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Notice: 関数 _load_textdomain_just_in_time が誤って呼び出されました。colibri-wp ドメインの翻訳の読み込みが早すぎました。これは通常、プラグインまたはテーマの一部のコードが早すぎるタイミングで実行されていることを示しています。翻訳は init アクション以降で読み込む必要があります。 詳しくは WordPress のデバッグをご覧ください。 (このメッセージはバージョン 6.7.0 で追加されました) in /home/cucina1991/cucina1991.com/public_html/wp-includes/functions.php on line 6114
● ‘16 アブルッツォ&モリーゼの旅 −22− – Ristorante CUCINA

Abruzzo & molise -22-
2017/03/16
‐スルモーナ その2‐。
前回はこちら
『 CONFETTI 』
スルモーナ名物コンフェッティ。
アーモンドを砂糖で
コーティングした、
イタリアの結婚式に欠かせない伝統菓子。
(フランスでいうドラジェ)
ここ、スルモーナはこのコンフェティの発祥の地といわれ、
伝統工芸品として、国内外で知られています。
スルモーナでも有名な、Pelino ペリーノ社へ、
行ってきました。
前回はこちら
白地に青のストライプ。
なんとも清楚な雰囲気です。

入口から左、
そして、右へと長い建物が続いています。

いろんなボンボリエーレが
飾られたショーケーの間に、
女性がいろんな作業を
してらっしゃいました。
(ボンボニエーレは、
 贈り物やコンフェッティを入れる
 袋や置物のことです)

その奥に進むと、
museo、博物館があります。

1783年の歴史あるペリーノ。
当時からの古い道具が
飾られていて面白い。

アンティークだらけ。

歴代創業者の写真も。
こちらは、イタリア初代国王、
ヴィットリア・エマニュエーレ2世に
献上されたという、
コンフェッティで作られた額の中の作品。

現在の工場内の様子です。
スルモーナ古来の伝統方式を守り、
3日間ゆっくりと機械にかけて、
アーモンドなどのナッツやフルーツ、
チョコレートなどに、
混ぜ物のない天然の砂糖で、
繊細な「 糖衣 」をつけていくのだそうです。
なんでも、太陽発電機を使っていて、
環境にも気を使っている
ペリーノ社だそうです。
時代が変わっても、
こんな素朴な木工製品も贈り物の一つ。
ショップには、箱入りはもちろん、
こんな風に一つ一つ紙に包まれたコンフェッティが
花のようになって売られTいます。

小さなブーケ型

お祝いに使われる、
真っ白のコンフェッティ。
結婚時には、白5粒。
洗礼時には、男の子なら白4つにブルー1つ。
女の子なら、白4つにピンクが1つ。
銀婚式には、銀が1つ、白4つ。
金婚式には、金が1つ、白4つ。
など、決まりごとにのっとって、
贈り物とされるのだそうです。
シチリアの上質なアーヴォラ産
アーモンドが使われた、
ペリーノ社の美味しい美味しい
コンフェッティ。
伝統を残しながら、
チョコでコーティングや、
ゼンゼロ=生姜風味など、
バラエティに富んだ100種類以上もの
コンフェッティを楽しむことができます。
次回はスルモーナの街並みを
ご紹介します。お楽しみに!


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