今日は、イタリア野菜、
『 Radicchio rosso ( ラディッキオ・ロッソ ) = 赤チコリ 』 について。
イタリアでは赤チコリのことを、
一般的に Cicoria rossa ( チコリア・ロッサ ) と言います。
こう聞くと、チコリの仲間ってわかりますよね。
その中でも、ラディッキオ・ロッソは、
水の都ヴェネツィアのあるヴェネト州の特産品です。
さて、ラディッキオ・ロッソは、大きくわけて4つの種類があります。
旬は10月〜3月。
それぞれ、大きさ・形・色合いが違います。
もちろん食感・味も。
そして、それぞれが町の名前からなっています。
では。
① Chioggia ( キオッジャ )
球状の形をしています。
これは、1年を通して作られ、日本でもお馴染みのトレヴィスと一緒です。
② Verona ( ヴェローナ )
キオッジャより、細長く伸ばした形で、より歯ごたえを持っています。
③ Castelfranco ( カステルフランコ )
これは、赤と白というより、黄色と赤のコントラスト。
まるで、バラの花のような華やかさを持つ種類です。
食感も柔らかい感じ。
④ Treviso ( トレヴィーゾ )
2つのタイプを持っています。
早生種 Precoce ( プレコーチェ )
細長い砲弾型
と、
晩成種 Tardivo ( タルディーヴォ )
更に細く、鮮やかな赤・白のコントラストを持ちます。
前回に詳しく書きましたが、軟白栽培という手間のかかる栽培方法で、
高級と言われる野菜です。
現在は、プレコーチェもタルディーヴォもイタリア産ですが、
もう少ししたら、ワトム農園さんからも、届けられることでしょう!
福井でこんな野菜を作ってるなんて、すごいです!!
ちなみに、去年、ワトム農園産の5種類のチコリで特集をしました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
またぜひ、そんな特集ができるといいなぁと思っています。
クッチーナ・ホームページを詳しく見る
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