2014/09/17
Il viaggio di MARCHE ’13 -25-
2013年9月29日、マルケの旅、最終日。
海の町、ペーザロに来ています。
前回の話はこちらへ。
小さな旧市街地。
中心に、Piazza del Popolo ポポロ広場。
左が、15〜16世紀に建てられた、
Palazzo Ducale 公爵の館。
今はペーザロ・ウルビーノ県庁舎に。
中央に、町のシンボル、
17世紀に造られた、
「 タツノオトシゴとギリシャ神話のトリトン神像 」
の噴水があります。
ギリシャ神話に登場するトリトン、上半身が人間で下半身が魚という半漁人。海の王ポセイドンの子で、ホラ貝を吹いて波を沈める海神だそう。この噴水では、タツノオトシゴの上に乗り、手に持ったホラ貝から水が噴き出ていました。
同じ広場にある、元教会だった郵便局。
その建物の端に、ペルティカリさんの像と、
(ペーザロで文筆活動を行ってた人だそうです)
ロッシーニ像。
オペラ『 セビリアの理髪師 』や、
『 泥棒かささぎ 』などを作った
偉大な作曲家であり、
美食家として知られている、
ロッシーニさん。
ここペーザロの出身として有名です。
ロッシーニの生家もあります。
Casa Rossini カーザ・ロッシーニ。
時間の関係で見学はできませんでした。
Gioaccino rossini
ジョアッキーノ・ロッシーニ
(1792〜1868)。
ボローニャの音楽学校で学び、18歳でオペラの作曲家としてデビュー。21歳で、「 タンクレディ 」や「 アルジェのイタリア女 」を書き、大成功。30歳、ナポリ時代の代表作は「 オテロ 」。その後、イタリアの活動を終え、32歳でパリに渡り、フランスのオペラを制作。そして、37歳で引退。美食家のロッシーニは、料理人として第二の人生を歩み、フランスはパリ近郊パシイで生涯を終えた。ということです。
Teatro Rossini ロッシーニ劇場です。
毎年8月に、ここペーザロで、
『 ロッシーニ・オペラ・フェスティバル 』
が開かれます。
“マルケ州三大オペラ”の一つで、
『 マチェラータ・オペラ・フェスティバル 』
『 アンコーナ・オペラ・シーズン 』
の中で、人気のあるフェスティバルだそうです。
ロッシーニの生家で、
せめてものお買い物を。
私は、ポストカードとロッシーちゃん消しゴム。
マダムは、エプロンとバッグを。
実は、ポポロ広場でジェラート祭りをしてたんです。
チケットを買って、
いろんなお店のジェラートを食べ歩き。
そこで、突然の大雨。本当にしばらくすごい雨で、
みんながポルティコの下で立ち往生。
それで、時間がずれて、
観光もあまり出来なかったんですが、
マルケでの雨、最後の日でよかった!
ずっと、天気に恵まれた、
本当に素晴らしい旅でした!
次は、
芸術的イベントに合わせて、
ぜひ、もう一度、訪れたいです。
この後、ちょっと遠出して、
最後の晩餐に参ります。
次回も見てくださいね!!!
クッチーナのH.Pはこちらへどうぞ!
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