La cucina Toscana
2017/11/15
テスタローリ、アル・ペスト。
普通のパスタと違いまして、
水と粉を合わせただけの生地を、
一度、このような
厚めのクレープ状に焼きます。
それから、
茹でてソースに絡めていただきます。
これが、実は、
とても歴史古〜いパスタで、
古代ローマ時代からと言われています。
この料理が伝わるのは、
トスカーナ北のルニジャーナ地方。
北東のエミリア・ロマーニャ州と、
西の海沿い細く続くリグーリア州に
挟まれている地域。
それは、古代ローマ都市‘ルーニー’がルーツだとか。
(今でいう、カッラーラやマッサの辺り)
そこから、北の秘境の地、
交通の要所であった、
モントレモーリ辺りで、
名物とされています。
ソースのアル・ペスト。
リグーリア名物のバジルソースです。
ルニジャーナの人々は、
名産の栗をリグーリア州まで、
行商に出かけてる時、
持っていってたのがこのテスタローリ。
そして、リグーリアはラ・スペツィア辺りでも、
名物とされています。
不思議なことに、私達も、
フィレンツェなどで見かけることもなく、
ラ・スペツィアで見つけた料理でした。
皆さまのご来店を、
心よりお待ちしております!!!
クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!
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