Sicilia-est -41-
2018/07/14
‐東シチリア周遊 18‐
『 ブロンテ ③ 』
食材巡りをした後は、
Corso Umberto、コルソ・ウンベルトへ。
前回はこちら

町の中心の通りの、
ウンベルト通り。
北に向かって道なりに進むと、
右側に、ブドウの房を持ったおじさん。
そして、もう少し歩くと、
教会が見えてきます。
パッロッキア・マリア・サンティッシマ・
デル・ロザリオ教会。
かつてアラブ人に統治されていたブロンテ。
小さな町ながら教会が多いそうです。

その教会前のロザリオ広場に建つ建物に
惹かれました。
まずは、3階に、『 ネブロディ国立公園 』と
書かれ、
ブロンテの町の北西にある
メブロディ山が近いことを感じます。

次、2階には。ピスタチオと、
アラブ人ではないかと思うような人が描かれ、
ブロンテにとって、
ピスタチオは歴史深い特産だと実感します。

さて、通りを一通り歩いたら、
お腹が空いたころ。
ウンベルト通りから東へ進めば、
それはエトナに向かって、登る坂道。

Trattoria Conti という看板を見つけたら、
ここを曲がって向かいましょう。
万が一、違う通りを入ると、
ブロンテの町は、一歩裏を歩けば、
まるで迷路のような道となり、
迷うこと間違いなしです。

家族で経営している、
家庭的料理が食べられる、
トラットリア・コンティさんに
お邪魔しました。
まずは、前菜盛り合わせ。地元産サラミにチーズ、
カポナータに、
ピスタチオのカナッペ。
パスタ3種類。

ズッキーニの花のソースに、

モッリーカ(カリカリパン粉)のかかった、
トマトソース。

そして、ピスタチオのソース。
メイン料理に、ピスタチオのペーストをのせた、
豚肉のソテー。

極めつけに、カルネ・ミスト。
牛肉に、生ハムを巻いた豚肉、
ポルペッティ、サルシッチャ。
どれも地元産のものばかり。

レイさんから、
日本人の胃は小さいから少しずつ、
と注文してもらったはずですが、
やはりそうはいきませんでした。
ですが、ブロンテにいるなら、
ピスタチオのデザートも食べないと!
ということで、
ウンベルト通りに戻って、

コンティのもう一つのお店、
パスティッチェリアへ。

地元の学生さん、
学校帰りの寄り道で賑やかな店内でした。
シチリア名物お菓子が
ずら〜りずらり。

ピスタチオのケーキや、

ピスタチオのケーキ型アイスも。

お腹が一杯の中、
選んだのが3種類、
ピスタチオ三昧です。
前菜からメインまで、
いろんな料理を楽しませていただきました。

ブロンテのポルタ・フォルトゥーナ、
幸せを運ぶ、Coccinella コッチネッラ、
“てんとう虫”です。
ピスタチオの殻で
作られています。
次回も、ぜひ見てください!

も宜しく!
クッチーナのアラカルトメニューはこちらへどうぞ!

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