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Notice: 関数 _load_textdomain_just_in_time が誤って呼び出されました。colibri-wp ドメインの翻訳の読み込みが早すぎました。これは通常、プラグインまたはテーマの一部のコードが早すぎるタイミングで実行されていることを示しています。翻訳は init アクション以降で読み込む必要があります。 詳しくは WordPress のデバッグをご覧ください。 (このメッセージはバージョン 6.7.0 で追加されました) in /home/cucina1991/cucina1991.com/public_html/wp-includes/functions.php on line 6114
’11 サルデーニャの旅 -40- – Ristorante CUCINA

2012/09/02
Il viaggio di Sardegna ’11 -40-

2011年サルデーニャ州の旅話。
前回のお話は、こちら
9月9日の夜8時半、
カリアリの市街地、マリーナ地区にある、
「 Trattria Lillic トラットリア・リッリク 」に着きました。
「 イタリア大好き 」のサルデーニャ特集にも、他の雑誌でも紹介されていた
カリアリの郷土料理が食べれて、とっても楽しそうなお店。
玄関を入って、左のこの部屋を入ったところ、すぐが私たちの席。
予約席には、前菜がずらっと用意されています。
席につくなり、雑誌で紹介されていたこの店の看板おじさん、
ジャンパオロさんがやってきて、ずっと私たちから離れません…。
日本人大好きのようです。
ワインは、任せとけ!と、
ヴェルメンティーノのフリッザンテ (微炭酸) を持ってきて、
私たちの乾杯に一緒に盛り上がっています。
手を口の前に持ってきて、「 ウフフフフ 」と、ずっと不思議な笑い。
さて、前菜の紹介を。
タコのマリネ
エビのサラダ
シラスのフリット
揚げたてです。
ムール貝のマリナーラ風
イカとグリーンピースのトマト煮込み
マグロのオイル漬けのサラダ
そして、
ブッリーダ
ホシザメの身と内臓の、酸味をきかせたトマト煮込み料理。
カリアリの伝統の珍味といわれていて、
今日一番に楽しみにしていた料理です。
もう、前菜が美味しくて、これでお腹いっぱいになってもいいくらい。
9時ごろには、お店もいっぱい。
スタッフ、みんな忙しいそう。
それでも、いい具合に、パスタはどうする?
と、聞いてくるジャンパオロさん。
来る度に、あの「 ウフフフフ 」と、笑いまくりながら。
白ワインも任せとけ! と、アルジオラスのヴェルメンティーノ。
そして、ここの名物、アサリのスパゲッティを持ってきて、取り分けてくれます。
そのままでも美味しいスパゲッティが、
ボッタルガの粉末をかけて更に美味に!
そして今度は、魚食べるだろ?と、マダムと私を、玄関入り口の部屋に連れていき、
ショーケースの中の魚を説明。
ふと、うなぎを食べたいと言ったら、売り切れたところ。
すかさず、横に座ってる常連客の一人が、
これだよ! 写真取るかい?と、声をかけてきてくれた。
こっちでは、小粒のうなぎが丸のまま、とぐろを巻いて皿の上。
あぁ、食べたかった…。
今度は、その隣のおじさん、
クエの頭の炭火焼を持ち上げ、
これもすごいだろ? 写真に取ってけよ!って。
噂通り、地元の人に人気のお店です。
結局、私たちは、小さ目でクエの身を焼いてもらいました。
しかし、残念なのは、(カブラスでも思ったけど)
前菜の魚料理はすっごく美味しいけど、魚の焼きはあまいんです。
中まで焼ききれてなくて、生臭いんです。。。
つくづく思います。日本人の魚の焼き加減はやっぱりすごい。
そんなかんやで、10時ごろ、レモンのグラニータと、
サルデーニャの焼き菓子がサービスされ、
ミルト酒とセアダスを注文。
そして、始まりがこれからだった。
ギターを持って現れた。あのおじさんが。
目線は私たちのテーブル。
そして、そこから唄・歌・うた。
隣の女の子も苦笑い。
乗らないお客さんも意外といるのね。でも彼は違った。
かなり乗り乗り。イタリアにも酔っ払いいました!
熱々セアダスも、笑って食べてられない〜。
あっちこっち動き回って1時間。
汗だくだくのおじさん、最後にまた私たちの前に。
うちのオーナー、汗を拭ってさしあげました(笑)。
最後に、疲れきった彼を、若いスタッフが労う姿は、
ちょっと怪しげな雰囲気が・・・。
こんなに楽しいお店は初めて!
都会なのに、気さくで陽気なリッリク。
カリアリの魅力にはまりました。
明日は、イタリア最大の市場に行って、午後から料理教室です。
次回もぜひ見てください!

クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!

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