2013/11/20
Il viaggio di MARCHE ’13 -4-

前回のお話はこちら
アンコーナ。昼食の後は、町の観光を。町の中心、ジュゼッペ・ガリバルディ通りから、
港沿いを北へ。
今日は快晴。真っ青な空がとっても気持ちがいい。
向こうの丘の上にドゥオーモが見えています。
大きな港町とは違って、
空気は澄んでて、港周辺はとても綺麗に思えました。
写っている線路は中央駅から続いているもの。
今でも使われているのかはわかりません。。。
港の一番端にやってきました。
こちらが、Arco di Traiano トライアーノ凱旋門。
アンコーナに港を造ったトライアーノ(トラヤヌス)皇帝を称えて、
ダマスカス出身の建築家アポロドロスが、
紀元115年に建てたもの。
この階段を上って門をくぐり、先へ進むと、Arco Clementino クレメンティーノ(クレメンティウス)の門。
1738年、トライアーノ門に刺激されて、
教皇クレメンティウス12世に敬意を表し、
ルイージ・ヴァンヴィテッリが設計し建てたもの。
そして振り返ると、
トライアーノ門の向こうに、Colle Guasco グアスコの丘。
その丘の上に、サン・チリアコ大聖堂です。
それにしても、建て直したんじゃないかと思うくらい、
1900年も昔のものには見えない、
素晴らしいトライアーノ門でした。
さぁ、丘を登ります。でも、頂上に続く道は、
くねくねと長い道。近道しよう!と、民家がひしめき合う小さな路地に入り、
時には、こんな住人だけが通るような急な階段を。途中、ファサードが未完のような、
Chiesa di San Francesco delle Scale
サン・フランチェスコ・デッレ・スカーレ教会。
写真には写ってませんが、
スカーレ=階段の上に聳え立つ教会。今は大学として使われている、
Palazzo degli Anziani アンツィアーニ邸。
聖堂の横にある鐘楼。
そして、グアスコの丘頂上の、Cattedrale di San Ciriaco サン・チリアコ大聖堂です。

アンコーナの守護聖人チリアーコが祀られている、この町で最も貴重な建造物。かつてウェヌス神殿があった場所ともされ、11〜13世紀に建てられたロマネスク様式に、ビザンチンの影響を受け、一部ゴシック様式と、様々な様式が合わさりながらも、整然と調和がとれた、マルケ州の中世の教会の中でも指折りの建物といわれています。

遠くから撮った横の姿(左が正門)です。
ギリシャ十字式と呼ばれる、縦横の長さが等しい構造になっています。
丘の上から港を眺め。
大聖堂からすぐ近くの、
Anfiteatro Rommano ローマ時代の円形闘技場。ここからは、港の反対側、アドリア海の眺め。 
‘03のプーリア、‘06のヴェネトの旅以来のアドリア海です。
Che bella!!! とっても綺麗です。
遥か遠くにはクロアチア国が見えてきそう。。。
ということで、次回もぜひ見てください!
クッチーナのH.Pはこちらへどうぞ!

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