Sicilia-ovest -37-
2016/05/20
‐パレルモの観光 その4‐。
前回はこちらへ。
クアットロ・カンティ北西の角から西へ。
私達のホテルもある、
決して大きくもない、
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りを歩くと、
大聖堂のある、塀に囲まれた広場に到着。
ここは‘大聖堂広場’。15世紀、
当時の大司教によって作られた広場は、
いろんな角度で大聖堂を見れるくらい、
広くて整備された広場。
その奥にあるのが、
‘カテドラーレ=パレルモ司教座聖堂’。
先住人バシリカの跡地に1184年に建立され、
アラブ人によってモスクに改装され、
ノルマン人によって再びキリスト教会に造りかえられた。
その後も、、、。
長い間、シチリアの複雑な歴史と文化が、
混ざり合った、独特な外観の教会。
幾何学模様に、ギザギザした装飾、
陶製の丸屋根、アーチ状装飾、
イタリア各地で見てきた教会とは違って、
アラブやノルマンの雰囲気漂う、
まさに南イタリアを感じる建物。
中部は、以外と質素でしたが、
パレルモの守護聖女‘聖ロザリア’の
礼拝堂が置かれ、そして、
パレルモを象徴する2人の王の棺が、
祀られています。
ホテルの前で偶然出会った行列。
日曜日の7時ごろ。
町ごとに一つになって、
守護聖人を祀りながら、
子供から大人まで、
大聖堂へ向かっていきました。
今までも見たことはあるけど、
こんなに長い長い行列は初めて。
さすが、パレルモ一大きな教会です。
まだまだ、パレルモの魅力、お届けします。
お楽しみに〜!!!
クッチーナのH.Pはこちらへどうぞ!
Comments are closed