いなしです。

家族で経営している、
家庭的料理が食べられる、
トラットリア・コンティさんに
お邪魔しました。


まずは、前菜盛り合わせ。地元産サラミにチーズ、
カポナータに、
ピスタチオのカナッペ。

パスタ3種類。
ズッキーニの花のソースに、
モッリーカ(カリカリパン粉)のかかった、
トマトソース。

そして、ピスタチオのソース。


メイン料理に、ピスタチオのペーストをのせた、
豚肉のソテー。

極めつけに、カルネ・ミスト。
牛肉に、生ハムを巻いた豚肉、
ポルペッティ、サルシッチャ。
どれも地元産のものばかり。

レイさんから、
日本人の胃は小さいから少しずつ、
と注文してもらったはずですが、
やはりそうはいきませんでした。

ですが、ブロンテにいるなら、
ピスタチオのデザートも食べないと!

ということで、
ウンベルト通りに戻って、

コンティのもう一つのお店、
パスティッチェリアへ。


地元の学生さん、
学校帰りの寄り道で賑やかな店内でした。

シチリア名物お菓子が
ずら〜りずらり。
ピスタチオのケーキや、
ピスタチオのケーキ型アイスも。

お腹が一杯の中、
選んだのが3種類、
ピスタチオ三昧です。
前菜からメインまで、
いろんな料理を楽しませていただきました。





ブロンテのポルタ・フォルトゥーナ、
幸せを運ぶ、Coccinella コッチネッラ、
“てんとう虫”です。
ピスタチオの殻で
作られています。



次回も、ぜひ見てください!



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● ‘17 シチリア東部の旅 −40−
Sicilia-est -40-
2018/07/11
‐東シチリア周遊 17‐
『 ブロンテ  』

ブロンテの市街地へ。
前回は、こちら

ブロンテの目的は、
ピスタチオ専門店巡り。
訪れたお店2店をご紹介します。



一つ目が、町の入口、
カターニア通りを通ってすぐにある、
『 Pistaccio Grassia 』
‘グラッシア’さん。


店内には、ブロンテの象徴でもある、エトナ山が描かれてたり、
床には火山岩が飾られてたり。


小さいながら、
誠実な商品づくり。


自家製のいろんな商品が飾られています。

ここでは、
チョコやクッキーなどのお菓子はもちろん、
料理用に、
ペーストやクリームにしたもの、
無縁・無添加のローストピスタチオを
見つけることができました。



2つ目は、シメト通りを北へ。『 BACCO 』バッコさん。


ここは、お土産にちょうどいい、
ぴったりサイズの瓶詰めものがずらり。

それぞれお店の特徴があり、
あれもこれもと、
楽しい買い物ができました。


次は、街の小さな食堂へ。
ブロンテ名物ピスタチオ料理を
味わいに、街を散策。

ぜひ、見てください!



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● ‘17 シチリア東部の旅 −39−
Sicilia-est -39-
2018/07/06
‐東シチリア周遊 16‐
『 ブロンテ  』


前回までご紹介していた
シラクーサから、
次の町ブロンテへ。

そこは、エトナ山北西、
山の麓にある小さな町。
カターニアからエトナ山を西へと
周遊する旅です。



北に見えてたエトナ山が、
東側へと移り変わる景色を眺めながら、
車を走らせれば、
「 ブロンテの地へようこそ 」の看板。
次第に風景が変わるのを感じます。

それは、黒い土、そして、
そう高くもない木々の畑。

度重なるエトナ山噴火で、
火山灰が積もり、
肥沃な土地が生まれた
ブロンテ。
ミネラルいっぱいの土壌です。

火山岩の多いこの土地では、
野菜が実りにくかったそう。
そんな不毛な土地に合ったのが、
シチリアの名産であるアーモンドを始め、
オリーブにサボテン、
イチジクや桃などだそうです。

そして、
ブロンテを代表する、
『 ピスタッキオ=ピスタチオ 』です。
世界的にも高品質のピスタチオとして、
知られています。


道路の左右は、
ほぼピスタチオの木々。


5月末、ちょうどこの頃、
実が成りだしていました。
収穫されるのは9月だそう。
ですが、
ブロンテでは、
収穫は2年に一度だけだといいます。
毎年実る実を、
偶数年は小さいうちに摘み取り、
出荷をせず、
奇数の年に実ったものだけを収穫し、
出荷しています。

だから、
栄養いっぱいで、
風味がよく、色が美しい
最高品質のピスタチオが
出来上がるとのこと。
イタリアでもブロンテ産は、
高級品として一目置かれているくらい。

これがピスタチオの実。
こちらは、乾燥させた製品。
皮は赤く、皮を剥けば、
綺麗な緑色の実が特徴です。

その昔、
ブロンテを支配していた、
アラブ人がもたらした、
ピスタッキオ。

今では、ピスタッキオの町‘ブロンテ’として、
たくさんの人が訪れています。



さて、次回は、
訪れたブロンテの街、
そして、ピスタッキオのお店を
ご紹介します!

ぜひ、見てください!




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● ‘17 シチリア東部の旅 −38−
Sicilia-est -38-
2018/06/28
‐ノートのリキュール‐
『 モスカート・ディ・ノート 』


‘DOLCENOTO’
ドルチェノート。
ノート産モスカートを100%使った、
デザートワイン。

ノートの散策中に
立ち寄ったエノテカで、
地元の食後酒として、
一番に勧められた、
DOCの甘口ワイン。


カンティーナは、
モディカ・ディ・サン・ジョヴァンニ社。

創立1756年。
その後、ワイナリーの責任者となったのが、
前回紹介した、
あの奇抜なバルコニーの館、
ニコラーチの家系、
アントニーノ・モディカ・ニコラーチ氏。



彼は、長きに渡り、ワイン造りを続け、
( 他に鉄道や漁業にも)
町の貢献をしてきたのでしょう。
そんな彼を、
“ドルチェノート”と称え、
作られているようです。




‘シチリア東部の郷土料理’、
特集中です。
食後にいかがですか?



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● ‘17 シチリア東部の旅 −37−
Sicilia-est -37-
2018/06/27
‐東シチリア周遊 15‐
『 ノート 』

シラクーサ滞在中の
‘日帰り4か所、弾丸巡りツアー’、
4つ目のノート。
前回はこちら


シラクーサ県ノート。

ここは新しく作られた町。
地震で壊滅する1963年までは、
ここから北西10kmの場所にありました。

イブレイ山地の南山麓に建てられ
斜面に位置するノートですが、
私達が訪れたのは平坦な道が続いた、
町の中心の位置。



ここノートも、
世界遺産
『 ヴァル・ディ・ノートの
 後期バロック様式の町々 』

に登録されてる町の一つ。
訪れれば、どこよりも
美しいと称賛される町の風景に、
出会えることでしょう。

さて、町のメイン通りは、
ヴィットリオ・エマヌエーレ通り。
レアーレ門から始まります。


1838年にブルボン家の
フェルディナンド2世という人を
称えて建てられたという、
ポルタ・レアーレをくぐり、

そう大きくもない、
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りに。



少し歩けば、素晴らしいバロックの街並みが
始まります。
まずは右手、階段上に、サン・フランチェスコ・
アッリンマコラータ教会。


さらに、その先へ進めば、
右手に見えてくる広がる階段。

3つのゆったりとした
踊り場のある大階段を登れば、
素晴らしいノートの大聖堂、
サン・ニコロ聖堂です。
完成は1772年ごろ。
左右の鐘楼を持つ、
幅広に作られたファサードが特徴的。

実は、1996年春、
このファサードだけ残し、
クーポラと天井が崩壊したという話。
修復は進まず、2007年ころまで、
この素晴らしい教会は、
覆われたままだったそうです。
(6年前の地震が原因という
 悲しい出来事でした。)



さて、大聖堂の前の市庁舎も
見ものです。ドゥチェツィオ館。
ここは、ポルティコと呼ばれる
壮麗な前廊を構えています。


ここまでで、十分なくらいに、
ノートの町を堪能できますが、
まだ面白いところがあります。

それは、ドゥオーモの左横の
小さな広場のモニュメントを見たら、
次の道を右へ。


ニコラチ通りに面して建つ、ヴィッラ・ドラータ館とも名乗る、
ニコラーチ館。

正面のバルコニーに注目。
それぞれに、
それぞれの顔をした、
それはグロテスクな彫刻が施された、
装飾の凝ったバルコニーが
飾られています。

ここは、かつて、裕福な貴族、
ジャコモ・ニコラーチ男爵によって
建てられた館。
内部の贅をこらした姿を覗けば、
映画『 山猫 』を彷彿される、
貴族の生活の面影が見えて、
シチリアの歴史を感じることが
できるでしょう。



最後にご紹介するのは、
ノートでの一番の目的だった、
パスティッチェリア
「 カフェ・シチリア 」へ。

ニコラーチ通りから、
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りに
戻れば、すぐ角の店。


シンプルな店構えですが、
これまたすごいお店。
シチリアといわず、
世界的にも名を馳せる、
シチリア菓子の名店です。
奥にカフェスペース。
そして、ショーケースには、
シチリア名物、カッサータや
カンノーリを始め、
ビスコッティが勢揃い。
ここは、添加物や着色料、
保存料などを一切使わず、
天然素材のみで
作られるお菓子ばかり。

1892年創業の老舗店、
パスティッチェリアで、
楽しいお買い物ができました。



私達が訪れたのは、
5月の第4日曜日。
その1週間前に、
ここノートで、
「 インフィオラータ 」と呼ばれる、
毎年恒例の行事、
‘春のお祭り’が行われます。
それは、ニコラーチ通りに、
花の絨毯が一面に敷かれるという。
興味ある方は、こちらを覗いてみてください。
ドローンによる花の絨毯の映像が
見ものです。



次回も見てください!



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● ‘17 シチリア東部の旅 −36−
Sicilia-est -36-
2018/06/22
‐東シチリア周遊 14‐
『 ムーロ・ア・セッコ 』

シラクーサ滞在中の
‘日帰り4か所、弾丸巡りツアー’。
4つ目のノートです。
前回はこちら

今回は、モディカからノートへ移動中に、
車窓から見えた、
不思議な光景のお話。



それは、小高い丘に、
たくさん連なる石。
それが、ごつごつごろごろではなく、
一直線に綺麗に並んでいる石の積みものです。

何かの遺跡跡か、
お墓のようにもみえましたが、
こっちでは、誰かのお家の塀垣のように、
整然と並び積み上げられてる石の壁。


ツアーコンダクター、
佐藤レイ子さんによると、これらは、ラグーザ地方で見られる、
『 ムーロ・ア・セッコ 』。
訳して、“乾いた壁”。


いつの頃からの話か解りませんが、
昔、土地を耕した時に、
土の中から出てきた石を、
槌で叩き割り形を整え、
セメントなどを使わず、
こつこつと積み上げて作った
石垣だということ。



この石垣によって、
農民同士の土地の境界線となり、
家畜を守る柵としても
機能していたんだとか。

これは、ラクーサ県で見られる
光景だということです。


そして、ラグーサ県から、
シラクーサ県に。

この道中に、また珍しいものを
見ることができました。

カッルーボの木。
‘カッルーバ’と呼ばれる、
豆が実る木に出会いました。
これがカッルーバ。
今回の旅で、
買ってきたカッルーバです。

日本語でいうとイナゴ豆。
このように茶色く熟成して、
木にブラブラとぶら下がってできます。

南イタリア、特に、
ラグーサではよく見かける植物です。

豆と言っても、中の豆は食べず、
この鞘の部分を使います。
乾燥されて固くなっていて、
そのままでは私達は食べれません。
これを、
ローストしてパウダーにしたり、
シロップになったり。
体にいい自然の甘味料として、
使われています。
(いつか、詳しくご紹介できたらと
 思います。)



シチリアに行くならぜひ欲しいと
思っていたカッルーバです。
でも、なかなか店頭で見つけることができず、
シラクーサの市場をまわっている時、
お店の人に尋ねてゲットできました。
「 うちにあるよ。 」と、
どこかのお店の人が、
奥から出してきてくれたのです。



大急ぎの車移動の途中で、
この地方の文化や歴史に、
ちょっぴり触れることができました。
来てよかった、
ヴァル・ディ・ノート周遊の旅。


まだまだ続きます。
次は、
さらにささに美しい町、
ノートをご紹介します!!!



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