Sicilia-est -03-
2017/07/08
‐ミラッツォ‐。
Milazzo ミラッツォ。

ティレニア海に突き出たミラッツォ半島。
日本ではあまり馴染みはありませんですが、
エオリエ諸島行きの船の発着点のある、
小さな港町として、知られています。
町の起源は紀元前4000年にも遡り、
同じように、
様々な民族の影響を受けてきました。
今でも、その足跡を見ることができ、
観光するにも素敵な町です。

島へ渡る為に訪れましたが、
なんでもこの町には、
美味しいレストランが多いとの噂なので、
プランツォする為に、
カターニアを早く出てやってきました。
前回は、こちら
船乗り場のすぐ近く、
市庁舎横のリストランテ。

「 DOPPIO GUSTO 」
ドッピオ・グーストさん。

風の気持ちいいテラス席にて。

サリーナ・ビアンコ。
インツォリアとカタラットの白ワイン。
今からりパリ島とサリーナ島に行くと伝えたら、
選んでくれたワインです。

そして、ぜひこれをと勧められたのが、生の前菜の盛り合わせ。
海老に、スカンピ、マグロ、
カジキ、タコ、カキ、パデッラ貝、

そして、ウニ。
実は、イタリアで初めてのウニ。
日本とは違って、
シチリア産の特徴は、赤くて小粒。

イカ、エビ、カルチョフィ、
豆、フィノキオとソラ豆入りの
“春のサラダ”。
パスタは、メッツォ・パッケロ、
大きなマカロニタイプに、
チェルニア=ハタのソース。
そして、
モッリーカ=シチリアの名物、
‘かりかりパン粉’がかかっています。
メインは、カジキのインヴォルティーニの
アッロースト。
オリーブオイルをかけただけの
シンプルなビエトラ添えで。

時間に余裕があったので、
ドルチェもいただきました。マンドルレのセミフレッドと、

ピスタッキオのセミフレッド。

‘アーモンド’と‘ピスタチオ’、
これから何回味わうことでしょう。
それくらい楽しみたいシチリア名物です。

気持ちのいいテラス席でした。
それにしても、観光客以上に、
地元のおじさんが多かった平日。
それもスーツ姿の方たち。
みんなワインを飲みながら、
しっかり食べてらっしゃいました。
店内はこんな感じ。
夜にゆっくりと楽しみたい、
そんな雰囲気でした。

そして、
自然豊かなミラッツォ岬。
浜辺では海水浴で賑わい、
岬先の町を見下ろす高台から、
町を見下ろすのは最高の
ロケーションのようです。
島巡りにここを訪れるなら、
ミラッツォで一泊、
観光と地元料理を
ぜひ、おすすめします!

では、次回は、島をご紹介します。
お楽しみください!



クッチーナのH.Pはこちらへどうぞ!

Tags:

Comments are closed

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
アーカイブ