Sicilia-ovest -06-
2015/07/28
‐トラパニ市旧市街散策 その1‐。
シチリア西部の旅、
滞在先トラパニの街の風景を少しずつご紹介。
前回はこちら。
今日は、街を囲む海!海!海!海に突き出た鐘形の細長いトラパニの旧市街です。
ホテル(赤丸)のすぐ近く、
Piazza mercato del pesce 魚市場広場から、
海沿いを散策スタート。
広場から右へ。
向こうに見える、
(後日訪れる)エリチェ山に向かって、
ダンテ・アリギエーリ通りが続きます。
地図には‘北風の崖’と名付けられた、
澄んだ碧い海と、かもめたち。
少し進んで、歩いて来た道を振り返ると、この長い海岸線。
向こうに見えるは(右端の小さな四角いの)、
岬の最先端の塔。
今からそこへ向かいます。
さっきまでの車道も、
魚市場広場から反対側は遊歩道。
町の人達もここでお喋り。
遊歩道も終わり、
ヴィットリオ通りから西に真っ直ぐ進んで、
右の道。
その先にあるのが、
さっきの小さな四角い建物、
” リニィの塔 ”です。
1671年、リニィーの君主である、
総監クラウディオ・ラモランドって人を
記念して建てられた塔だそう。
今では、修復もされた綺麗な塔は、
先史時代博物館として見学できます。
トラパニ県って、シチリア島北西。北にティレニア海、南に地中海。
北・西・南と海に囲まれている為、
あちらこちらから外敵がやってきたんです。
それを見はる為の小さな要塞。シチリア自体がそうですけど、
東にギリシャ、南に北アフリカ、
それもすぐ近くにチュニジア、
そして、西にフランス・スペイン。
それはあらゆる攻撃を受けてきたんです。
こうやって地図を見直すと、
そんないろんな国に占領された歴史が、
今のシチリア料理に繁栄されてる、
ってのが、改めて納得です。。。
面白い!
これがまた裏まで行けるんです。
風が強くてなかなかビビりますが、
釣りをしている人も少なくないそう。
その先に続く、岩礁。
もともとは、岩礁と小島からなる、
小さな群島だった、
と書かれているトラパニです。
それは、太古のお話ですが。
次回も海の街らしい光景をお届けします。
ぜひ、お楽しみにぃ〜!!!
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