Sicilia-ovest -34-
2016/05/11
‐パレルモの観光 その1‐。
パレルモの市街地。
前回の地図と違って、
案内マップはどれも右側が北方向に。
左半分が旧市街地。
その中心が、
十字路を形づくる4つの建物が建つ、
クアットロ・カンティ(4つ辻の角)。
横にマクエダ通り、
縦にヴィットリオ・エマヌエレ大通り、
が交わるこの交差点から、
歴史的地区がそれぞれ4分割されています。
①
②
③
④
それぞれ3層になっていて、
下段が、小さな噴水に、
四季を表す寓意像が。
中段は、彫刻が完成した時代の、
スペイン・ハプスブルク家の支配者たちが。
上段には、4つに分かれた区域の、
それぞれの守護聖女、
そして、その上に紋章が、
バロック彫刻で飾られています。
17世紀、ヴィリエーナ広場と
呼ばれていたこの交差点。
建物の角が切り落とされた
8角形の形から、
別名、「 オッタゴーネ(八角形)」、
という名前もあったそうです。
この1階の春夏秋冬を表す像は女性なんですが、
春が若い娘で表されていて、
右回りに徐々に年を重ね、
冬を表す像は、老婆になってるんだそうです。
パレルモの中心地も中心地。
といっても、歩道が狭いので、
人通りもあって、
そうじっくりとゆっくりと眺めていられない。
それに、ひったくりも心配で、
上を眺めていられない。
今、こうやって、写真を見ながら調べてみて、
ようやく、じっくりと、
クアットロ・カンティを見学。
また、
旅をしているような気分になりました。
まだまだ、パレルモの名所、お届けします。
次回もお楽しみに〜!!!
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