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● ‘16 アブルッツォ&モリーゼの旅 −5− – Ristorante CUCINA

Abruzzo & molise -05-
2016/10/05
‐モリーゼ州カンポバッソ リストランテ、その一‐。
私達の旅の基本は、“食”。
まずは、「 郷土料理を食べれる店 」
のレストラン選び。
今やネットで調べればすぐに出てきます。
店に古くからあるイタリア関係の資料も調べます。
長年続いているお店も、
新しいお店も、要チェック。
そして、現地に入ってから、
ホテルや、食材屋さんで聞いたり、
街巡りしながら探したり。
ということで、レストランの紹介を。
前回はこちら
サヴォイ劇場から、
イゼルニア通りへ。
ristorante“DA MARIO”
お店の前にはなんの飾りもない、
お家のような入口。
それもそのはず、口頭でメニューを説明して、
注文をとるという、アットホームなお店でした。
私達のテーブルには、
早口で話す、
ご主人のおじいちゃんの横に、
可愛い孫の女の子がついてきて、
訛りのないイタリア語で、
私達にわかりやすくサポートしてくれました。

奥に立ってる恰幅のいい人がおじいちゃん。
その横のテーブルには、
いかにも近所の男衆がランチ。
一人増えては座り、また一人と、
楽しそうにお喋りしてました。

さて、こちらは、フジッリのズッキーニのソース。
この地方の名物パスタ’カヴァテッリ”のはずが、
品切れで、フジッリに。
リコッタチーズのラヴィオリ。
トマトソース。
3種類のお肉の説明をうけ、
マイアーレ(豚)をグリルしてもらいました。
レモンをギュッと絞って。
付け合わせに、野菜のサラダと、
ボイル。
味も見た目も、本当に、
シンプルな料理たちばかり。
ある意味、美味しいものに、
飾りつけはいらないのかも…。
トマトソースもお肉はもちろんだけど、
何と言っても、野菜が美味しかった!
サラダも含めて、
くたくたにボイルされながら、
ズッキーニもインゲン豆やホウレンソウも、
チコリアも、野菜の味が濃い。
さすが、野菜の美味しいモリーゼ州です。

帰り際の2時。
ほぼ、お店は満席状態。
パスタだけの人。
メインと付け合わせのポテトフライの人。
みんなそれぞれに注文。
そして、日本と違うのは、
みんながワインを飲んでいるということ。

地元の人にとったら、
食堂のような憩いの場所。
こんなお店も素敵です。
次回も、お楽しみに〜!!!


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