Friuli=Venezia-Giulia -05-
2015/04/04
イタリアの旅話の続きは、
ウーディネのトラットリア。
前回はこちら。
マッテオッティ広場から、
路地を入ったところ。
温もりのある清楚な雰囲気で、
可愛いお店でした。
こんなものを頂きました。
Crudita di finocchio, arance e coda di gambero
フィノッキオとオレンジ、エビのサラダ。
前菜は軽めに選んでおきます。
Il frico nelle due maniere
2種類のフリコ
手前の黄色いのは、
ポレンタ(トウモロコシ粉を練ったもの)。
その右にあるのが、
まずは、‘ジャガイモのフリコ’。
この州の名物中の名物。
ジャガイモ、玉ねぎ、チーズを
合わせた焼き物。
そして、左のクロッカンテ。
こちらは、モンタージオというチーズを
カンノーロの形にカリッと焼き上げたもの。
(どちらも、次回の料理教室の模様で、
詳しくご紹介しますが、)
ジャガイモの中に、
チーズの香りがふわっと漂って、
塩気があって、とっても美味しい。
そして、Cjarsons
フリウリ…州といえば、
真っ先に、‘チャルソンス’。
詰め物パスタなんですが、
その詰め物が(いろんなレシピがありますが)、
基本、ジャガイモ、玉ねぎ、フリウリのチーズ、
そして、
ミントやシナモン、チョコレートなど、
甘い食材が入っているのが特徴です。
それから、茹であがったパスタに、
バターソース、更に
シナモン・シュガー・カカオ、
燻製のリコッタチーズなどをかけて。
甘味と塩味を同時に味わうソース。
パスタなのに、甘い。
デザートのようで、パスタ。
初めて食べる時は、
何とも不思議な味なんですが、
また食べたくなる、
実に面白い料理です。
大麦と、カルニア地方の赤いんげん豆のスープ。
フリウリ…州の北西に位置する、
カルニア地方。
このボルロッティ=赤いんげん豆を
使った名物は、まだまだあります。
フリウリ…州で一度は食べたい、
ウサギ料理。
ポレンタと、カルチョッフィと一緒に。
最後に、ドルチェミスト。イタリアで珍しいくらい、
一つ一つが小さなポーション。
ちょうどいい満足感で、
心地よいお腹具合。
そもそも、
フリウリ…州の料理は、
ジャガイモやチーズ、豆が、
多く使われるので、
美味しい美味しいと食べてると、
お腹が膨れてさぁ大変。
このお店は、私達に、
ぴったりの料理と雰囲気で、
楽しく過ごしました。Trattoria Antica Maddalena
トラットリア・アンティカ・マッダレーナ
素敵なお店でした。
どうぞ、次回もお楽しみに!!!
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