イタリア産の 『 Tardivo タルディーヴォ 』 が今年も入荷しました。
Radicchio rosso ( ラディッキオ・ロッソ ) = 赤チコリ の仲間です。
日本でよく見る、トレヴィスもこの仲間。
(次回、他の種類も含めて、ご紹介したいと思います。)
最初は、普通に緑の葉っぱが育ちます。(写真は、ワトム農園さんの提供です)
たくさんの葉が育ち、寒さが増すにつれて、
中の方から段々と、赤と白のコントラストに変わっていきます。
そして、ここからが、タルディーヴォの独特の栽培法。
一度、収穫したタルディーヴォを、きれいな水の流れる水槽に入れ、
光を遮断する覆いをかぶせて、育てていきます。
これを「 軟白栽培 」 と言います。
そして、美しい赤白がはっきりとした、
ピンとしたタルディーヴォが出来上がるのです。
(他の栽培中の写真がないのが、残念です・・・。)
寒くなりだす11月ごろから、出回る野菜です。
雪の下で育つと、一層、美味しくなると言われます。
これを見ると、私達も冬の始まりを感じます。
実は、2006年10月のヴェネト州の旅で、
トレヴィーゾ市のリストランテで、このタルディーヴォを食べる!!!
と意気込んで行ったのですが、
「 今年はまだまだだよ〜。」と言われ、ショックを受けた覚えがあります。
が、その後、バッサーノ・デル・グラッパ村のスーパーで見つけ、
バス待ちの間に、かじりつきあった私達だったのでした。
それより、
「 Risotto di tardivo e precoce ( リゾット・ディ・タルディーヴォ・エ・プレコーチェ )
= タルディーヴォとプレコーチェのリゾット 」
プレコーチェも同じ赤チコリの仲間です。
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