La cucina trentina.altoatesina e friulana
2016/02/05
今回も、ちょっと変わったパスタのご紹介。
Palacinke パラチンケ
と名のつく、パスタというより、
クーレプの料理。
今回は、栗粉入りのクレープ生地に、
キノコのクリームソースを合わせ、
仕上げに、胡椒でアクセント。
“パラチンケ”はドイツ語で、
語源はラテン語の‘平たいケーキ’という意味の
“プラケンタ”。
中欧のクロアチアやルーマニアなどでは、
チェコ語の‘パラチンキ’、
ハンガリー語では‘パラチンタ’と呼ばれ、
薄く焼いたクレープ状のパンケーキに、
ジャムなどを包んで食べるデザートのお話。
それが、ハンガリー、そしてウィーンと渡り、
オーストリア=ハンガリー帝国の
宮廷料理として、お肉やハムを包み、
主菜として共されるようになったんだそう。
私達が出会ったのは、
2014年の旅、
フリウリ-ヴェネツィア・ジューリア州
トリエステ郊外の、
トラットリア『 スーバン 』。実は、このお店、オーナーが
1994年に一度行っていて、
20年ぶりに再訪したレストランなのです。
そして、スーバンの名物である、
パラチンケを頂いてきました。
最北東の町、
フリウリ-ヴェネツィア・ジューリア州の
珍しい郷土料理を、ぜひお楽しみください!
皆様のご来店、心よりお待ちしております!
クッチーナのアラカルトメニューはこちら!
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