La cucina Campana
2015/08/02
ウサギのイスキア風
Coniglio alla’ischitana
イスキア風とは、イスキア島、ここ、ナポリ湾に浮かぶ、
カンパーニャ州最大の島の料理のこと。
ちなみに、大人気のカプリ島は、
南東の小さな島。
この島には、温泉が湧き出し、
美しい自然がいっぱい残っていて、
ビーチもカプリ島よりずっと素敵!
本当にゆっくりしたいなら、
ぜひ、イスキア島がおすすめ。と、
あるガイドブックの言葉です。
そんな島で伝わるウサギ料理は、
昔から、日曜に食べる習慣だそうです。
なぜ、海に囲まれながらも、
名物がお肉料理?!
というのにも、
やはり歴史があるんですね。島中央にある、休火山の787mの
エポメーオ山です。
3000年前に、古代ギリシャ人が、
この島の静かな入り江と獲物がたっぷりいる、
森を発見し、住み着き、
次に、やってきたローマ人が、
温泉を発見。さすがローマ人。
更には、度重なる海賊の襲撃に合い、
島の住人は、
海辺を離れ、内陸に移り住んだらしいのです。
そんな住人に、野生の穴ウサギが、
身近で重要なお肉だったとか。
イスキア風は、骨ごと炒め、
白ワインと、まほうのトマト、
そして、
香草とトウガラシなどで煮込みます。
そこには、ミネラル感のある、
イスキア生まれの白ワイン、
イスキア・ビアンコがぴったりです!!!
クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!
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