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Notice: 関数 _load_textdomain_just_in_time が誤って呼び出されました。colibri-wp ドメインの翻訳の読み込みが早すぎました。これは通常、プラグインまたはテーマの一部のコードが早すぎるタイミングで実行されていることを示しています。翻訳は init アクション以降で読み込む必要があります。 詳しくは WordPress のデバッグをご覧ください。 (このメッセージはバージョン 6.7.0 で追加されました) in /home/cucina1991/cucina1991.com/public_html/wp-includes/functions.php on line 6114
● ‘16 アブルッツォ&モリーゼの旅 −26− – Ristorante CUCINA

Abruzzo & molise -26-
2017/04/16
‐ラクイラ その2‐。
『 地震の爪痕 』
前回はこちら
ラクイラ市。

その旧市街地は城壁に囲まれた、
標高714mの丘の上。駅からホテルまで、
タクシーを使います。

それが、駅の前は、

ここが州都?と疑うほどの殺風景さ。
タクシー乗り場もありません。
周りを見渡せば、工事現場だらけ。

とりあえず、タクシーは、
駅の一角にあったブティックのマダムが
親切にも呼んでくれたので、
時間も待たずに乗ることができました。

そんな駅を出発し、修復中の城壁を眺めながら、
チェントロ・ストリコへ。

そして、ここが滞在先の、ジャルディーニ通りの
ホテル・サン・ミケーレ。
思った以上に、好都合の場所だったので、
ラクイラに来る時は、ぜひどうぞ。

さて、町の観光名所を案内する前に、
“ラクイラ地震”について。

前日に訪れたスルモーナを含め、
ラクイラ付近を襲った地震。
もちろん、隣のラツィオ州やモリーゼ州も、
被害を受けました。
それは、2009年のこと。
1月から始まっていたというこの地震は、
4月6日にマグニチュード6,3の本震が起き、
ここラクイラは、
酷い被害を受けてしまったのです。

この時訪れたのは、その7年後。
今から1年前の話ですが、
ホテルの横の建物や、

メイン通りから1本入った裏通り、
補強だけされてる状態。

閉鎖されたままの道。
などなど、全く手づかずのところが
あっちこっちいっぱいだったのでした。

改めて日本の凄さを感じるところですが、
イタリアは、石造りの町、
ましてや丘の上ということで、
それはそれは大変だということです。
兎に角、
この辺りは地震の多い地域。
それでも、1703年の大地震でも復興し、
素晴らしい町になり、歴史を歩んできました。
だから、再び、
美しい町並みに戻れることを期待しています。
重ねて、去年震災を受けたアマトリーチェ村も、
時間をかけて、ラクイラのように、
再建されることを祈っています。
そんな中、少しずつ修復が始まっているのは、
町の大事な教会たち。
次回は、あちこちの見どころを
お届けいたします。
あれから、1年。
これから訪れる方に、
ここのブログの写真とどう変わったかを
見届けて欲しいと思う今日この頃です。



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