2014/03/16
Il viaggio di MARCHE ’13 -13-
マルケの旅3日目。
アスコリ・ピチェーノから、
3つ目の滞在先、マチェラータへ移動です。
その途中、2つの町を訪れました。
まずは、
“マッケロンチーニ・ディ・カンポフィローネ”
という名物のパスタ生んだ町、
カンポフィローネ。
前回までのお話はこちらへ。そして次もまた、小さな町へ。マチェラータ県の、
Montecosaro モンテコーザロ。
穏やかな小さな丘の上の町。
マチェラータ地方に伝わる、ある名物料理を
食べたいと、やって参りました。
が、
日向ぼっこしていた女性に、
リストランテの名前を聞いてみたら、
「 Giù! Giù! ジュウ!ジュウ! 」
もっと下の方と!、と言われ下山。
住宅地に入ったところで、
またもや聞いてみると、「 私に連いて来て! 」と、
店まで送ってくださった、
親切な地元の奥様に出会いました。
が、そんな親切も空しく、
何故か(定休日でもないのに)休みだったという、
ブオン・リコルド加盟店のリストランテの、
訪問でした。。。
ある程度の計画はしていても、
何が起こるかわかない道中。
あらかじめの予約はせず、
未定の旅を楽しみたい〜。
グーグルマップを使わずに、
現地で人に触れ合う旅を楽しみたい〜。
そんな私たちには、よくあることです。
気を取り直して、
マチェラータへ向かいます。
横に分かれた県が、
北から5つ並んだマルケ州。
マチェラータ県はその真ん中。
モンテコーザロから西へ、
1時間のドライブ、
丘の上に広がるマチェラータの旧市街地は、
丸く囲まれた中。
Piazza Sauro サウロ広場と、
Porta Mercato メルカート門が、
出迎えてくれます。
が、ここからは進入禁止なので、
右へぐるっと旋回します。
この門の横にある建物が、
毎年夏に行われる、
マチェラータ音楽祭で有名な、
Arena Sferisterio、
アレーナ・スフェリステリオ。
競技場として、1820年代に造られた、
半円形の野外劇場です。
ライトアップされた中の雰囲気です。7月〜8月にかけて、オペラの公演がいくつか行われます。正式名称は‘スフェリステリオ音楽祭’。そう大きくない劇場といっても、4000人も入れるそうですが、遺跡の壁が素晴らしい音響となり、今だに歌手がマイクなしで歌えるんだとか。
1921年初めての音楽祭で、「 アイーダ 」が上演され、再び開催された1967年に「 蝶々夫人 」と「 オテロ 」が上演されたということです。ぜひ、鑑賞してみたいもんです。
オペラやクラシック以外に、
ジャズファンをも魅了する、
音楽溢れる中世の都市、
マチェラータです。
そして、名物料理や特産品も見逃せない
町であります。
その前に、
間違いなく次の門を見つけ、
一方通行の道に迷わず、
無事、ホテルに辿りつけるのか?!
ぜひ、続きも見てください!!!
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