2011/08/20
Il viaggio di trentino-alto・adige -31-
カナツェイ最後の夜。
前回はこちら。
スプマンテで、
今日の一日に乾杯した後は、
Sud tirol alto adige Müller Thurgau
スッド・ティロル・アルト・アディジェ・ミュラー・トゥルガウ
19世紀末、
スイスのトゥルガウ州で生まれ、
ドイツのミュラー博士さんによって、
改良され名のついた、
‵ミュラー・トゥルガウ′
というブドウの白ワイン。
南チロルにきたら、
ぜひ飲まないと。
さて、Antipastoです。
『 Carne salada trentina con fagioli e cipolla 』
牛の生肉のトレント風、豆と玉ねぎ添え
牛でも腰肉(ランプの部分)を使った、
ニンニク、何種類かの香草、
塩・胡椒に漬け込み、
20日間、白ワインに浸して作られる、
カルネ・サラータ。
直訳すると“塩肉”。
これが、
この地方では、なまって、
カルネ・サラーダ。
それが、
“塩肉”と聞いて
イメージするものとはほど遠く、
食べ心地は、生のお肉。
ん〜、美味しい!
とろんとしたお肉で甘みもあって、
ん〜、美味しい!
オリーヴオイルとレモンの風味が
とってもあって、
ん〜、美味しい!
このお豆と玉ねぎを一緒に食べて、
もっと食べた〜い。
と感動の一皿でした。
実は、これ、
さっと焼いて食べるのもありだとか。
ぜひ、また食べに来たいものです。
さて次は、Primo。
『 Tagliatelle di polenta con puzzone,
finferli e ragu di caccia 』
ポレンタのタリアテッレ、
プッツォーネとフィンフェルリと
カッチャのラグーソース
(とうもろこしの粉を練りもの)‘ポレンタ’が
練りこまれたパスタに、
フィンフェルリというキノコ(仏ではジロー茸)と、
ラグー・ディ・カッチャ=
狩猟風ラグー(いろんなお肉が混ざった)の
ソースに、
この地方特産の、
ウォッシュタイプのチーズ、
‵プッツォーネ’がかけられて。
その名も、
“悪臭を放つ人”と呼ばれている
チーズだそうで、
出荷前のチーズの熟成中は、
ものすごい匂いを放つらしいですが、
私達の口の中では、
まろやかな香りで
とろけて実に美味しかったです。
そして、Secondoを。
『 Filetto di manzo all’alpino 』
牛フィレのアルプス風
日本で牛フィレなんて、
滅多に食べないのに、
イタリアではよく食べるオーナーです。
アルプス風ってなんだろうと、
英語名を見ると、
With mushroom。
キノコのソースのこと。
ボリュームのある一皿も、
肉汁にソースが絡まり、
美味しくて、
最後までしっかりと楽しめました。
しかし、周りは、毎日毎日、
Tシャツに短パン姿で、
ピッツァとジュースで過ごしてる、
家族ばっかり。
私達も最後に、
ピッツァ食べてみよう!
と、
Babyサイズを注文。
それでもこんなに大きなサイズ。
日本では…、大人のサイズです。
さらに、もう一皿お肉料理を。
『 Piato delle dolomiti ( polenta , funghi e salsiccia ) 』
ドロミティの盛り合わせ
サルシッチャ(ソーセージ)は、
まるでハンバーグのよう。
カナツェイ最後の夜と、
調子も上がり、注文しすぎました。
ポレンタも重なり、
もうお腹ははち切れんばかりでした。
同じくワインも進み、
Moratel rosso vigna delle dolomiti
モラテル・ロッソ・ヴィーニャ・デッレ・ドロミティ
お店でお勧めしてもらった、
メルロー、カベルネ、テロルデゴ、
ラグレイン、シラー混乗の赤ワインを。
ドロミティに感謝しながら、
美味しくいただきました!
そして、そして、
真ん中に写っている子が、
この店のカメリエーレ(ウェートレス)。
毎日、テキパキと動いていた、
Sabina サビーナさんです。
と〜っても、可愛くて、親切で。
ぜひ、また会いに行きたいです!
Grazie tanto!
Arrivederci!!!
さぁ、次は、
トレンティーノ・アルト‐アディジェ州の旅、
最後の一日をお届けします!
詳しくは、クッチーナのアラカルトメニューをどうぞ!
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