2011/05/03
Il viaggio di trentino-alto・adige -21-
今日は、
ドロミテ山塊の東側の中心の町、
Cortina d’Ampezzo
コルティナ・ダンペッツォを目指す旅。
そこからの目的は、
ミズリーナ湖とトファーナ山。
前回はこちら。
ホテルを出て、ドロニテ街道を走ります。
カナツェイを出たら、
すぐにくねくねの急な坂道。
真っ青な空が広がり、
天気も良好!
ですが、車の向きが東から西に変わったら、
今にも雨が降りそうな雲行きでした。
私たちの向かう場所は、
大丈夫でしょうか・・・。
ところで、くねくねと道が曲がる度に、
こんな看板があります。
「 17°Tornante 」
Tornante トルナンテ。
辞書を見ると、
“(山道の狭い)曲がりくねり、曲がり角”。
ここは17番目の曲がり角と
いう意味でしょうか。
そして、海抜は2088m。
カナツェイは1460mなので、
600m上ってきました。
山登りする人に聞くと、
日本ではこうゆう表示は
あまり見かけないらしいですが、
イタリアでは当たり前なのでしょうか?
バイクも走ってます。
ドロミテ街道で最も標高のある、
Passo Pordoi パッソ・ポルドイ、
2239mのポルドイ峠まであと少し。
さて、到着です。
大きな駐車場に車を停めて、
Bar バールで休憩。
30分の運転とはいえ、
かなりのくねくねでちょっと疲れたマダムでした。
でも、
ここからこのロープウェイで、
標高2950mのSasso Pordoi、
サッソ・ポルドイ山頂まで行ける
となると、テンションも高くなります。
が、頂上を見上げると、これ。
どんよりとしたこの雲の中に吸い込まれたら、
出てこれないんじゃないかと思うくらい、
怖い空でした・・・。
まっ、もともと予定にはなかったので、
ここは諦めて、次へAndiamo!
次の目的地、
この青空に向かって、走ってけ〜!
雄大な景色を見ながら、
ここからは緩やかなカーブで下っていきます。
遠くまで、果てしない山々。
今度は自転車が走ってます。
パッソ・ポルドイから1時間近く来ました。
ここが、
Passo di Falzárego、
ファルツァレゴ峠。
運転しながら、
「 これ、なんていう山やろ?
この山も、全然緑がないよね。
まさしくドロミテの山の特徴だよね。 」
そうなんです。
青白い岩肌が連なる、
ここドロミテの山々。
昔、昔といっても2億3千年前。
浅瀬の海の底だったそうです。
やがて、ドロマイトの地層が、
海底から隆起、
その後、
ドロマイトの鋭い峰が連なる独特の景観が
生み出されたそうなんです。
ここが海だった。
想像のつかない話です。
話を戻して、
コルティナ・ダンペッツォの町に
入りました。
では、次回は、ドロミテで2つ目の湖、
ミズリーナ湖のほとりまで。
詳しくは、クッチーナのアラカルトメニューをどうぞ!
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