先週木曜から、始まった秋メニュー。
‘L’autunno ラウトゥンノ ‘ = 秋 。
一年を通しても、美味しい食材がたくさんある季節。
とっても楽しみな季節です。
と言いながら、秋メニュー第一弾のブログは、パスタから始めたいと思いま〜す。
コチラ!
『 Spätzle スパッツェレ 』
天カス!? のようなパスタ。
「これはどんなパスタですか?」と聞かれると、いつもこう答えています。
見えるでしょ???
Allora ( アローラ ) = さて、
イタリア最北端に位置する、オーストリアに隣接する、
トレンティーノ=アルト・アディジェ州の郷土料理です。
このパスタの名前を見ても、イタリア語っぽくないように、
第一世界大戦前、オーストリア領だったこの地域は、
ドイツ語も公用語として使われています。
ちなみに、ドイツでも珍しく食べる、パスタの一つだそうですよ。
そして、必要なのが、この道具。
Spätzle Hobel ( スパッツェレ・ホーベル ) = スパッツェレ用スライサー。
イタリア軟質小麦粉‘ファリーナ00’に、牛乳、卵、ナツメグ、塩を合わせて、
生地つくり。 以外と、生地つくりに力が要ります。
そして、垂れるくらいになったら、
たっぷりのお湯を沸かした鍋の上にスライサーを置いて、
流しこみます。
ポトポト落ちてくる生地を、
シャカシャカ。
向こうに手前に、シャカ〜シャカ〜シャカ〜シャカ〜。
このシャカシャカのタイミングが大事です!!!
浮いてきたところをすくい上げ、完成!
そう、唯一練らないパスタ。
合わせるのは、やっぱりお肉のソース。
お肉のつけ合わせにこのパスタを添えるとも言われます。
「 Spätzle al ragu di maiale ( スパッツェレ・アル・ラグー・ディ・マイアーレ )
= スパッツェレ、福井ポークのラグーソース 」
どっちがパスタで、お肉か、わかりません???
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