イタリアの郷土料理として、特色がわかりやすいのは、まずは手打ちパスタでしょう。
パスタの形、ソース、ソースに使われる具材などすべてが、
その土地の持つ気候や場所による特徴が、表れていると思います。
クッチーナでは、常時 12〜3種類のメニューをご用意しておりますが、
特色や地方なども一緒に紹介しながら、楽しんでいただいております。
(と、思います・・)
ブログを始めたからには、ここでも少しづつ、ご紹介していきたいと思います!
まず、第一回目。
『 Chitarra キタッラ 』
キタッラとは、イタリア語でギターのこと。
このキタッラには、専用の道具があって、
それがギターのように弦が張られていることから、
付けられた名前と言われます。
正式には、Maccheroni alla chitarra (マッケローニ・アッラ・キタッラ)
アブルッツォ州の生まれです。
見えにくい地図で申し訳ないのですが、
お隣には、ローマのあるラツィオ州があります。
ファリーナ・ティーポ 00、セモリナ粉、卵を合わせた生地を薄く伸ばしたら、
この道具の上に乗せ、麺棒で押しつけながら転がしていきます。
と、弦で切れた生地が下に落ちていきます。
ちなみに、ファリーナ・ティーポ 00とは。
Farina(ファリーナ)=小麦粉のこと、Tipo(ティーポ)=タイプのこと、
つまり、イタリアで00タイプの小麦粉という意味の、
日本の薄力粉より、精製度が高く粒子の細かいものをいいます。
カプート社の‘コンフェツィオーネ・ティーポ00’
粉については、また別の機会に説明したいと思ってます。
出来あがった麺です。
よぉく見ると、断面が四角くなってませんか?
これが、このパスタの特徴なのです!
んぅ〜よく分からない、という方。
ぜひ、クッチーナに足を運んでみてください・・・[:ソレダ:]
さておき、出来上がりはこんな感じです。
「キタッラ、グアンチャーレのアマトリーチェ風」
クッチーナ・ホームページを詳しく見る
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