Sicilia-ovest -10-
2015/08/22
-トラパニのレストラン その2-。
前回はこちら。
カンティーナ・シチリアーナ。
細い路地を入った、
トラパニでも老舗のリストランテ。
店内には、アンティークな飾り物がたっくさん。
車輪も。
よぉく見ると、綺麗な模様が。
後日ご紹介しますが、
シチリアの古くから伝わる馬車の車輪。
もっと写真を撮りたかったくらい、
歴史感じるものが壁や天井に飾られていました。
さて、お料理は、3種のマグロ料理。
ピンク色が燻製。オリーブオイルとレモンをかけて。
黒色が、いろんな部位を合わせて作る、サラミ。
ベージュ色がオイル漬け。
インサラータ・ディ・ポルポ。
タコのサラダ。
独特の香りをしたタコでした。
そして!クスクス。
あの粒々とした、北アフリカ発祥の料理。
トラパニの最も伝統的な料理です。
詳しくは、後日の料理教室のお話で、
登場しますので、お楽しみに!
ここでは、魚と一緒に、魚介のスープをたっぷりかけて、
頂きます。
マルサラ地方のグリッロと、
食後酒にアマーロ・エリチノ。
ここ、カンティーナ・シチリアーナは、
実は、クスクスが美味しいと評判の店。
オーナーのピーノさんです。
(4歳から働き始めて、
先代のオーナーから引き継いだそうです)
カメラを持ってる私に、
「 ついてこい! 」と店の奥へ誘います。
廊下の途中で、「 俺がクスクスを作ってるとこの写真だ。 」と。
なんでも、2004年、
クスクスを教えに日本に来たことがあるんだとか。
今では、女性シェフが作ってますが、
ピーノのクスクスは絶品だったとか。
そんな日本大好き、ピーノさんが、
見せてくれたのは、奥の部屋のワイン。
全面の壁が棚になっていて、
それはかなりの数です。
イタリアのリストランテやトラットリアでは、ほとんどがこうやって、赤ワインは棚に置かれています。日本みたいにセラーで冷やされていないんです。
やっとわかりました…。
私達が食事してる時、何人もの観光客が
奥へ入って行って、ほどなくお会計して、
店を出るんで、
帰る前のトイレ、みんな一緒に行くんかなぁ〜と、
へんな想像をしていた私でした。。。
それよりも、面白かったのが、馬車や、人形。
こっちには、盾を持った人形。
さすが、トラパニの老舗のお店。
これこそ(これも)、早く紹介したい、
シチリアの伝統もんです!
次回もぜひお楽しみにぃ〜!!!
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