秋のおすすめパスタから、今日は『 Garganelli ガルガネッリ 』のご紹介!
私達の大好きな街の一つエミリア・ロマーニャ州の名物パスタ。
福井で嶺北・嶺南と呼ばれるように、
ボローニャから西をエミリア地方、ボローニャから東をロマーニャ地方と呼ばれます。
それぞれに郷土料理の特色を持つ、2つの地方ですが、
それ以上に、各都市ごとに名物料理があることで有名で、
これから、たくさんご紹介する機会のある町でしょう。
では、ロマーニャ地方の伝統料理“ガルガネッリ”を作りはじめましょう。
材料は、イタリア軟質小麦粉‘ファリーナ00’に、卵。
生地を正方形にカットし、
棒を手前から、巻きつけていきます。
筋がつくように、
軽く押さえながら、奥に転がしていきます。
一周したら、最後がはがれないように、押さえて出来上がり。
そして、筋をつけるのに使われているこの道具。
ガルガネッリ専用の「 Pettine ( ペッティネ ) 」です。
「 ペッティネ 」は伊語で、‘櫛’という意味。
溝をよく見ると、木櫛のような目になってます。
ちょっと、見方を変えると、なんだか昔懐かしい洗濯板の小型版のよう〜。
それにしても、いつ、どうやって、こんな道具を使って、
パスタを作ることを考えだしたんでしょうね〜???
今では、この古い道具より、奥にある木製のタイプがよく使われているようですが、
長年、愛用してきた、この年期の入ったペッティネ、
オーナーのイタリア研修の思い出が一杯詰まっています。
大事にしていかなくちゃ!
そして、この筋にソースがしっかり絡まります。
「 Garganelli ai porcini ( ガルガネッリ・アイ・ポルチーニ )
= ガルガネッリ、ポルチーニ茸のソース クリーム風味 」
『 キノコづくし -2- 』 のおすすめでもあります!
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