La cucina Campana
2015/07/17
ズィーティ、アッラ・ナポレターナ
Ziti,ズィーティ。
30㌢以上はある穴あきパスタ。
これが歯応えがしっかりしていて、
食べ応えのあるパスタでして、
大変なのは、この長い麺を、
フォークでくるくる出来ないこと。
そんなことはありえず、ポキポキ折って、茹でるのですが、
これに、ぴったりなのが、
ナポレターナ=ナポリ風ラグーソース。
これがまた面白い。
普通、ラグーソースとと聞くと、
ボロネーゼ(ボローニャ風)のような、
つぶつぶ肉が入ったの、ですよね。
ナポリ風は違うんです。
ここでは、お肉は一切入ってきません。
牛肉の塊をホールトマトで長時間煮込み、
お肉の旨味だけを引き出したソースだけのソース。
これをパスタに絡めて頂くのです。
そして、取り出したお肉は、
メインとして、食べるという、
一度の調理で二度美味しい。
が、今回は、
写真の通り、お肉載せてます。
「 メニューは、
 “お肉の入っていないトマトソース”
  って書いてあるのに、
  お肉、入ってるじゃないですか!!!」
と突っ込んでくださった、あるお客様が…。
サービスかと思われたそうです(^^;)
皆さんも一緒にボナペッティート!!!

今や、世界中に知られているスパゲッティやマカロニなどの乾燥パスタは、実は大半がここ、カンパーニャ生まれ。ナポリ郊外には古くからたくさんのパスタ工場があるんです。
そんなこんなで、昔、「 マンジャフォリオ(葉っぱ喰らい)」と呼ばれていた野菜好きなナポリ人は、今は「 マンジャマッケローニ(マカロニ喰らい)!!! 」に変わったそうな。これ、もともとシチリア人についていたあだ名なんだそうですが…。
2011年ナポリ港ベヴェレッロ埠頭



クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!

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