Sicilia-est -09-
2017/08/27
‐リパリ島 その5‐。
『 リストランテ ② 』
リパリ島2日目の夜は、
リパリ地区メイン通り。
小さい町ながら、賑やかな夜の8時半。
バールでアペリティーヴォを楽しんだ後、
マリナ・コルタ へ。
ウーゴ・ディ・サントノフリオ広場から、
サン・ジュゼッペ教会の途中、
ローマ通りに入った、
海をイメージした、
白と青のクールなイメージですが、
雰囲気はアットホームでいい感じ。
ワインをサービスしてくれる
マダムに、日本人の知り合いに聞いて、
来ましたと話しをすると、
「 一昨日までヴァカンスで休んでて、
昨日から再開したところなのよ。」
そう、ここは、
“ラ・ターヴォラ・シチリアーナ”の
レイ子さんから、
リパリ島行くならと、
教えてもらったお店で、
前回のフィリッピーノと同じように、
ミシュランガイドに紹介されているとは、
後で知った話です。
この日のワインは、
サリーナ島フェネック社の
マルヴァジア種、“マッダレーナ”。
ここは、魚介料理専門。
前菜は、アンティパスト・ネンジィーナ。
イワシ、カジキ、タコ、イカなど、
魚と野菜を使った、盛り合わせを。
カポナータ・ディ・マーレ。
‘カポナータ’というと、
あの野菜の煮込み を思い出しますが、
この‘カポナータ’は、
たこ、イカ、エビも入った、
ムール貝たっぷりのお料理。
ここでもあの小さなエビ、登場です。
パスタは、アサリとカヴァテッリの、
ルーコラのペーストを和えた一皿。
リパリに来たなら、
何度でも飲むつもりだった、
“マルヴァジア・デッレ・リパリ”
のパッシートは、ここではご馳走。
他にも地元産アマーロも頂いて、
お昼に船で渡った、
サリーナ島の話しをしながら、
なんとも楽しい夜でした。
道を挟んだ反対側が、
厨房のようです。
そして、ここでも、
歩道にいくつものテーブルが。
欧米人はテラス席が大好きです。
風を感じて気持ちよさそうなんですが、
実は、、、。
蚊に悩まされたり、
テーブルががたがたと揺れ、
椅子が斜めになってることも多く、
ここだけの話、
ちょっと苦手な私達なのです。
さて、5月下旬は、
まだ、少し静かなヴァカンスシーズン。
船の予約もいっぱいになるほどの、
活気に溢れた島は、これからです。
次回は、リパリ島の最後回。
お楽しみに!!!
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