2011/10/20
Il viaggio di Sardegna ’11 -03-

3回目の旅日記です。
8月31日、アッシジにいます。
今から、サン・フランチェスコ大聖堂へ向かいます。
城壁に囲まれた町の端から端へ。
右がサンタ・キアラ教会の鐘楼。
ここから、corso Mazzini マッツィーニ通り、
またpiazza del comune コムーネ広場、
piazzetta Verdi ヴェルディ広場、を通って、
via san Francesco サン・フランチェスコ通りに出ます。
お土産屋さんのある町のメイン通りも、
石畳の街並みが続き、とっても静か。
数百年前から変わってないのでは、と思うくらい。
緩やかな下り坂になっています。
どこを歩いても、石造りの建物で、坂が続くアッシジの街並み。
時折、修道士とすれ違ったりして、
自分がまるで中世の時代にやってきたのではと感じ、
気持ちが休まる気がします。
そういえば、ここは昔、地震があったはず。
確か、1998年か、1988年だったか?
と、思い出そうとしていたら、
Basilica di San Francesco サン・フランチェスコ聖堂に着きました。
さっきまでの雰囲気とは違って、
たくさんの人がいました。
丘に沿って建てられたこの聖堂は後ろは、大きな修道院。
猛スピードのタクシーの中から撮った写真で小さいですが、
それは壮大な建物です。
この場所、13世紀まで絞首台があって、処刑場だったそうで、
Colle d’inferno コッレ・ディンフェルノ、「地獄の丘」と呼ばれていたそうです。
聖フランチェスコは、ここに自分を埋葬することを希望し、
後にこの聖堂ができたのですが、
今でも地下にはお墓があって、
この日も、たくさんの人がお祈りをしていました。
ちなみに、今は「天国の丘」と呼ばれてるそうです。
教会といえば、
ファサードは、とても、質素に見えますが、
中では、聖フランチェスコの生涯を描いた、
28枚ものジョットのフレスコ画を見ることができる、
芸術共に、素晴らしい教会です。
もちろん地震の大被害に遭いました。
かなり前に、テレビのドキュメンタリーでその被害を見たことがあります。
すべてのフレスコ画は砕け、何万もの破片を一つ一つ、
手作業で修復しているという話。
調べてみたら、1997年9月26日のことで、
天井の一部も崩れ落ち、4人の方が亡くなったそうですが、
砕けたフレスコ画の破片を拾い集めたのが、30万個とか。
そのうちの20万個がつばぎ合わされ、
2006年に修復が修了したそうです。
そして、聖堂の前に広がるのが、
芝生の上に、 と PAX の文字。
Tは、聖フランチェスコの十字架の形。
PAXは、平和という意味。
店では、
サン・フランチェスコ聖堂を見て、
聖フランチェスコに会って、
旅を思い出す私たちです。
次は、カ プ リ の旅です!
お楽しみ!!!

クッチーナのアラカルトメニューをどうぞ!

Tags:

Comments are closed

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
アーカイブ