Sicilia-ovest -25-
2016/03/15
‐エリチェ その1‐。
マルサラを尋ねた後、
ERICEへ。
それは、標高751㍍ある、
サン・ジュリーアノ山のてっぺんの、
エリチェという小さな町。
車でも登れますが、
山のふもとからロープウェイで。
それは、途中こんな景色が見えるから。
細長く尖がった岬にあるトラパニ旧市街地と、
その向こう、
エガディ諸島の3つの島々。
ロープウェイを降りたら、
中世漂う城門、
トラパニ門から町の中へ。
エリチェの町は、三角形の形をしていて、
その周りを城壁が囲んでいるんです。
その城壁の起源は古く、
紀元前8世紀に遡るとも。
古代ローマどころではなく、
古代ギリシャの遺跡が見れるという、
知る人ぞ知る歴史深いところ。
まずは、大聖堂。
1314年に建てられたゴシック様式の、
マトリーチェ教会。
その横の鐘楼は、
見張り塔として1312年に建立。
青い空の下、
この鐘楼と教会が、
慎ましく凛と建つ姿が、
とても美しかった印象です。
広場から、小道へ。
ひっそりと佇むお店たち。
そして、このカラフルなタペストリーが、
この町伝統の織物。
機織り機を見せてもらいました。
カラフルな色合いで、
アラブ伝統の幾何学模様がエリチェ織り。
一つ一つ手織りです。
一つ一つ色遣いも違います。
しっかり編まれ、重厚でずっしり。
これをずっと織り続けている、
という、お店の織り師から、
いろんな話を聞かせてもらいました。
そして、シチリア陶器のお店も。
これも色遣いがカラフルで、
まるでシチリア!
見ているだけで、楽しくなるお皿がいっぱいです。
次は、歴史あるお菓子屋さんを、
ご紹介します!
どうぞ、お楽しみに〜!!!
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