Sicilia-est -16-
2017/10/27
‐カターニア その1‐
カターニアのドゥオーモ。
サンタ・アガタ大聖堂。
前回は、こちら 。
11世紀後半に建てられたドゥオーモ。
大聖堂内には、
カターニアの守護聖人
‘純潔の若き聖アガタ’の祭壇があり、
作曲家ベッリーニの墓が祀られており、
大聖堂下には、ローマ時代の浴場跡が
残されています。
エトナ山から町を守ると言われている大聖堂は、
1693年の大地震で崩壊。
その後、バロック様式で再建されました。
その時、足りなかった大理石の
代わりに溶岩が使われたという、
白と黒のコントラストの建物。
これが私達の持っていた
カターニアのイメージそのものでした。
夜になるとライトアップされ、
幻想的な雰囲気になります。
大聖堂前のバールを訪れて、
1杯飲みながらのんびりすれば、
いろんな顔を楽しむことができます。
ここはイオニオ海沿いの海の町。
大聖堂は、
カターニアの旧市街地のここ。
さて、大聖堂前は、ピアッツァ・ドゥオーモ。
ドゥオーモ広場は、
町のふたつの大通り、
ヴィア・ヴィットリオ・エマヌエーレと、
ヴィア・エトネアの交差する中心地です。
ローマ時代の溶岩を使って作られた
象(リオトゥル)に、
エジプトから運ばれたオベリスクと、
守護聖人アガタ像の象徴が乗ったこの作品は、
1736年にカターニア生まれの
彫刻家ヴァッカリーニさんが手がけたもの。
人間を動物に変えたという、
8世紀の魔術師エリドルスの象だと
言い伝えられ、
エトナ山の絶え間ない
活動を沈める魔力を持つと
信じられているそうです。
カターニアの街は、
ドゥオーモからお伝えしました。
次も歴史的地区の見どころ、
ご紹介いたします。
次回もお楽しみに!!!
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