2013/10/26
Il viaggio di MARCHE ’13 -1-
２０１３年‘マルケ州の旅話’１回目は、
マルケ州の紹介です。
M A R C H E マルケ州

イタリア半島のほぼ真ん中、東はアドリア海に面し、
西は、中部アペニン山脈の最高峰、
シビッリーニ連山を眺めることができます。
内陸部は、海岸線近くまで平野が少なく、
ほぼ丘陵地、または山岳地帯が広がっています。
マルケ州は小さな面積ながら、
イタリアでも上位の小麦生産地。
そして、ファッロ麦や大麦を含め穀物類に、
野菜、果物などの農業もとても盛んです。
決して、都会ではないマルケですが、
工業地帯としても発展していて、
靴製造業がとても盛んな地域では、
日本でも人気のあるイタリアン・シューズが造られていて、
知る人ぞ知る町でもあります。
北にエミリア・ロマーニャ州、南にアブルッツォ州、
そして、西には去年訪れたウンブリア州が、
隣接しています。
ローマからはウンブリアを通り州都アンコーナまで、
直行の電車で、およそ３時間半。
さて、マルケ州、５つの県から成っています。
上から、
ペーサロ・ウルビーノ県
州都があるアンコーナ県
マチェラータ県
フェルモ県
アスコリ・ピチェーノ県
すべての県が横に分かれ、海も山も合わせ持っています。
美しい浜辺が続く、１８０キロに及ぶ海岸線は、
美味しい魚介料理が楽しめます。
そして、エミリア・ロマーニャに近い北のペーザロと、
アブルッツォに近い南の地域との違いを感じれたら、と旅します。
内陸部の山合いも、素敵な町が佇んでいます。
小さな町ながら、凛とした町。
中世の建物はもちろん、
マルケにも古代ローマ時代の遺跡が残っています。
更に、芸術や文化を築き上げた街として、
ルネッサンス時代を色濃く感じることができます。
そして、古くから伝わる伝統ある食材・名物が、
これまたたくさん楽しめるので、どれだけ出会えるか、
と旅します。
州都アンコーナから始まり、南下してアスコリ・ピチェーノ、
マチェラータ、ウルビーノ、ペーザロと滞在しながら、
あちこちと廻ります。
きっと旅してみたくなるマルケです。
今年の旅話、ぜひ、お付き合いくださいませ！
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