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Notice: 関数 _load_textdomain_just_in_time が誤って呼び出されました。colibri-wp ドメインの翻訳の読み込みが早すぎました。これは通常、プラグインまたはテーマの一部のコードが早すぎるタイミングで実行されていることを示しています。翻訳は init アクション以降で読み込む必要があります。 詳しくは WordPress のデバッグをご覧ください。 (このメッセージはバージョン 6.7.0 で追加されました) in /home/cucina1991/cucina1991.com/public_html/wp-includes/functions.php on line 6114
● ‘16 アブルッツォ&モリーゼの旅 −30− – Ristorante CUCINA

Abruzzo & molise -30-
2017/05/03
‐ラクイラ その6‐。
『 料理教室 』
前回はこちら
今回の旅でも。
料理教室を受講してきました。
それは、“フェニーチェフクイ”の智子さんに
探してもらった、
Scuola di Cucina
  「 QUANTOBASTA 」。
クアントバスタです。
ポルタ・レオーネから旧市街地を抜け、
丘を下り、

新市街地へ。
そこから抜け道のような、
こんな道を進み、

ひたすら歩くこと30分。
暑くて暑くて、大変なんですが、
町の散策が出来る楽しい時間。

クアントバスタ、到着です。
HPのイメージとは違って、
小じんまりした建物ですが、
教室は新しくて、なかなかの広さ。
汗が止まらぬうちに、説明を受けながら、
ウェルカムドリンクと、スツッツィキーノ。

セミドライトマトのフォカッチャと、
地元サラミとチーズ。
一つは、唐辛子入り、
もう一つは、サフラン風味、
を頂いて、

調理にかかります。
講師は右側の、テーラモ生まれ、ローマ育ち、
テルニ在住のマッテオさん。
かなりお若い。
内容は、アブルッツォ料理‘伝統コース’。
(この新しい学校は、他にも、
 創作料理やバンケット料理、
 などなどいろんなコーズが
 楽しめるスタイルになっています。)
前菜に、Passata di ceci con baccala
ひよこ豆のスープ、バッカラ添え。
茹でたひよこ豆をパッサータ(濾す)して、
野菜のブロードでスープ状にしたものに、
生のバッカラ(鱈)をソテーし、添えた1品。

Chitarra teramana con pallottine
テーラモ風キタッラ、パッロティーネソース
`パッロッテ’と呼ばれる、
アブルッツォ版お団子をトマトソースで
煮込んだものを小型版にして、
パスタに和えました。
このキタッラ、
まさに讃岐うどんのような太さで、
初めて食べた歯応えでした。

セコンドは、Agnello cacio e ova
仔羊の‘カチョ・エ・オーヴァ’ソース
この町名産のペコリーノチーズと
オーヴァは卵を合わせたソースを、
ソテーした仔羊に絡ませたお料理。

料理教室の講師以外に、
レストランなどのレシピ作りや、
プロデゥースもするというマッテオさん。イタリアでも流行ってらしい黒いお皿で盛り付け。

ドルチェに、
Ferratelle aquilane
フェッラテッレという、
ラクイラ名物のお菓子。

実は、このお菓子は、こんな道具を使って焼きあげます。
フェッラテッレは、絵柄や格子がついた、
さくさくの日本人にも懐かしく感じる、
お菓子の一つなんです。が。
この道具、ここのスタッフが、
この日の私達の為に、
朝買ってきたという新品ものでした。
先生は、使い方が分からず、
生地はひっつくわで、結局使わず、
フライパンで終わったのでした。

実は、もう一つ。
セコンド料理、仔羊じゃなくて豚肉だったんです。
スタッフが冷蔵庫から出してきた2種類のお肉を、
二人して、どっちが豚か仔羊か解らず、
先生が選んだのは豚肉。
どう見ても私達には、
見た目で判断できたのですが、、、。
という裏話が多々ある料理教室でした。
しかししかし、スタッフのファビオはシャイで可愛くて、
鍛えられた体の持ち主、
エマヌエッラはシンパティカで、
終了した後も、ずっとお喋りして、
楽しい時間を過ごすことができました!
そして、受講証明書も頂けます。

たくさんの講師がいて、
いろんな国の料理も習えるクアントバスタ。
ラクイラに旅するなら、ぜひどうぞ!


次回は、ラクイラのリストランテの紹介です。
お楽しみに〜!

クッチーナのも宜しく!
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