Sicilia-est -15-
2017/10/25
‐カターニアについて‐
CATANIA カターニア。
今回の旅の拠点となった、
カターニアにリパリ島から戻ってきました。
前回は、こちら 。
シチリア東部。
その中央にあるカターニア県の県都。
パレルモに次ぐ2番目に人口の多い町で、
東部の空の玄関口として、
カターニア・フォンタナロッサ空港もあり、
たくさんの人が行き交うシチリア第2の都市。
シチリアでも最も初期に造られ、
「 カタネ 」と呼ばれていた
ギリシャ植民地の一つ。
シクリ人の言葉でカタネは、
‘溶岩の土地’という意味があるように、
エトナ山の溶岩の上に作られた町として、
知られています。
そう、カターニアは、
世界最大の活火山、
“エトナ山”の南東に位置。
私達の泊まったホテルからも
一望できたくらいの近い存在にあるのです。
先史時代から、
エトナ山の噴火と地震の被害に遭い、
その度に蘇ってきた町。
特に、
1669年の火山噴火、
1693年に大地震で、
町は崩壊。
現在の黒と白のモノトーンの、
バロック様式の町が再建されたのは、
18世紀にはいってからという話です。
噂では、1990年代前半、
マフィア同士の抗争や治安の悪さで、
有名なカターニアだったそうです。
それが、2002年に
『 ヴァル・ディ・ノート後期様式の町 』の一つとして、
世界遺産に登録されてから、
エレガントでモダンな町となり、
私達も安心して観光できる
歴史的中心地区となったそうです。
(もちろん安心しきってはいけませんが…。)
‛バロック芸術の町’として、
オペラ“ラ・ノルマ”の
作曲家ベッリーニの生まれ故郷として、
そして、活気溢れる巨大な市場もあり、
美味しいもんがいっぱいあるカターニア。
次は街をご案内。
ぜひ見てください!!!
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