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● ‘18 カラブリア州の旅 −17−
Calabria -17-
2019/05/09
『 スティーロ 』
イアリアの最も美しい村 協会認定の村 その ‐
レッジョ・カラブリア県の
人口約2800人の小さな村、
スティーロ。

*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら


キアナレアと前回のジェラーチェ
に続いて、
「 イタリアの最も美しい村 」の
全踏破の旅
で、
紹介されてるスティーロです。


ジェラーチェから約30分。
“虹色の街道”を走り、
私達が訪れるのは、
旧市街地のあるこのあたり。
古くはビザンチンの砦となり、
さまざまな支配を受けてきた歴史のある町です。

前回はこちら




コンソリーノ山の中腹の、
段丘上に築かれた、
スティーロの古い町。
まず向かったのは、のところ、

Ⓐの地点へ。


スティーロでぜひにでも、
訪れたかったところ、
La Cattolica di Stilo.
ラ・カットリカ教会。

カラブリア州としても、
重要な記念建造物のひとつ、
とされている、
それは、
スティーロの住宅地区より、
ちょっと上の丘に建っている、
9〜10世紀建設の
ビザンチン様式の小さな教会。

特徴的なのが、
正面からは見えない、
5つのクーポラ。
そして、
四角形をした建物。
本当に小さな、
あっという間に見学できる、
一室だけの教会内部には、
ノルマン人によって描かれた、
1000年ごろのフレスコ画が
壁面に残っています。

そして小窓から眺める、
イオニア海の景色です。




教会前の遺跡跡から、
見下ろす旧市街地。
ここから、
この村の大聖堂が右先に見えています。


訪れる町の大聖堂は必ず見たい私達。
時間が限られた中、
エリさんにお願い。
ラ・カットリカから車を移動し、
Ⓒ地点へ。


駐車場は、ちょうど村の入り口となり、
旅人を出迎えるように、
存在感ある、
サン・フランチェスコ教会が
建っています。(右上)
(右下・正面)
16世紀に造られた後期バロック様式で、
その前には、
スティーロで貧しい農家の子として、
生まれながら、
(近隣の村生まれとも言われますが)
ルネサンス時代の聖職者であり、
代表的な哲学者になった方、
トンマーゾ・カンパネッラさんの
銅像が祭られています。(左上)

ここからも見える大聖堂へは、

教会近くの
旧市街地に入るこの通りから。



家々が入り組んだ、
細い路地(左上)。
お昼時の静かな中、
町の壁画(右上)や、
アラブの影響を受け、
中世に創られた彫刻、
‘イルカの噴水’(下)に出会い、
(全く情報のないまま)
歩いていると、
途中で、
ビューポイントのような場所に
出てきました。

ここから見えたのが、
岩壁に残る、洞窟の教会。(上)

EREMO=エレモ‘陰者の住居’、
Madonna Della Pastorella=
マドンナ・デッラ・パストレッラ
‘小さな羊飼い(羊飼いの少女)のマドンナ’
と書かれた看板の左下くらいに
小さな穴のある四角い建物が見えるなら、
そこに残るのが、
12世紀に創られた、
ここにひっそりと暮らす人たちのための
洞窟の中の教会です。
ここも見学ができるようで、
行けなかったのは残念でしたが。
(下・その周りの風景)



最後に、ドゥオーモへ。
それが、
城門を出て(左上)、
教会に近づくと(右)、
ここは、
サン・ドメニコ教会(左下)でして、
遠くから見えるクーポラに、
勝手にドゥオーモと勘違いして、
来てしまいました。

しかし、
これが14世紀の建物で、
顔のようなファサードが
特徴的な美しい教会で、
来た甲斐がありました。

歴史的な建物前で
課外授業をしていた子供たち。


さて。
ドゥオーモを見逃してしまった私達ですが、
戻る道すがら、
岩壁を見上げ、
ラ:カットリカ教会の後ろ姿を、
見ることができ、
改めて、カラブリアが誇る、
偉大な教会の美しさを知ることができました。
(中央のちょっと上)


村からの素晴らしいパノラマ。
よく見ると、
クレー色のイオニア海に向かって
続く道のような川が流れています。
でも、そこには水が流れていない。

エリさんに「 水不足ですか?」なんて
質問をしてみたら、
ここは地下に水が流れているということ。。。
「 カラブリアは水が豊富なんですよ!」。
そりゃそうです。
こんなに山に恵まれてる州なんですから。



STILO スティーロ。
こんな小さな村に、
たくさんの歴史が残る
とても面白く、美しい村でした。



さぁ、再び、イオニア海の虹色の街道を走り、
次の訪問地へ。
アンディアーモ・ア・スクイラーチェ!



次回も、ぜひ見てください‼‼‼




も宜しく。
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● ‘18 カラブリア州の旅 −16−
Calabria -16-
2019/05/29
『 ジェラーチェ 』
イアリアの最も美しい村 協会認定の村 その ‐
レッジョ・カラブリア県の
人口3000人弱の小さな村、
ジェラーチェ。

*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら


「 イタリアの最も美しい村 」。
この著書に、
234の村が紹介されています。
そのうち、
なんとカラブリアは10村。
今回の旅では、
シッラのキアナレア地区を含め、
5カ所を案内していただきました。


さて、レッジョ・カラブリア
から、
ジェラーチェまで120繊
カラブリア最南端の山魂、
アスプロモンテ国立公園を横切り、
イオニア海へと走ります。
ティレニア海側の
曇り空の深い山合いの中から、
イオニア海に近づくころには、
青い空に。




GERACE ジェラーチェ。
海から10舛曚鋲り込んだ、
標高470mの卓状の崖の上に
広がる村。

カラブリアの歴史上、
海沿いにある重要な町ロクリ。
紀元前8〜7世紀ごろ、
入植したギリシャ人が、
サラセン人の襲撃から逃れる為に、
この高台に移動し新しく村を
建設したのだといいます。


その途中、
あれが村かと思わせる遺跡も、
横から見れば、それは、
朽ち落ちたジェラーチェのお城でした。


さて、ジェラーチェの旧市街地に入ったら、
Å地点に車を停めて街ブラ。


12〜17世紀まで、
周辺の精神的・文化的中心地となり、
128もの教会があったそうです。
駐車場のすぐ横に
ぽつんと佇む、
サン・ジョヴァンネッロ教会と、
サクロ・クオレ教会。


そして、B地点の
大聖堂。
11〜12世紀にノルマン人に
よって建てられた、
南イタリア最大の広さを誇る、
ロマネスク様式の教会です。
大理石と花崗岩でできた
乳白色の石柱と馬蹄形のアーチが
特徴とされ、
内部は清らかな美しさでした。


そして、
大聖堂の前の広場から、
細い路地へ。
ここは、ビューポイントに続く、
ザレウコ通り。


途中、素敵なお店に出会いました。
『 Sapiri e Sapuri 』



地元の野菜を使った
瓶詰めの加工品たち。
中には、
“ZZINURRA”と書かれた
珍しい名前も。
これは、この地方の方言で、
野生のカルチョーフィなのよ。
と、店のマダムが教えてくれました。

特に面白かったのが、南カラブリアの特産、
ベルガモットを使った商品。

石鹸やバスソルト、
飴にリキュールなどが。
全部が当たり前のように、
手作りで添加物を使っていない
ナチュラルなものばかりが
売られていました。

最後に、
NO FOTOと書かれていながら、
写真撮ってって!と言われたのが、
昔の子供たちの遊び道具だった
木の笛のようなおもちゃ。

車で待ってくれてる
エリさんを気にしつつ、
楽しんでしまったお店でした。



さて、お店を出て、
さらに進むと、
ヌンツィアデッラ教会。
そこを越せば、
ジェラーチェのビューポイント、
サン・ドメニコ通りに。


ここから見下ろすのが、
最高の景色。
向こうにイオニア海、
その海沿いにロクリの街。
そして、少し下に広がる
ジェラチェージェが住む
家並みです。
最後に、陶器の街でもあるジェラーチェ。
ベルガモットをのせた素焼きの
飾りもの。
素朴でこんな素敵なお土産屋さんも
ありました。




次は、スティーロに向かって
ぶっ飛ばしてもらいます。

次回も、ぜひ見てください‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −15−
Calabria -15-
2019/05/19
『 レッジョ・カラブリア 』
‐ 元・誇り高き古代ギリシャ都市 ‐
レッジョ・カラブリア県の
レッジョ・カラブリア
(正式にはレッジョ・ディ・カラブリア)。
州都ではありませんが、
カラブリア一の人口を有し、
州議会の所在地として、
カラブリアの経済的な中心地です。

*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら


前回紹介したシッラから、
車でほぼ30分南に走った、
レッジョ・カラブリア。
それは、本当にシチリアと
目と鼻の先。
町の中心地のここに、
滞在してきました。

まず、
エリさんが連れてってくれたのが、
オランジェ通りの、
オリーブオイルのお店。


バニャーラ・カラブラ郊外の大地主、
De Leo Alberti一家が経営する、
「 フラントイオ・デル・ボルゴ 」さんです。

この日は、ヴァカンスを終え、
ちょうど再オープンする日。
そんな中、娘のジュリアさんが
いろいろと説明をしてくれました。

バニャーラ・カラブラ郊外の丘陵地帯に、
約8000本のオリーヴの木が
植えられているといいます。
そして、カラブリアの特産である、
ベルガモットも。

すべての畑が“もちろん”BIO。
経営者の母フランチェスカさんと、
こだわりの上質なオリーヴオイルを
生産しています。
(興味のある方は、写真をクリック!
 サイトをどうぞ。)

店内にある、
エキストラヴァージンオリーヴオイルの他に、
ペペロンチーノ(赤唐辛子)や、
ベルガモットにレモン風味などの
フレーヴァーオイルたち。
いろいろと試飲させてもらい、
楽しい買い物ができました。



さて、1⃣を訪れた後は、
ホテルにチェックインし、自由行動。
ということで、
メッシーナ行きの船が
出る港に近い‘イーホテル’から、
夕方のひと時、散策をしてきました。


紀元前8世紀に建設され、
誇り高き古代ギリシャ都市だった、
レッジョ・カラブリアは、
1908年の地震でほぼ壊滅し、
新しく生まれ変わった街。
道は、海岸線に沿って、
南北に細長く、
賽の目に作られています。
街の北側に位置する
ホテルを出て、南方に。
ルンゴマーレ・マッテオッティと呼ぶ、
この歩行者専用の通りを進むと、
右に海を眺めながらの遊歩道となります。
私たちは、メイン通りに行きたいので、
一歩、内側を通る、
ヴィットリオ・エマヌエーレ3世通りへ。
しばらく歩いていると、
広い道で車の行き来が多いけれど、
メイン通りとは思えず、

さらに、何本か東に入って、
やっと、賑やかな、
ジュゼッペ・ガリバルディ通りに、
出ることができました。

夕方から、歩行者天国になるということで、
この時間は、すでに、
パッセジャータ(散歩)する人たちでいっぱい。
さすが、海の街らしい
活気のある通りです。

3キロはあるこの通りを南に進めば、
2⃣この町の大聖堂に出会います。
ここに着いたころには、
もう日は落ち、
イルミネーションがまぶしいくらい。
日本とは全く違う、
イタリアらしい装飾です。


さてさて、この日の夜は、
アテンドなしで食事。
オリーブオイル店のジュリアさんに
教えてもらった中から、
ホテルに近い、
ここに来てみました。
3⃣マッテオッティ海岸通りにある、
‘タツノオトシゴ’がロゴマークの
「 PIROPIRO ピロピロ 」さん。
海沿いに建つ、
ほぼテラス席で、
レストラン、ピッツェリア、
バールと3つの空間がある、
大きなお店。

海向こうのシチリア東部の街の明かりを
見ながらの食事です。

ホタルイカのフリット、
スパゲッティーニ・マグロのラグーソース、
カジキマグロのパン粉焼き
と3種類の海の幸料理。

あちらからこちらを眺めていた1年前。
またこの年もイタリアに来れたことに、
嬉しく思えた夜でした。



もちろん、帰りは、バールで一杯。
地元の食後酒で、
カラブリア産アマーロをいただきました。


夜も11時。朝も早いので、
そろそろホテルに戻ろうと歩きだしたところ、
どこからか騒音というか、
聞いたことがある音楽が
激しい振動と共に、伝わってきまして、
音の鳴る方へと進んでみると、
そこは、インディペンデンツァ広場。
イタリアの有名な歌手
‘エロス・ラマゾッティ’を
カバーしている、
「 ラ・シニストラ 」というグループの、
ライブ中でした。
イタリア中の老若男女に
人気のある歌ばかりですから、
ご年配の方もみんな大ノリノリ。

年に一度のイタリア旅で、
必ずと言っていいほど、
音楽に酔いしれる夜を過ごしています。
それぞれに街の雰囲気を味わえ、
楽しいひと時です。



翌日は、
爆走の旅。

エリさんの運転で、アスプロモンテ山を越え、
走行距離1470キロのうち、
東海岸線の街3つ訪れ、
西の中部まで車を走る、
大忙しの一日です。


次回も、ぜひ見てください‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −14−
Calabria -14-
2019/05/10
『 シッラ 本編 』
- イアリアの最も美しい村 協会認定“キアナレア” -
*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら


前回アップした、
ただ通っただけのバニャーラ・カラブラから、
シッラへ。

覆道にある無料駐車場。
人気がなくてもここは危ないと、
しっかり荷物を隠し車を降り、
シッラの町、
『 イタリアの最も美しい街 』の一つに
認定されている、
“キアナレア”地区へ。


海沿いに続く、
アンヌンツィアータ通り。
遠く高いところに見える建物は、
旧市街地に建つお城。
海のすぐ近くまで、
迫っているアスプロモンテという山の
斜面に作られた町。
キアナレアは、
この細い路地に続く、
漁師さんの家が立ち並ぶ、
まさに海沿いの通り。


この町の歴史の始まりは、
紀元前8世紀も前だとか。
トロイ人が流れ着き町を築いたのが、
村の起源だとも書かれています。
そして、
古代ギリシャに書かれた
‘オデッセイ’の中で登場する
町としても知られているんだとか。

さらに、1860年には、
ガリバルディ軍も上陸するなど、
歴史上において重要な役割を
果たした町でもあるのだそうです。

エリさん曰く、
シッラは豊かな漁村だったらしく、
上品でしっかりした雰囲気が
数多く見れました。


町の人の生活ぶりも垣間見れて、
なんとものどかな光景です。
満潮の時は、
このベランダから釣りをするそうです。


「 イタリア好き、カラブリア特集 」
に載っていたこの場所も、
実際に見るとさらに素敵な風景でした。


シッラでは、家ごとに、
こうやってボートが置かれていました。
漁師さんは、
自分のボートで沖に出て、
大きな船に乗り換えて
漁に出ていたんだとか。
それも、まだ今だに
続いているらしいのですが。



海辺まで案内してもらいました。
北を見れば、トロペア岬。


南を覗けば、
キアナレア湾の堤防。
そこから高台にあるのがルッフォ城。
そして、
海に面したいくつものレストランたち。

今回は、その中の一つ、
“ブルー・デ・トワ”さんで
プランツォタイム。


地下に降りると、
店内席と、テラス席。
穏やかな海の音を聞きながら、
心地よい風を受けながら、

どこを見ても美しい景色に、
ホントにカラブリアに来ているんだなと、
感慨深くなった瞬間です。

さて、頂いたお料理は、
海の幸の前菜盛り合わせに、
ムール貝、
カジキマグロのグリル、
トマトとトロペア産赤玉ネギのサラダ、
アサリとピスタチオのソースのパスタ、
ウニのパスタ。

グレコ・ビアンコの白ワインも
ぴったりの海尽くし料理でした!
テラス席とは違って、
レンガ作りのシックな店内。
この家も漁師さんの家だったかのように、
釣りの道具やカジキ船の模型などが、
飾られていて楽しい空間でした。




伝統衣装を着て、
赤唐辛子を持った女性。
これは陶器でできた町の風物です。
昔、漁に出ていた男性の代わりに、
家を守ってきた女性たち。
このスカートの下には…。
生きる術を潜めた伝統の衣装だと、
確か聞いたような…。



まだカラブリア3日目の
3分の1ご紹介したところです。
次回は、ちょっと大きな町、
レッジョ・カラブリア編。
ぜひ、お楽しみに〜‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −13−
Calabria -13-
2019/04/19
『 シッラ 番外編 』
-シッラの手前、バニャーラ・カラブラの巻-
レッジョ・カラブリア県の
古い漁師町‘シッラ’。

*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら


カラブリア2日目、
カッリポを訪れた後に、
州を南下し訪れるシッラ。

前回はこちら


その前に、ちょっと寄り道。
それは、国道18号線を走る最中に通る、
バニャーラ・カラブラという、
小さな海の町。

ここでは車を降りていませんが、
お届けしたい風景がたくさん
あったので、ご紹介します。



まずは、エリさんおすすめの場所から、
バニャーラ・カラブラを見下ろして。
「 コスタ・ヴィオラ 」=スミレ色の海岸、
と呼ばれる美し〜い自慢の海に面した、
小さな漁村。

その先に目を向ければ、
カラブリア州が続き、
その奥に(薄く見える陸)、
シチリアのペローロ岬までが
見えてくる。
・・・絶景です。


そして、街を囲むように広がる緑。
上段の方の列に並んでいるところが、
ここ特産の‘ズィビッボ’と呼ばれる
甘口デザートワインになるブドウの畑。
そして、下の方へ行くと、
レモンなどが作られているという。

昔は、リンゴの産地としても、
有名だったんだとか。
リンゴといえば、北地方のイメージが
強いけれども、
カラブリアは南でも、
山があり、雪も降る。
美味しいリンゴに出会えるようです。



ここは、「 クンダリ 」という、
パスティッチェリア。
残念ながらこの日は休みでしたが。
バニャーラは、
トッローネでも有名らしく、
ここクンダリのオーナーは、
トッローネ協会の会長でもあり、
ここのトッローネ、
いつか食べてみたい。

お次は、篭を持ち歩くおじいちゃん。
中に入っているのは“ポルチーニ茸”。
すぐ裏には、アスプロモンテという
山が聳えていますから、
ポルチーニも当たり前なのです。
(カラブリア産のポルチーニ、
 私たちも毎年ご紹介している
 食材です。詳しくはこちら。)


水道橋だった、カラヴィッラ橋。
1908年の地震を
生き延びたという、
カルミネ信心会教会。

アラゴン時代の塔や、
ノルマン時代の遺跡など、
南イタリアの歴史が垣間見れる、
見どころ満載のバニャーラ・カラブラです。

そして、シッラに向かう国道と沿うように、
列車が海岸線を走る。
それから、ちょっと嬉しかったのが、
カジキ漁の船
見れたこと。




次回こそ、
可愛い村‘シッラ’です。
ぜひ、お楽しみに〜‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −12−
Calabria -12-
2019/04/05
『 ピッツォ 』
-町の名物。その‘3’。-
*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら

洞窟教会から、また少し北上。
前回はこちら
ピッツォにもう一つ、
名所がありました。



カラブリア州といえば、
シチリアとまたぐメッシーナ海峡から、
ここピッツォあたりのティレニア海で、
盛んなマグロやカジキマグロの漁

ということで、
有名なマグロの加工品工場へ。

『 CALLIPO 』
カッリポ社です。


日本でも買えますが、
それはわずかな商品。
ここに来れば、
いろんなものに出会ます。
工場に隣接している、
直販所です。

カウンターの後ろの棚には、
ずら〜っと商品が。
主に、マグロのオイル漬けの缶詰めたち。
一個売りから、
まとめ買い用のパックも。
かなりお得な買い物ができます。

通路側のショーケースの中には、
ビン詰めされた、
ちょっとこだわりの商品などが、
並べらえています。

贈答品用に、
こんなかわいい缶の箱もあったりして、
面白いんです。


マグロでも、
各地から取り寄せたもの、
カラブリア海域で獲れた上質なもの、
と商品によって使い分けされているそうです。
そして、オリーブオイルも塩も、
もちろんイタリア製と
これも上質なものにこだわって、
商品作りがなされています。

安心して食べられ、
なおかつ
優しい風味で美味しい、
カッリポ社のツナ製品です。


そして、他にも。
ペペローニ(パプリカ)の
ツナの詰め物や、
‘トロペア産の赤玉ねぎ’と一緒に、
オイル漬けされたツナなど、
カラブリアの特産が使われた
商品がたくさん。


創業1913年の
カッリポ社です。

自分用はもちろん、
お土産にも最適。
ただ、スーツケースの
重量制限だけ気を付けて
お買い物してください。




ピッツォの三大名物、
いかがでしたか?
ぜひ、カラブリアを旅するなら、
訪れてみてください‼


次回は、南下して、また海の町へ。
お楽しみに〜‼‼‼




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● ‘18 カラブリア州の旅 −11−
Calabria -11-
2019/03/2</8span>
『 ピッツォ 』
-町の二大名物。その‘2’。-
*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら

旧市街地から、少し北上。
前回はこちら
ピッツォに来たなら、
ぜひ訪れたいところ、「 Chiesetta di piedigrotta 」
キエゼッタ・ディ・ピエディグロッタ。

車を停めて海岸へ。
遊歩道を歩き、

見えてくる光景。

一体、どこにあるのか、
わからないまま階段を降りていけば、
らしきものが見えてくる。
確かに。
岩の壁の上に十字架が。


そう。私たちが訪れたのは、
浜辺に佇む、「 ピエディグロッタ小教会 」。
洞窟にある教会でした。


中はこんな感じ。



岩の彫像がひしめく、
不思議な教会は、
17世紀のこと。

村の漁師さんが、
町の信仰の場として、
岩を掘って作ったという。

その後、19世紀後半に、
町の彫刻家が再建し、
さらに、1967年に、
その彫刻家の孫によって
完成したそうです。


ひんやりとした空気の中、
自然の光と陰により、
独特の雰囲気が醸し出された、
ピエディグロッタ教会では、
様々な宗教シーンや、
町の歴史を再現した彫刻などを、
見ることができます。
ぜひ、ピッツォに行くなら、
寄ってみてください。
あるガイドブックによると、
17世紀のこと。
ナポリの難破船の生存者が、
海辺の凝灰岩に彫り込んだもので、
教会が後で付与された。
とも書かれていました。

そんな歴史的教会の前で、
海を楽しむ人たち。
海が綺麗って素晴らしい‼‼‼




さて、ピッツォには、
もう一つ、名物がありました。
取り急ぎ、そこへ向かいます。
次回もお楽しみに。

ぜひ見てください‼‼‼





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● ‘18 カラブリア州の旅 −10−
Calabria -10-
2019/03/24
『 ピッツォ 』
-町の二大名物。その‘1’。-
ヴィーヴォ・ヴァレンティア県の
海の街‘ピッツォ・カラブロ’。

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研修2日目の午前。
そこは、前日、訪れていた
トロペアより北に位置する
ホテルから近い海の街。
前回はこちら


海岸線に沿って細長く続くピッツォ。
ここにある有名なものを「味わいに」,
南に位置する旧市街地を
訪れました。



地図の‘修道院’と書かれた場所に建つ、
サン・フランチェスコ・ディ・
パオラ教会から、
サン・フランチェスコ通りを進み、
いつしか、
ジュゼッペ・ガリバルディと
名前が変わる通りを歩き、
レプッブリカ広場へ。

小さな街ながら観光客で賑わう
間をくぐり、


ウンベルト1世の銅像の前を通り、
その先にある、
‘ベルヴェデーレ’。
ここが、最初に向かったところ。

ベルヴェデーレとは、展望台。
高台の旧市街地から、
素晴らしい景色が見下ろせます。

それは、
向こうのトロペア岬。
そして、
湾曲に広がる海岸線と
真っ青な海。
海に沿って続く住宅街の風景も
印象的でした。

さて、そこから、右に目を向けると、

すぐ横に建つのが、
15世紀に建てられたミュラ城。

丸い塔は元アラゴン家の塔。
昔は、ここから、
海や漁船、海水浴客、
町近くの岸壁を守っていたんだとか。

正面に立つと、
そう大きなお城ではないけど、
かつてナポリ王を務めた
ジョアッキーノ・ミュラという方が、
ここに投獄され処刑されたというお城、
ということで、
ちょっとした歴史で知られる
ピッツォです。



さて、軽い観光が終わった後、
再び、展望台に戻り、
レプッブリカ広場を振り返ります。

ここには、たくさんの
バールが立ち並んでいますが、
私たちが立ち寄った、
バール・ジェラテリア「 エルコーレ 」の
ご紹介。


ここで、
ーピッツォの名物に出会う!ー
のでした。


それが、これ。『 タルトゥーフォ(トリュフ)』
と呼ばれる、ジェラートのこと。


上段がその定番の
トリュフのように丸い形の
ヘーゼルナッツ風味のアイスの中に、
ビターなチョコレートソースが入った、
正式には、
“ タルトゥーフォ・ディ・ピッツォ ”と
呼ばれる。トリュフアイスです。
下段がピスタチオをまぶしたもの。


かつて、ピエモンテを治めていた、
サヴォイヤ家の王様が、
ここピッツォにやってくるとなり、
地元の人達がおもてなしに
特別なデザートをと考え、
生まれたものだという歴史話です。


こんな‘トリュフチョコ’は、
見たことがある方多いはず。
今回の話は、そのジェラート版です。

さて、今や、
イタリアのあちこちで作られる、
タルトゥーフォのジェラートですが、
実は、ここピッツォ発祥と知られており、
元祖と言われているのです。

ということで、
エリさんがぜひにと、
連れてきてくれました。


朝から味わう、
濃厚なフォンダンチョコ。
また、ピスタチオ風味のも、
かなり美味でした!


次回もピッツォ。
ぜひ見てください‼‼‼





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● ‘18 カラブリア州の旅 −9−
Calabria -09-
2019/03/11
『 ブラッティロ 』
-ワイナリー見学と“アペリチェーナ”-

*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

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Cantina MASICEI
カンティーナ“マシチェイ”。

料理教室の後、
ワイナリー見学ということで、
ワイン醸造所の方へ。

ここは、料理教室の先生、
アンナさんのご実家で、
お兄さんを経営者にし、
ロンボラ一家でワイン作りを
しているワイナリーです。

前回は、こちら



この見学は、
他の旅行者の参加者と一緒に、
ワインの説明を聞いて回りました。
創業は、2012年。
小規模ながらこだわりが
半端ないワイナリーです。
とエリさんからのおすすめ。

そのこだわりを持っているのが、
中央に立つココさん。

彼は、
ボローニャ大学農学部教授と共同で、
“耕さない”農法を実践し、
土着品種のブドウを、
BIOで、有機で、栽培している方。

雑草と呼ばれる草は、
自然のまま。
豆を植え育て、
その栄養で土を肥やす。

そんな話をエリさんの思いのこもった
通訳付きで見学ができます。

ブドウ品種は、
土着の‘マリオッコ・ドルチェ’や、
マンジャグエッラ。
ブレンド用に、
サンジヴェーゼ、シラー。
カヴェルネ・ソーヴィニョン。
白ブドウに、
シャルドネやマルヴァジア、
などなどです。


さて、見学を終えたのが
7時。なのに、まだまだ明るい、
9月の5日。

いよいよお楽しみの
“アペリチェーナ”の始まりです。
場所は、野外厨房の横。
「 アペリチェーナ 」とは、、、。
アペリティーヴォ(食前酒)に合わせて、
チェーナ(夕食)を掛け合わせた言葉。

イタリアは基本(大体)8時からが
夕食タイム。
それまでの時間を、
家族で街のメイン通りを散歩したり、
友達同士、バールで一杯ひっかけたり。
そこで、食前酒を飲む人たちに、
出されるそれなりの食事を楽しむことを、
アペリチェーナと呼ぶのです。
それは、
スナックくらいのところもあれば、
しっかりと提供してるところも
ありまして、
そこで思い出す、
3年前のペスカーラでの、
こんなアペリチェーナです。





ここのワイナリーのアペリチェーナは、
マシチェイで作られる美味しいワインと、
アンナさんが作る地元料理で楽しめます。
長テーブルに料理が並べられ、
ロゼや赤ワインと共に。


そこで出された料理の中には、
私たちのレッスン中に作った、
ヴラショーレ3種。
上から、ズッキーニの花入り、
ナス、ジャガイモ、
赤玉ねぎのアグロドルチェ風味、

ンドゥイヤソースのパスタが
ありました。

そして、“パターテ・エ・ペペローネ”
も登場。
これは、ジャガイモとパプリカの炒め物で、
カラブリアの伝統的な野菜料理。
これを作ったのは、ロンボラ家のマンマ、
ティーナさん。
ちょうど料理を始めるころに
お邪魔した私たちは、
パプリカをカットする手伝いをしながら、
ロンボラ家に伝わるレシピを
教わることができました。
他にも、‘白いんげん豆とパスタのトマト風味’や、

‘ナスのオーブン焼き’など、
マンマがアペリチェーナに来るお客様にと、
心こもったお料理で満載です。

さらに、アンナさんは、
他にもパスタや、
デザートまで。
大人気のここのアペリチェーナ。
お客様がブドウ畑を見ている間に、
参加者のお料理を用意する、
アンナさんです。


この日は、
日本人の他、地元の人、
英語圏の人と多彩な集まり。
ワインを通じて、
会話が楽しめるひと時でした。


そして、ティレニア海が見える、
絶好のロケーション。
夏でも夜になれば海風で涼しいくらい。

なんてったって、シチリア・エオリエ諸島の
ストロンボリ島がこんなにまじかに見えちゃいます。
ほら!
プスって噴火してるんですよ!



次回もぜひ見てください‼‼‼





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● ‘18 カラブリア州の旅 −8−
Calabria -08-
2019/03/06
『 ブラッティロ 』
-料理教室(1)…マンマ・アンナの家庭料理-
ヴィーヴォ・ヴァレンティア県の
小さな村‘ブラッティロ’。


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研修1日目の午後。
前回アップした、
トロペアの町から、
次の目的、ワイナリーの訪問先へ。

まずは、
「 Lezione di cicina casalinga 」

今回の旅で予定していた、
3回の料理教室の1つ目、
マンマ・アンナによる家庭料理レッスンの
お話です。


講師は、
ブラッティロ生まれのアンナさん。
そして、助手のアウローラちゃん。
夏休み中でお手伝いに来ていた、
アンナさんの娘さんです。


ちなみに、
2人して手にしているのは、
フリーマガジン「 イタリア好き 」。
彼女らが紹介されている、
カラブリア版です。
エリさんコーディネートにより、
6月に取材を受け、
自分達が紹介されているページを
開いています。
実は、、、。

刊行されたのが8月の1日なのですが、
この日、9月の5日には、
まだ、ここカラブリアに、
届いていないのでした。
ということで、
私たちが持っていた冊子で、
初お目見えしていた、
というショットです。


さて、レッスンは、
ワイナリーの一角にある、
小屋での野外厨房にて。

内容はトロペアの郷土料理。
パスタ一品と、
野菜を使った料理たち。

一つ目は、トロペアということで、
赤玉ねぎ料理。

千切りにした赤玉ねぎに、
たっぷりの砂糖とヴィネガー、レーズン
などを合わせて火にかけた、
甘酸っぱい玉ねぎ料理、
‘アグロドルチェ’。

玉ねぎがトロ〜りとなるまで、
時々かき混ぜながら、

次は、‘ヴラショーレ’料理。
"Vrasciole"=ヴラショーレとは、
フリット(フライ)料理のこと。
この地域独特で使われる方言で、
農家に伝わるレシピだとか。
カラブリアは海に囲まれ、
魚介のイメージが強いですが、
内陸に入れば、山・山・山。
野菜が豊富にあり、
こんな料理が生まれているのです。


まずは、‘ブラショーレ・ディ・パターテ’、
ジャガイモを使ったレシピを。
あらかじめ、
マッシュしておいてくれたジャガイモに、
卵、チーズなどを合わせたもの。


こちらは、
‘ヴラショーレ・ディ・メランザーネ’。
茄子のフリット。
これまた、あらかじめ、
茹でて潰しておいた茄子に、
モルタデッラハムや、
チーズ、パン粉などを合わせ、
よく混ぜ合わせたもの。

そして、もう一つ。
朝、ズッキーニの花が
たくさん採れたからと、
溶いた小麦粉の中に、
ズッキーニの花のザク切りと、
ズッキーニの千切り、
バジル、ケッパー、チーズなどを
合わせたもの。
ということで、
3つのブラショーレの種が、
出来上がりました。



次は、パスタソース。
スーゴ・ディ・ンドゥイヤ。
トロペアといえば、ンドゥイヤ
オリーヴオイルで炒めた赤玉ねぎに、
ンドゥイヤを入れるだけの
シンプルなソースを習います。


実際、どれもが日本にいてもわかるレシピです。
ネットで検索したり、
専門書を開けばなんだってわかります。
だけど、こうやって、
現地の人に聞くことによって、
歴史や風土を知り、
よりそれぞれの町に伝わる、
伝統の味に近づくことができます。

一般の方も参加できますので、
機会があったら、
ぜひ体験してみてください!


さて、
このソースを煮込みながら、
赤玉ねぎのアグロドルチェの様子を見ながら、
最後にパスタ作りを楽しみました。
フィレイ。
フィレイヤとも呼ばれますが、
ここブラッティロではフィレイ。

一般的にマッケローニ・カラブレーゼとか、
フシッリとか呼ばれるパスタで、
アンナさんに習ったのは、
木の棒に生地を3回巻き付けて
シュッシュッシュと、
転がしながら伸ばしてつくる
パスタでした。

海からの風が心地よい、
屋外の料理レッスン。
料理だけでなく、
アンナさんの言葉に、
エリさんが伝えたい
トロペアの良さがプラスされ、
いろんなことを知ることが
できました。

さて、これらの下準備をしたものは、
後ほど、いただく予定です。
次回のお話にて。

ぜひ見て下さい!





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