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チネマ・ディ・バルバラ 
2013/02/15
Il Cinema di Barbara



1年振りに、イタリア映画の紹介です。
久しぶりに借りてきたDVD。
少し前に観た2作のほかに、増えてたのは一つだけ・・・。
それも聞いたことのない題名。
最近、こんな映画あったっけ? と考えながら、
借りてみたんです。

それが、オープニングを観始めたとたん、
この映像の色合い、この画像の古臭さといい、
まさに1960年代もの?!
まだ、見たことのなかった、「 ブーベの恋人 」で知られている、
ルイジ・コメンチーニ監督の映画でした。


『 Incompreso インコンプレソ 』
1965年作、『 天使の詩 』です。


妻を亡くした、フィレンツェ駐在、英国大使館の父と、
2人の兄弟との物語。

母が亡くなったことも何も知らずに、無邪気な4歳の弟ミロ。
それとは別に、悲しみを隠し、気丈に見せる8歳の兄アンドレア。
そんな兄を父は強い子と思い込み、
弟には、母の死を告げず、母のことを話さないよう約束させる。

兄が大好きなミロは、いつも一緒に遊びまわるが、
ミロを溺愛し、アンドレアにそっけない父は、
多々ある、ミロのいたずらを、
いつもアンドレアのせいと勘違いしてしまう。
そして、信じてもらえないと、一人泣くアンドレア。

しかし、あるきっかけで、父は、アンドレアとの間の誤解を知り、
アンドレアとの関係を修復しようと、歩み寄る中、
また、ミロのいたずら(悪ふざけ)により、兄のせいになる。
決定的に打ちのめされたアンドレアは、
悲しみのあまり、庭にある‘度胸試しの枝’と呼び、
よくぶらさがっていた枯れ木の枝に、
いつも以上に進んでしまった挙句、枝から落ち、
背骨を打って、重症を負ってしまう。

父は、あちこちから名医を呼び集め、治療を始めるが、、、。

亡くなった母の肖像が見えるリビングのソファで、
眠るアンドレアを横に、悲しみにふける父。
死の間際に、初めて、お互いの心が通いあう。
ようやく、親友になれた2人。
そして、二度と覚めることのない深い眠りに。

と、内容はさっと書いているだけですが、
思い出すだけで涙が浮かんでくるくらい、悲しいお話。
けれど、途中のミロのいたずらや、
母を思い出すアンドレアのあどけない表情にしろ、
微笑ましい場面がたっくさん。
それに、この映画の為だけに演じた二人が、
これまた、どちらもすっごく可愛いー。

そして、最後の、父を親友と話すアンドレアの会話が、
悲しみ中にも、心温まるものを感じます。


タイトルの伊語を直訳すると、「 理解されないとか、誤解された 」。
全く違う意味の日本の題名ですが、
‘天使の詩’そのもののような気がします。


ぜひ、機会があったら、見てください。


まだ、4回目のバルバラのチネマコーナーですが、
古い映画が続いています・・・。
現代ものも、いずれ、紹介します!
どうぞ、お楽しみに〜。





詳しくは、クッチーナのアラカルトメニューをどうぞ!
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