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● ‘18 カラブリア州の旅 −21−
Calabria -21-
2019/08/11
『 チェトラーロ 』
‐ カラブリア特産、珍味を求めて ‐

コセンツァ県ティレニア海沿いの町、
チェトラーロ。


*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら

前回のアマンテアから北へ50分。

少し丘の上に位置する、
小さな村。
ここにある‘ローザマリーナ’を作っている
工房を訪れました。


『 ローザマリーナ 』。
‘生シラスの赤唐辛子漬け’。

それは、魚の稚魚を、
塩と赤唐辛子のみで漬け、
熟成・発酵させた珍味。
‘ンドゥイヤ’と同じくらい、
カラブリアを代表する特産品です。


海風が流れてくる敷地内の、
小さな工房。
ここでは、一切機械を使わず、
手作業で作り続けている職人の工房です。
カラブリアの風物、
軒先にかけられた
自家製の‘乾燥ペペローニ’。

お邪魔したのは、
作業も終えた午後。
発酵の香りプンプンの工房内には、
重石の載った木樽が、
台の上にずらっと並べられています。

仕込んだ日ごとに、
熟成期間ごとに、場所を変えて、
置かれていきます。


さて、これらが、ローザマリーナ。
左が、
DOLCE=ドルチェ(甘口)と書かれた、
マイルドなタイプ。
右が、
PICCANTE=ピッカンテ(辛口)と書かれた、
辛いタイプ。


大量生産している工場とは違って、
プラスチックではなく、
木の樽を使った漬け込み。

現在は、
イタリアでビアンケットと呼ばれる、
シラス(魚の稚魚)が使われていますが、
もともとは、名前の由来である、
ローザ=ヒメジの子、
マリーナ=マリネ、とあるように、
赤い魚‘ヒメジ’の稚魚だったそうです。


それに、ここに旅するまで、
ンドゥイヤ同様、辛みは、
赤唐辛子だと思っていましたが、
ここでも、やっぱり‘ペペローニ’。、
乾燥させた辛口・甘口の
パプリカが使われています。


重い石で押され、
水分が抜け、発酵が進んだ
ローザマリーナ。
決して魚が色染まることはありません。

ここの商品は、
地元の人でしか味わえません。
それは、無添加であり、
木樽製造だから。
それに、
カラブリアと言っても
どこでも作られるわけじゃなく、
この辺りの名物品。
だから、カラブリア人でも、
この美味しさを知らない人が
いっぱいいるということです。

辛みと、旨味が、
なんとも絶妙に美味しい
ローザマリーナ。
パンにのせて、
パスタに絡ませて、
いろんな楽しみができる食材です。


他にも、
ALICI=アリーチ、
カタクチイワシの赤唐辛子漬けも。
これは、ちょうど9月頃から
漬け込み作業が行われ、
これから1年間熟成されるようです。





現地を訪ねて、
本物に出会える楽しさです。
カラブリアって面白い〜!


次回もぜひ、見てください‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −20−
Calabria -20-
2019/07/31
『 アマンテア 』
‐ 特産イチジクの伝統菓子を求めて ‐

コセンツァ県ティレニア海沿いの町、
アマンテア。


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前回のノチェーラ・テリネーゼから30分。
アマンテア市の、
旧市街地に近いこんなところ。

山の上に今も残る城の砦と、
その辺りに広がる旧市街地が見える
場所に建つ、
イチジクの加工販売所、
「 フラテッリ・マラーノ 」。

この日は土曜日。
工場は休みながら、
大まかな製品作りの説明を
聞かせてもらうことに。
まずは、イチジク。
‘ 干し ’イチジクです。

乾燥イチジクは、
2000年以上の歴史を持つという、
アマンテアの古〜くからの特産物。
DOP(保護原産地呼称)に
認定されているコセンツァ産の
“ドッタート”種と呼ばれる
イチジクを使った
極上の干しイチジクを使って、
伝統のお菓子が作られています。


それが、こちら。
『 CROCETTE クロチェッテ 』。
十字架(クローチェ)からついた名前の
お菓子です。


その前に。。。
この干しイチジクは、
そのままではなく、
半分にカットした実の中に、
アーモンドやクルミなどの
ナッツ類に、
柑橘系の皮が詰められて、
(マラーノさんはオレンジのシロップ漬け)
オーブン焼きされています。
ちなみにイチジクの木は、
時期を変えて、
違う実がなるのだそう。

例えば、ここで使われているのは、
2度目に生る8〜9月に
収穫される‘フォルニーティ’タイプで、
皮が薄くて、種が小さく、
実が厚い。

そうなんです。
食べていてこの小さな種子が
とても美味しいんです。


まず、これは、
アーモンドを詰めた、
シロップ漬けの、
‘ボッコンチーニ’。



その詰めものをした
干しイチジクを広げ、
縦・横と、交互に2段ずつ、
両面を合わせるように重ねて
加工されたのが、
『 クロチェッテ・デッラ・マンマ 』、
マンマのクロチェッテなのです。



これは、定番の
アーモンド入りクロチェッテ。
こっちは、クルミ入り、
シナモンがきいたクロチェッテ。

もちろんどれもシロップ漬けにて。
これが、日持ちするもので、
時間がたつほど、
うま味が増し、
美味しくいただきました。


イチジクの商品は、
他にもいろいろ。
ホワイトチョコでコーティングされたのも、
とても美味しかったです。


整然とした店内では、これらイチジクの商品の他、
ベルガモットを使ったお菓子やリキュール、
カラブリアの特産ものも
買うことができます。




最後に、ここでも。“ イタリア好き ”を持って
記念撮影したのは、
今回、お付き合いいただいた、
冊子に載ってるダビデさんの弟さんでした。



1930年創業の老舗店。
マラーノ一家に伝わる、
門外不出のレシピで、
商品を作り続けるのは、
‘ノンナ=おばあちゃん’を
含めた女性のみ。

昔は、
女性が農作業の合間に作っては、
一家を支える大事な収入源、
であったようです。



次回もぜひ、見てください‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −19−
Calabria -19-
2019/07/22
‐ アルベルゴ  ‐

“アルベルゴ”。
カラブリア州の素敵なホテルのご紹介。
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カタンツァーロ県、
ノチェーラ・テリネーゼ。

前回のスクイラーチェのある、
イオニア海からティレニア海に向かって、
約1時間。


ティレニア海から5キロほど、
山の中に位置する街の
こんな場所にあるホテル、
『 agriturismo CALABRIALCUBO 』
カラブリアルクーボ
オーナー一族が所有する山に造られた
アグリツーリズモです。
去年の
“クレアトラヴェラー・サマー号”で、
エリさんコーディネート、
カラブリア特集に掲載されて
いたのがこのホテル。

石畳が続く入り口から。
右上に案内されたところが、
4部屋のみという、
かなりプライベート感たっぷりな客室ゾーン。
室内は清潔感たっぷり。
窓からの眺めも素敵で、
居心地のいいお部屋です。


入り口から左下からの、建物の全体像。
まさに山の一角にある自然たっぷりな風景。

そして、建物左に続く、
古い石畳作りの厨房。

その厨房の横が、
雑誌に載っていたあの岩の塊です。


このごつごつした迫力ある岩肌と
一体化したように建つ建物は、

もともと、
16世紀から続く製粉所だったとか。
歴史あるこの建物を改築し、
農業を勉強した若きオーナーが、
オープンさせた、
農業体験型ホテルです。




曇り空も消え、日差しが差し込む、
午後6時ごろ。
広い敷地の奥から眺める景色。


その敷地内を流れる小川。
そのほとりで咲く花や
ハーブ、

野菜や木の実たち。



所有する山で採れる、
オリーウや野菜・果物などを
加工し商品化する他、
なんと20種類もの
クラフトビールも作ってます。
これも楽しみの一つでした。

食前酒にまず2種類。

そして、陽が落ちた8時ごろ、
チェーナの始まり。


(左上)この日のおすすめ生のクラフトビール。
前菜
(左下)確かポーチドエッグに
    リコッタチーズのクリームと
    ポッリーノ産黒トリュフ
(右中上)七面鳥のタコス
     ハーブ風味のマヨネーズ
(右中下)マスのマリネ
       フルーツと酢漬けの野菜
(右下)乾燥熟成牛肉のタルタル
      玉ねぎのカラメルソース
パスタ
(中下)タリアテッレ、
    牛のラグービアンコソース。
(右上)トマトと燻製ナスのトルテッリ
    カチョカヴァッロチーズと
    ナスの粉末かけ

       
メイン
(左上)本日のおすすめ
    カラブリア産Tボーンステーキ
(シーラ山のポドリカ牛)
(右上)豚ロースのキウィとブドウのチャツネ添え
(右下)子ヤギのソテー
    パターテ・エ・ピピ
(左下)シッラ山のジャガイモ

 

デザート2品。
マリオッコ種の赤ワインと、
自家製食後酒と共に。

 

もちろん、自家製食材に、
‘キロメトロ・ゼロ’の食材。
それから、
カラブリア産プレシディオの特産を
ふんだんに使い、
地元に伝わる料理を
創作的に紹介されている
お料理たちです。
(タコス料理は、
 どうもスペイン人の奥様の影響のようです。)



そして、朝食。
普通のホテルと違うのが、
アグリツーリズモ。
フルーツ入り手作りマフィンに、
朝採れたてのイチジク。
これが美味しくて美味しくて。

大満足のカラブリアルクーボさんでした。



1泊だけでも、
ぜひにと連れてきてくれた、
エリさんです。
ちょっと奥深くイタリアを
旅してみたい。
そんな方におすすめ。
自然一杯の
カラブリア州を旅してみませんか?




まだまだ旅日記は続きます。
ぜひ、お付き合いください‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −18−
Calabria -18-
2019/07/12
『 スクイラーチェ 』
‐ 歴史ある陶器の町 ‐

カタンツァーロ県の
カラブリア唯一の陶器の町、
スクイラーチェ。

*カラブリアについてはこちら
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*旅の行程についてはこちら



前回のスティーロから、
再び、イオニア海沿いに走り、
北へ約1時間。

私達が訪れたのは、
旧市街地のこの辺り。
人口3200人ほどの
小さな街。


内陸に向かえば、
標高344mの丘の上に立つ街の風景が、
見えてきます。
まずは、丘の一番高い場所に建つお城へ。

城跡前の広場に車を停め、
お城へ近づけば、
こんな小さなのどかな村の、
こんな立派なお城。

6世紀に建てられてから、
11世紀ごろにこの大きさになり、
16世紀まで増築されていたという、
カステッロ・ディ・スクイラーチェ。
エリさんによれば、
200年前まで使われていたんだそう。
その後の度重なる地震があったとはいえ、
今も、しっかりと面影を残しています。

私達が訪れたときは、
閉館していて残念でしたが、
城内を見学可能です。
ここからイオニア海も
望めるらしいので、
営業時間に気を付けて、
見学してみてください。
そして、ここでも目にした、
トンマーゾ・カンパネッラの名前でした。



さて、お城を後にし、目的地へ。

それは、メイン通りの
コルソ・ジュリエルモ・ペペにある、
陶器店、
『 Deco art di Gallo Concetta 』。
“ デコ・アルト・ディ・ガッロ・コンチェッタ ”。



まずは、この方たちのご紹介。
右が、陶芸作家のティーナさん。
左が旦那様のミンモさん。

彼らが手にしているのは、
私たちが持参していた、
「 イタリア好き 」カラブリア号。
あのアンナさん同様、
(2018年の)
6月頃に取材を受け、
日本では8月に発行されていた、
“カラブリア”特集版を
初めて手にし、
楽しんでいた模様です。

さてさて、このティーナさん。
16世紀以前から
存在していたと言われる、
村の伝統であった陶器作り。
度重なる地震、そして戦争によって、
廃れていった陶器作りを、
復活させたお方です。



街全体が災害・被害に遭いながら、
残っていた技術の書物たち。
そして、世界のあちこちに
保管されていたという、
スクイラーチェ産の陶器により、
復興されたスクイラーチェ陶器。

ティーナさんの手により、
さらさらと描かれる作品を
見せてもらいます。
(体験も可能なので、
 興味ある方はエリさんまで。)


目に留まったのは、
素焼きの作品。
染料を使わないため、
“貧しい陶器”とも呼ばれるらしいですが、
これがシンプルに土の素材を感じれて、
とても素敵です。
お皿や、花瓶型、プレートなどの
飾り物がありますが、
これに釉薬をつけた、
実用に使えるコーヒーカップやお皿などを
買うことができます。




そして、
ショーケースの中にあるのが、
歴史的に作られてきた
最高傑作の作品たち。

上段にあるのが、ロンドンやナポリの美術館で、
展示されてきたという、
古い時代の作風。
きめ細やかなカットが素晴らしく、
ティーナさんは、
もともと持ってる才能を開花し、
旦那様の協力のもと、
これらの技術を習得し、
再開したという凄いお話です。

他にも、いろんな陶器があり、
楽しいお買い物ができました。

イタリアといえば、
明るい陽気な陶器が有名ですが、
こんな芸術作品も
カラブリアで見ることができるのです。
Brava! CALABIA


スクイラーチェ、素敵な街でした。
カラブリアを旅するなら、
ぜひ、訪れてみてください!!!




では、次回もぜひ見てください‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −17−
Calabria -17-
2019/06/09
『 スティーロ 』
イアリアの最も美しい村 協会認定の村 その ‐
レッジョ・カラブリア県の
人口約2800人の小さな村、
スティーロ。

*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら


キアナレアと前回のジェラーチェ
に続いて、
「 イタリアの最も美しい村 」の
全踏破の旅
で、
紹介されてるスティーロです。


ジェラーチェから約30分。
“虹色の街道”を走り、
私達が訪れるのは、
旧市街地のあるこのあたり。
古くはビザンチンの砦となり、
さまざまな支配を受けてきた歴史のある町です。

前回はこちら




コンソリーノ山の中腹の、
段丘上に築かれた、
スティーロの古い町。
まず向かったのは、のところ、

Ⓐの地点へ。


スティーロでぜひにでも、
訪れたかったところ、
La Cattolica di Stilo.
ラ・カットリカ教会。

カラブリア州としても、
重要な記念建造物のひとつ、
とされている、
それは、
スティーロの住宅地区より、
ちょっと上の丘に建っている、
9〜10世紀建設の
ビザンチン様式の小さな教会。

特徴的なのが、
正面からは見えない、
5つのクーポラ。
そして、
四角形をした建物。
本当に小さな、
あっという間に見学できる、
一室だけの教会内部には、
ノルマン人によって描かれた、
1000年ごろのフレスコ画が
壁面に残っています。

そして小窓から眺める、
イオニア海の景色です。




教会前の遺跡跡から、
見下ろす旧市街地。
ここから、
この村の大聖堂が右先に見えています。


訪れる町の大聖堂は必ず見たい私達。
時間が限られた中、
エリさんにお願い。
ラ・カットリカから車を移動し、
Ⓒ地点へ。


駐車場は、ちょうど村の入り口となり、
旅人を出迎えるように、
存在感ある、
サン・フランチェスコ教会が
建っています。(右上)
(右下・正面)
16世紀に造られた後期バロック様式で、
その前には、
スティーロで貧しい農家の子として、
生まれながら、
(近隣の村生まれとも言われますが)
ルネサンス時代の聖職者であり、
代表的な哲学者になった方、
トンマーゾ・カンパネッラさんの
銅像が祭られています。(左上)

ここからも見える大聖堂へは、

教会近くの
旧市街地に入るこの通りから。



家々が入り組んだ、
細い路地(左上)。
お昼時の静かな中、
町の壁画(右上)や、
アラブの影響を受け、
中世に創られた彫刻、
‘イルカの噴水’(下)に出会い、
(全く情報のないまま)
歩いていると、
途中で、
ビューポイントのような場所に
出てきました。

ここから見えたのが、
岩壁に残る、洞窟の教会。(上)

EREMO=エレモ‘陰者の住居’、
Madonna Della Pastorella=
マドンナ・デッラ・パストレッラ
‘小さな羊飼い(羊飼いの少女)のマドンナ’
と書かれた看板の左下くらいに
小さな穴のある四角い建物が見えるなら、
そこに残るのが、
12世紀に創られた、
ここにひっそりと暮らす人たちのための
洞窟の中の教会です。
ここも見学ができるようで、
行けなかったのは残念でしたが。
(下・その周りの風景)



最後に、ドゥオーモへ。
それが、
城門を出て(左上)、
教会に近づくと(右)、
ここは、
サン・ドメニコ教会(左下)でして、
遠くから見えるクーポラに、
勝手にドゥオーモと勘違いして、
来てしまいました。

しかし、
これが14世紀の建物で、
顔のようなファサードが
特徴的な美しい教会で、
来た甲斐がありました。

歴史的な建物前で
課外授業をしていた子供たち。


さて。
ドゥオーモを見逃してしまった私達ですが、
戻る道すがら、
岩壁を見上げ、
ラ:カットリカ教会の後ろ姿を、
見ることができ、
改めて、カラブリアが誇る、
偉大な教会の美しさを知ることができました。
(中央のちょっと上)


村からの素晴らしいパノラマ。
よく見ると、
クレー色のイオニア海に向かって
続く道のような川が流れています。
でも、そこには水が流れていない。

エリさんに「 水不足ですか?」なんて
質問をしてみたら、
ここは地下に水が流れているということ。。。
「 カラブリアは水が豊富なんですよ!」。
そりゃそうです。
こんなに山に恵まれてる州なんですから。



STILO スティーロ。
こんな小さな村に、
たくさんの歴史が残る
とても面白く、美しい村でした。



さぁ、再び、イオニア海の虹色の街道を走り、
次の訪問地へ。
アンディアーモ・ア・スクイラーチェ!



次回も、ぜひ見てください‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −16−
Calabria -16-
2019/05/29
『 ジェラーチェ 』
イアリアの最も美しい村 協会認定の村 その ‐
レッジョ・カラブリア県の
人口3000人弱の小さな村、
ジェラーチェ。

*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら


「 イタリアの最も美しい村 」。
この著書に、
234の村が紹介されています。
そのうち、
なんとカラブリアは10村。
今回の旅では、
シッラのキアナレア地区を含め、
5カ所を案内していただきました。


さて、レッジョ・カラブリア
から、
ジェラーチェまで120繊
カラブリア最南端の山魂、
アスプロモンテ国立公園を横切り、
イオニア海へと走ります。
ティレニア海側の
曇り空の深い山合いの中から、
イオニア海に近づくころには、
青い空に。




GERACE ジェラーチェ。
海から10舛曚鋲り込んだ、
標高470mの卓状の崖の上に
広がる村。

カラブリアの歴史上、
海沿いにある重要な町ロクリ。
紀元前8〜7世紀ごろ、
入植したギリシャ人が、
サラセン人の襲撃から逃れる為に、
この高台に移動し新しく村を
建設したのだといいます。


その途中、
あれが村かと思わせる遺跡も、
横から見れば、それは、
朽ち落ちたジェラーチェのお城でした。


さて、ジェラーチェの旧市街地に入ったら、
Å地点に車を停めて街ブラ。


12〜17世紀まで、
周辺の精神的・文化的中心地となり、
128もの教会があったそうです。
駐車場のすぐ横に
ぽつんと佇む、
サン・ジョヴァンネッロ教会と、
サクロ・クオレ教会。


そして、B地点の
大聖堂。
11〜12世紀にノルマン人に
よって建てられた、
南イタリア最大の広さを誇る、
ロマネスク様式の教会です。
大理石と花崗岩でできた
乳白色の石柱と馬蹄形のアーチが
特徴とされ、
内部は清らかな美しさでした。


そして、
大聖堂の前の広場から、
細い路地へ。
ここは、ビューポイントに続く、
ザレウコ通り。


途中、素敵なお店に出会いました。
『 Sapiri e Sapuri 』



地元の野菜を使った
瓶詰めの加工品たち。
中には、
“ZZINURRA”と書かれた
珍しい名前も。
これは、この地方の方言で、
野生のカルチョーフィなのよ。
と、店のマダムが教えてくれました。

特に面白かったのが、南カラブリアの特産、
ベルガモットを使った商品。

石鹸やバスソルト、
飴にリキュールなどが。
全部が当たり前のように、
手作りで添加物を使っていない
ナチュラルなものばかりが
売られていました。

最後に、
NO FOTOと書かれていながら、
写真撮ってって!と言われたのが、
昔の子供たちの遊び道具だった
木の笛のようなおもちゃ。

車で待ってくれてる
エリさんを気にしつつ、
楽しんでしまったお店でした。



さて、お店を出て、
さらに進むと、
ヌンツィアデッラ教会。
そこを越せば、
ジェラーチェのビューポイント、
サン・ドメニコ通りに。


ここから見下ろすのが、
最高の景色。
向こうにイオニア海、
その海沿いにロクリの街。
そして、少し下に広がる
ジェラチェージェが住む
家並みです。
最後に、陶器の街でもあるジェラーチェ。
ベルガモットをのせた素焼きの
飾りもの。
素朴でこんな素敵なお土産屋さんも
ありました。




次は、スティーロに向かって
ぶっ飛ばしてもらいます。

次回も、ぜひ見てください‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −15−
Calabria -15-
2019/05/19
『 レッジョ・カラブリア 』
‐ 元・誇り高き古代ギリシャ都市 ‐
レッジョ・カラブリア県の
レッジョ・カラブリア
(正式にはレッジョ・ディ・カラブリア)。
州都ではありませんが、
カラブリア一の人口を有し、
州議会の所在地として、
カラブリアの経済的な中心地です。

*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら


前回紹介したシッラから、
車でほぼ30分南に走った、
レッジョ・カラブリア。
それは、本当にシチリアと
目と鼻の先。
町の中心地のここに、
滞在してきました。

まず、
エリさんが連れてってくれたのが、
オランジェ通りの、
オリーブオイルのお店。


バニャーラ・カラブラ郊外の大地主、
De Leo Alberti一家が経営する、
「 フラントイオ・デル・ボルゴ 」さんです。

この日は、ヴァカンスを終え、
ちょうど再オープンする日。
そんな中、娘のジュリアさんが
いろいろと説明をしてくれました。

バニャーラ・カラブラ郊外の丘陵地帯に、
約8000本のオリーヴの木が
植えられているといいます。
そして、カラブリアの特産である、
ベルガモットも。

すべての畑が“もちろん”BIO。
経営者の母フランチェスカさんと、
こだわりの上質なオリーヴオイルを
生産しています。
(興味のある方は、写真をクリック!
 サイトをどうぞ。)

店内にある、
エキストラヴァージンオリーヴオイルの他に、
ペペロンチーノ(赤唐辛子)や、
ベルガモットにレモン風味などの
フレーヴァーオイルたち。
いろいろと試飲させてもらい、
楽しい買い物ができました。



さて、1⃣を訪れた後は、
ホテルにチェックインし、自由行動。
ということで、
メッシーナ行きの船が
出る港に近い‘イーホテル’から、
夕方のひと時、散策をしてきました。


紀元前8世紀に建設され、
誇り高き古代ギリシャ都市だった、
レッジョ・カラブリアは、
1908年の地震でほぼ壊滅し、
新しく生まれ変わった街。
道は、海岸線に沿って、
南北に細長く、
賽の目に作られています。
街の北側に位置する
ホテルを出て、南方に。
ルンゴマーレ・マッテオッティと呼ぶ、
この歩行者専用の通りを進むと、
右に海を眺めながらの遊歩道となります。
私たちは、メイン通りに行きたいので、
一歩、内側を通る、
ヴィットリオ・エマヌエーレ3世通りへ。
しばらく歩いていると、
広い道で車の行き来が多いけれど、
メイン通りとは思えず、

さらに、何本か東に入って、
やっと、賑やかな、
ジュゼッペ・ガリバルディ通りに、
出ることができました。

夕方から、歩行者天国になるということで、
この時間は、すでに、
パッセジャータ(散歩)する人たちでいっぱい。
さすが、海の街らしい
活気のある通りです。

3キロはあるこの通りを南に進めば、
2⃣この町の大聖堂に出会います。
ここに着いたころには、
もう日は落ち、
イルミネーションがまぶしいくらい。
日本とは全く違う、
イタリアらしい装飾です。


さてさて、この日の夜は、
アテンドなしで食事。
オリーブオイル店のジュリアさんに
教えてもらった中から、
ホテルに近い、
ここに来てみました。
3⃣マッテオッティ海岸通りにある、
‘タツノオトシゴ’がロゴマークの
「 PIROPIRO ピロピロ 」さん。
海沿いに建つ、
ほぼテラス席で、
レストラン、ピッツェリア、
バールと3つの空間がある、
大きなお店。

海向こうのシチリア東部の街の明かりを
見ながらの食事です。

ホタルイカのフリット、
スパゲッティーニ・マグロのラグーソース、
カジキマグロのパン粉焼き
と3種類の海の幸料理。

あちらからこちらを眺めていた1年前。
またこの年もイタリアに来れたことに、
嬉しく思えた夜でした。



もちろん、帰りは、バールで一杯。
地元の食後酒で、
カラブリア産アマーロをいただきました。


夜も11時。朝も早いので、
そろそろホテルに戻ろうと歩きだしたところ、
どこからか騒音というか、
聞いたことがある音楽が
激しい振動と共に、伝わってきまして、
音の鳴る方へと進んでみると、
そこは、インディペンデンツァ広場。
イタリアの有名な歌手
‘エロス・ラマゾッティ’を
カバーしている、
「 ラ・シニストラ 」というグループの、
ライブ中でした。
イタリア中の老若男女に
人気のある歌ばかりですから、
ご年配の方もみんな大ノリノリ。

年に一度のイタリア旅で、
必ずと言っていいほど、
音楽に酔いしれる夜を過ごしています。
それぞれに街の雰囲気を味わえ、
楽しいひと時です。



翌日は、
爆走の旅。

エリさんの運転で、アスプロモンテ山を越え、
走行距離1470キロのうち、
東海岸線の街3つ訪れ、
西の中部まで車を走る、
大忙しの一日です。


次回も、ぜひ見てください‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −14−
Calabria -14-
2019/05/10
『 シッラ 本編 』
- イアリアの最も美しい村 協会認定“キアナレア” -
*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら


前回アップした、
ただ通っただけのバニャーラ・カラブラから、
シッラへ。

覆道にある無料駐車場。
人気がなくてもここは危ないと、
しっかり荷物を隠し車を降り、
シッラの町、
『 イタリアの最も美しい街 』の一つに
認定されている、
“キアナレア”地区へ。


海沿いに続く、
アンヌンツィアータ通り。
遠く高いところに見える建物は、
旧市街地に建つお城。
海のすぐ近くまで、
迫っているアスプロモンテという山の
斜面に作られた町。
キアナレアは、
この細い路地に続く、
漁師さんの家が立ち並ぶ、
まさに海沿いの通り。


この町の歴史の始まりは、
紀元前8世紀も前だとか。
トロイ人が流れ着き町を築いたのが、
村の起源だとも書かれています。
そして、
古代ギリシャに書かれた
‘オデッセイ’の中で登場する
町としても知られているんだとか。

さらに、1860年には、
ガリバルディ軍も上陸するなど、
歴史上において重要な役割を
果たした町でもあるのだそうです。

エリさん曰く、
シッラは豊かな漁村だったらしく、
上品でしっかりした雰囲気が
数多く見れました。


町の人の生活ぶりも垣間見れて、
なんとものどかな光景です。
満潮の時は、
このベランダから釣りをするそうです。


「 イタリア好き、カラブリア特集 」
に載っていたこの場所も、
実際に見るとさらに素敵な風景でした。


シッラでは、家ごとに、
こうやってボートが置かれていました。
漁師さんは、
自分のボートで沖に出て、
大きな船に乗り換えて
漁に出ていたんだとか。
それも、まだ今だに
続いているらしいのですが。



海辺まで案内してもらいました。
北を見れば、トロペア岬。


南を覗けば、
キアナレア湾の堤防。
そこから高台にあるのがルッフォ城。
そして、
海に面したいくつものレストランたち。

今回は、その中の一つ、
“ブルー・デ・トワ”さんで
プランツォタイム。


地下に降りると、
店内席と、テラス席。
穏やかな海の音を聞きながら、
心地よい風を受けながら、

どこを見ても美しい景色に、
ホントにカラブリアに来ているんだなと、
感慨深くなった瞬間です。

さて、頂いたお料理は、
海の幸の前菜盛り合わせに、
ムール貝、
カジキマグロのグリル、
トマトとトロペア産赤玉ネギのサラダ、
アサリとピスタチオのソースのパスタ、
ウニのパスタ。

グレコ・ビアンコの白ワインも
ぴったりの海尽くし料理でした!
テラス席とは違って、
レンガ作りのシックな店内。
この家も漁師さんの家だったかのように、
釣りの道具やカジキ船の模型などが、
飾られていて楽しい空間でした。




伝統衣装を着て、
赤唐辛子を持った女性。
これは陶器でできた町の風物です。
昔、漁に出ていた男性の代わりに、
家を守ってきた女性たち。
このスカートの下には…。
生きる術を潜めた伝統の衣装だと、
確か聞いたような…。



まだカラブリア3日目の
3分の1ご紹介したところです。
次回は、ちょっと大きな町、
レッジョ・カラブリア編。
ぜひ、お楽しみに〜‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −13−
Calabria -13-
2019/04/19
『 シッラ 番外編 』
-シッラの手前、バニャーラ・カラブラの巻-
レッジョ・カラブリア県の
古い漁師町‘シッラ’。

*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら


カラブリア2日目、
カッリポを訪れた後に、
州を南下し訪れるシッラ。

前回はこちら


その前に、ちょっと寄り道。
それは、国道18号線を走る最中に通る、
バニャーラ・カラブラという、
小さな海の町。

ここでは車を降りていませんが、
お届けしたい風景がたくさん
あったので、ご紹介します。



まずは、エリさんおすすめの場所から、
バニャーラ・カラブラを見下ろして。
「 コスタ・ヴィオラ 」=スミレ色の海岸、
と呼ばれる美し〜い自慢の海に面した、
小さな漁村。

その先に目を向ければ、
カラブリア州が続き、
その奥に(薄く見える陸)、
シチリアのペローロ岬までが
見えてくる。
・・・絶景です。


そして、街を囲むように広がる緑。
上段の方の列に並んでいるところが、
ここ特産の‘ズィビッボ’と呼ばれる
甘口デザートワインになるブドウの畑。
そして、下の方へ行くと、
レモンなどが作られているという。

昔は、リンゴの産地としても、
有名だったんだとか。
リンゴといえば、北地方のイメージが
強いけれども、
カラブリアは南でも、
山があり、雪も降る。
美味しいリンゴに出会えるようです。



ここは、「 クンダリ 」という、
パスティッチェリア。
残念ながらこの日は休みでしたが。
バニャーラは、
トッローネでも有名らしく、
ここクンダリのオーナーは、
トッローネ協会の会長でもあり、
ここのトッローネ、
いつか食べてみたい。

お次は、篭を持ち歩くおじいちゃん。
中に入っているのは“ポルチーニ茸”。
すぐ裏には、アスプロモンテという
山が聳えていますから、
ポルチーニも当たり前なのです。
(カラブリア産のポルチーニ、
 私たちも毎年ご紹介している
 食材です。詳しくはこちら。)


水道橋だった、カラヴィッラ橋。
1908年の地震を
生き延びたという、
カルミネ信心会教会。

アラゴン時代の塔や、
ノルマン時代の遺跡など、
南イタリアの歴史が垣間見れる、
見どころ満載のバニャーラ・カラブラです。

そして、シッラに向かう国道と沿うように、
列車が海岸線を走る。
それから、ちょっと嬉しかったのが、
カジキ漁の船
見れたこと。




次回こそ、
可愛い村‘シッラ’です。
ぜひ、お楽しみに〜‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −12−
Calabria -12-
2019/04/05
『 ピッツォ 』
-町の名物。その‘3’。-
*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら

洞窟教会から、また少し北上。
前回はこちら
ピッツォにもう一つ、
名所がありました。



カラブリア州といえば、
シチリアとまたぐメッシーナ海峡から、
ここピッツォあたりのティレニア海で、
盛んなマグロやカジキマグロの漁

ということで、
有名なマグロの加工品工場へ。

『 CALLIPO 』
カッリポ社です。


日本でも買えますが、
それはわずかな商品。
ここに来れば、
いろんなものに出会ます。
工場に隣接している、
直販所です。

カウンターの後ろの棚には、
ずら〜っと商品が。
主に、マグロのオイル漬けの缶詰めたち。
一個売りから、
まとめ買い用のパックも。
かなりお得な買い物ができます。

通路側のショーケースの中には、
ビン詰めされた、
ちょっとこだわりの商品などが、
並べらえています。

贈答品用に、
こんなかわいい缶の箱もあったりして、
面白いんです。


マグロでも、
各地から取り寄せたもの、
カラブリア海域で獲れた上質なもの、
と商品によって使い分けされているそうです。
そして、オリーブオイルも塩も、
もちろんイタリア製と
これも上質なものにこだわって、
商品作りがなされています。

安心して食べられ、
なおかつ
優しい風味で美味しい、
カッリポ社のツナ製品です。


そして、他にも。
ペペローニ(パプリカ)の
ツナの詰め物や、
‘トロペア産の赤玉ねぎ’と一緒に、
オイル漬けされたツナなど、
カラブリアの特産が使われた
商品がたくさん。


創業1913年の
カッリポ社です。

自分用はもちろん、
お土産にも最適。
ただ、スーツケースの
重量制限だけ気を付けて
お買い物してください。




ピッツォの三大名物、
いかがでしたか?
ぜひ、カラブリアを旅するなら、
訪れてみてください‼


次回は、南下して、また海の町へ。
お楽しみに〜‼‼‼




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'18 カラブリア州の旅 : comments (x) : trackback (x)
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